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第2回「仔鹿のまなざし-八戸えんぶり(八太郎えんぶり組)編-」を開催します。

2017年4月3日

今年も、八太郎えんぶり組の皆さんに同行させていただいた様子を映像や写真を交えてお話しする「仔鹿のまなざし」を開催する運びとなりました。
会場も昨年に引き続き、魅力的な古書と古民具に溢れた書肆(しょし)逆光さんにて。
去年以上にえんぶり組の方々と密に接する中で感じたことを、現地のお酒やつまみを会場の皆さんと味わいつつ、等身大の言葉でお話できればと思います。
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仔鹿のまなざし 八戸えんぶり(八太郎えんぶり組)編-2-
日時:2017年4月8日(土) 18時〜20時(17時半開場)
主催:仔鹿ネット http://cojika.net/
場所:書肆逆光 (東京都中央区八丁堀2丁目3−3 2F)
会費:2000円(お酒とおつまみのおもてなし付き)
定員:15名
ご予約はこちらから↓
https://goo.gl/forms/iQkWcYIarJstCFNj1
その他お問い合わせ:仔鹿ネット info@cojika.net

概要:
民俗芸能を愛してやまない個人・高橋亜弓の目線で地域の芸能に触れた経験を語る「仔鹿のまなざし」。
第2回となる今回も、味わい深い骨董や古書に溢れた書肆逆光を会場に開催いたします。

テーマは昨年に引き続き「八戸えんぶり(八太郎えんぶり組)」について。
2月17日から4日間に渡る祭礼期間はもちろん、今年は生活館での練習や長者山新羅神社での順番待ちを含めた約1週間、八太郎えんぶり組の方々に同行させていただきました。
組の皆さんに出会った1年前と比べてぐっと成長した子供達の姿に驚きつつ、これまでよりずっと身近で感じることになった2歳〜80歳の演者それぞれの想いや裏方のお母さん方の毎日の熱いサポートに触れる中で、改めて八太郎えんぶり組、そして八戸えんぶりという芸能の魅力に胸を動かされる日々となりました。
今回もたっぷりと撮影してきた動画や写真を交えて、この宝物のような経験を八戸の美味しい地酒や肴とともに等身大の言葉でお話したいと思います。

【八戸えんぶりとは】
青森県八戸市に伝承されている郷土芸能(国指定重要無形民俗文化財)。
毎年2月17日から4日間、その年の豊穣・豊漁を祈願して行われる予祝行事で、長者山新羅神社での奉納後、30以上のえんぶり組が市内を門付けして回る。
馬の頭を象った烏帽子を被る「太夫」による、水口開けから収穫までの稲作の一連の動作を表現した祝詞や所作「摺り」を行うことで、田の神を冬の眠りから「動る(いぶる・ゆさぶり起こす)」意味があるとされている。
また、「摺り」の前後には恵比寿舞や大黒舞などの祝福芸が行われ、八戸地域の人々の無病息災・商売繁盛を祈願する。

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