芸能カレンダー

1月カレンダー

 東北
毎年1月2日 大日堂舞楽/秋田県
[ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財]養老二年(西暦718年)、天皇の勅令によってやってきた都の楽人により伝えられたとされる舞楽。小豆沢、谷内、長嶺、大里の4集落から身を清めた世襲の楽人・舞人たちが集い、五穀豊穣、無病息災を祈願して奉納する。
場所大日霊貴神社 秋田県鹿角市八幡平字堂の上16
0186-32-2706
毎年1月14-15日 大崎八幡松焚祭/宮城県

[市指定無形民俗文化財]14日夜から15日の早朝にかけて行われる松納めの行事。各家から正月中に立てられた門松やしめ縄を持ち寄って焼き、新しい年の幸福を祈る。また、白鉢巻き・白さらしを巻いた氏子による裸参りの行列も行われる。
場所大崎八幡宮 宮城県仙台市青葉区八幡4-6-1
022-234-3606
毎年1月15日に近い日曜 ややまつり/山形県
頭にわら製の冠をかぶり、腰ミノを身につけ、両手にろうそくを持った男児たちが極寒の中で禊を行ったのち、神社を参拝するという行事。健康と安産を祈願して行われる。
場所庄内町千河原八幡神社 山形県東田川郡庄内町千河原
お問合わせ庄内町観光協会 0234-42-2922
毎年1月第3日曜 新山神社裸まいり/秋田県
早朝の極寒の中、井戸で水垢離を行った約300人の若者が白鉢巻きに白ふんどしの姿で雪の山道をほら貝を吹き、掛け声をかけながら供物の鏡餅や酒樽、寒鱈などをかついで山へ登り、神社に奉納する。五穀豊穣、悪霊退散、無病息災を祈願した行事で、修験道の荒行が形を変えて伝承されたものとされる。
場所新山神社 秋田県由利本荘市石脇
お問い合わせ由利本荘市観光協会本荘支部 0184-24-6349
毎年1月19日 白木野人形送り(厄払い祭り)/岩手県

さむらい姿の勇ましいわら人形を先頭に、太鼓を打ち鳴らしながら村外れまで行列する行事。行列の中で村中の厄を負った人形を木に結びつけ、村の厄払いをする。
場所白木野地区公民館 岩手県和賀郡西和賀町白木野
お問い合わせ西和賀町教育委員会生涯学習課 0197-82-2045
 関東
毎年1月3日 御嶽神社太占(ふとまに)祭/東京都
古くから農耕の神として信仰される御嶽神社で行われる神事。鹿の骨を焼き、そのひび割れ方によってその年の農作物の豊凶を占うというもの。神事は一般公開はされないが、その結果がお札として配られる。
場所武蔵御嶽神社 東京都青梅市御岳山176
0428-78-8500
毎年1月8日 鳥越神社どんど焼/東京都
門松・しめ縄などの正月飾りや古いお札などを焚き上げ、健康と家内安全を祈る行事。燃え上がる火の周回で、子どもたちが「とんどやとんど」とはやしながら青竹で地面をたたく。お焚き上げの火や煙に当たるとその年は無病息災といわれている。
場所鳥越神社 東京都台東区鳥越2-4-1
03-3851-6033
毎年1月14日に近い土・日・祝日のいずれか 大磯左義長/神奈川県
[国指定重要無形民俗文化財]正月の松飾りや暼初めなどを集めて、セエトと呼ばれる高さ6~7mのピラミッド形をつくり、火をつける。この火で団子を焼いて食べると風邪を引かない、燃やした書き初めが高く舞い上がると腕が上がるなど、数々の伝えがある。その後、海割と陸側に分かれてヤンナゴッコと呼ばれる綢引きをする。
場所大磯北浜海岸 神奈川県中郡大磯町
お問い合わせ大磯町産業環境部 産業観光課 観光推進係 0463-61-4100
毎年1月15日 ちゃっきらこ/神奈川県
[ユネスコ無形文化遺産、国指定重要無形民俗文化財]境内で女性の唄や囃子に合わせて少女20名ほどが綾竹や舞扇を用いて「ハツイセ」、「チャッキラコ」、「二本踊り」、「よささ節」、「鎌倉節」、「お伊勢参り」といった6曲を五穀豊饒、大漁を祈願して踊る。昔、頼朝が海辺にいた母娘に舞を望んだところ、毋が娘に綾竹(ちやっきらこ)を持たせて踊らせたのが始まりといわれる。
場所本宮、海南神社、仲崎竜神様、花暮竜宮様、三崎港周辺
お問い合わせ三浦市教育部生涯学習課 046-882-1111
毎年1月20日 鰭ヶ崎おびしゃ行事/千葉県
[市指定無形民俗文化財]流山市内各地で行われる行事。おびしゃは「奉射・歩射」と書かれ、的射の出来によってその時の吉凶を占うというもの。七福神に扮したその年の当番の氏子によって神社にて神事が執り行われ、赤鬼や青鬼の的に矢を射る行事が行われる。
場所鰭ヶ崎(ひれがさき)雷神社 千葉県流山市鰭ヶ崎1767
お問い合わせ流山市商工課 04-7150-6085
 中部
毎年11月中旬〜翌3月上旬 花祭り/愛知県
[国指定重要無形民俗文化財]天竜川流域に700年以上に渡り伝承されている祭礼で、湯立て神事を行う霜月神楽の系統とされているが、奥三河地域に伝わるこの花祭りは伊勢神楽や諏訪神楽の影響を受けたものとされ、約400年前より現在に近い形になったといわれている。
神社の庭にかまどを築き、湯立ての釜を中心に鬼舞や少年の舞などが悪霊退散、神人和合、五穀豊穣、無病息災を祈願して夜通し奉納される。毎年11月から翌年3月上旬にかけて、15ヶ所の地区で行われる。
以下は毎年12月に行われる地区。
古戸地区
毎年1月2日午前9時~翌午後5時
古戸会館(愛知県北設楽郡東栄町大字振草字古戸久満土15)
下粟代地区
毎年1月9日午後2時~翌午後2時30分
下粟代生活改善センター(愛知県北設楽郡東栄町大字振草字下粟代黒内)
毎年1月3日 八幡社てんてこ祭/愛知県
[県指定無形民俗文化財]平安時代、清和天皇の斎田がこの地に選ばれたことから始まったとされる農耕の祭礼。大根で作った男根に赤い衣装を身につけた三人の奉仕者が、「てんてこ、てんてこ」とい囃子にあわせて町内を練り歩き、厄を払い、作物の豊作を祈願する。
場所熱池八幡社 西尾市熱池町神田103
お問い合わせ西尾観光案内所 0563-57-7840
毎年1月4日 坂部の冬まつり/長野県
[国指定重要無形民俗文化財]天竜川沿いの集落に伝わる霜月神楽のひとつ。夕方、禰宜を先頭につるぎ・なぎなたを持った神子と呼ばれる子供達や太鼓、笛の囃子手たちなどの行列が神輿に従って本社へ向かったのち、舞土にて湯立神事や舞が翌日まで交互に行われる。
場所大森山諏訪神社 長野県下伊那郡天龍村神原
お問い合わせ天龍村教育委員会 0260-32-3206
毎年1月7日 法多山田遊び祭/静岡県
[国記録選択無形民俗文化財]厄よけ観音として古くから信仰を集めている法多山尊永寺。ここではその年の五穀豊穣を予祝して田遊びが行われる。太刀の舞や棒の舞といった五方固めの呪師作法や、シラクワや田打ちなど稲作の過程を模擬的に演じた舞が奉納される。
場所法多山尊永寺 静岡県袋井市豊沢2777
0538-43-3601
毎年1月14日 鳥追い・ほんやらどう/新潟県
14日夜から15日未明にかけて子どもたちが雪でかまくらを作り、鳥追い唄を歌う民俗行事。田畑を荒らす害虫を追い払い、五穀豊穣を祈願して行われる。「ほんやらどう」は、鳥を追う囃し言葉の「ホーヤレ」と、場所を意味する卜(所)をドウとなまったことからきたとされている。
場所新潟県十日町市内各地
お問い合わせ十日町観光協会 0257-57-3345
毎年1月14日 新野雪祭り/長野県
[国指定重要無形民俗文化財]五穀豊穣を祈願して雪を神前に奉納するという珍しい祭り。元旦から神事は始まっており、締めくくりの14日がハイライト。13日に町の端にある諏訪神社にて禊及び翌日の役決めを行い、14日に向かい端の伊豆神社へ行列して「お上り」を行う。夕方過ぎに一行が伊豆神社に到着した後、猿楽や田楽、神楽や田遊びなど様々な神事芸能が境内の神楽殿・本殿・庭においてそれぞれ夜を徹して行われる。能や狂言など伝統芸能の原点とされ、多くの研究者が訪れる。
場所新野伊豆神社 長野県下伊那郡阿南町新野2608
お問い合わせ阿南町役場 0260-22-2141
毎年1月14日に近い日曜 一の瀬高橋の春駒/山梨県
[国選択無形民俗文化財]馬の飾りを腰元に身につけて乗馬風に見せた踊り手が、露払いの持つ綾竹の指図に従って手にした金輪をシャンシャンと音立てながら踊る。初春の祝福芸の一つで、道祖神祭の際に行われる。一度途絶えたものの保存会が再結成され、今日まで伝承を行っている。
場所旧高野家住宅(甘草屋敷) 山梨県甲州市塩山上於曽1651-15
0553-33-5910
毎年1月13-15日 野沢温泉道祖神火まつり/長野県
[国指定重要無形民俗文化財]14日から15日にかけて大きな木と杉の葉で巨大な社殿を造成する。その夜、火つけ役と火消し役が互いに激しくせり合う攻防戦ののち、社殿に火を入れる勇壮な火祭り。子どもの無事の成長、厄払い、良縁などを祈願して行われる。42歳、41歳、40歳の男性の厄年に当たる3つの年代が「三夜講」と呼ぶ組織を編成し、祭りの執行役を務める。
場所長野県下高井郡野沢温泉村馬場の原
お問い合わせ野沢温泉観光協会
0269-85-3155
 近畿
毎年1月1日 ゲーター祭/三重県
[県指定重要無形民俗文化財]グミの木で日輪をかたどった直径2mほどの輪を作り、それを大勢の若者が青竹で突きあげて落とす勇壮な祭り。悪霊退散、大漁祈願を祈願して行われる。
場所八代神社 三重県鳥羽市神島町
073-478-0006
お問い合わせ鳥羽市観光課
0599-25-1157
毎年1月1日 藤白の獅子舞/和歌山県
[県指定重要無形民俗文化財]後鳥羽院の熊野御幸の際に、獅子舞を披露したのが始まりとされる。穴ごもりをしていた雄獅子が陽気に浮かれてノミをとる仕草など、コミカルな所作が特徴。
場所藤白神社 和歌山県海南市藤白466
073-482-1123
毎年1月第2土曜 勝部の火まつり/滋賀県
[県指定無形民俗文化財]大蛇をかたどった大松明な12基に裸の若者たちが手松明から点火し、年の初めに当たって前年の農作物を氏神に捧げ、感謝を表す。
場所勝部神社 滋賀県守山市勝部1-8-8
077-583-4085
毎年1月14日 吉祥草寺左義長(茅原トンド)/奈良県
[県指定無形民俗文化財]本堂前に雄雌2つの大トンドを作り、火をつけてその年の豊凶を占う。この寺は修験道の開祖役小角の誕生地ともいわれ、多くの山伏が参加する。
場所吉祥草寺 奈良県御所市茅原279
0745-62-3472
毎年1月14-15日 卯杖(うづえ)祭/和歌山県
卯杖とは正月に悪鬼を払うために地面をたたく杖のこと。厄除、無病息災を祈願して祭典が行われる。14日は炊いた小豆粥の中に竹筒を投げ込み、その竹筒に入った粥の具合で豊作凶作を占う粥占神事が行われる。
場所・お問い合わせ伊太祁曽神社 和歌山県和歌山市伊太祁曽558
073-478-0006
毎年1月第3日曜 丹生都比売神社御田祭/和歌山県
[県指定無形民俗文化財]種まきから稲刈りまでの稲作の様子を模擬的に行う予祝の神事。牛の面をつけたり、木製の鍬などを用いて行い、五穀豊穣を祈願する。
場所丹生都比売神社 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
0736-26-0102
毎年1月第4土曜 若草山焼き/奈良県
先人の鎮魂と平和を祈願して行われる行事。金峯山寺の山伏に先導された東大寺・興福寺の衆徒が県公会堂から山麓の野上代神社の大かがり火に点火。春日大社の神官が山焼きの無事を祈って祭典を行った後、大かがり火から松明に移火し、若草山に火を入れる。
場所奈良公園内若草山一帯
奈良県奈良市芝辻町543
0742-22-0375
毎年1月25日 篠原踊・惣谷狂言/奈良県
[県指定重要無形民俗文化財]かつて森の中で材木を選別し、お椀などを製作していた木地師たちが多く暮らしていたとされる篠原地区。当時生息していた獰猛な狼による被害がなくなるよう祈願し、村中の氏子によって総出で踊りを踊ったのが「篠原踊」の由来と言われている。また、「鬼狂言」「狐つり」「舟漕ぎ」「万才」「壺負い」「鳥さし」「鐘引き」「かなぼうし」の8曲が伝えられている「惣谷狂言」もこの地に継承されており、毎年篠原踊と惣谷狂言とがそれぞれ午前、午後と交互に奉納される。
場所天神社 奈良県五條市大塔町惣谷
お問い合わせ五條文化博物館 0747-24-2011
 中国
毎年1月3日 吉兆さんと番内/島根県
吉兆さんとは歳徳神と大きく縫い取りした長さ10m余りの錦の大のぽりのこと。また番内とは古兆さんの先違の厄払いで、年男が大きな鬼面に神楽衣装をつけ、悪魔払いのためのささら竹を手にしたもの。各町内からこの吉兆と番内が出て大太鼓を響かせながら町を練り歩き、大社にて新年の繁栄と無病息災を祈願する。
場所出雲大社 島根県出雲市大社町
お問い合わせ出雲観光協会 0853-53-2112
 九州
毎年1月上旬 熊野神社鬼の修正会/福岡県
[県指定無形民俗文化財]古い型の追儺祭の一つ。燃え盛る三本の大松明を氏子の青年が長い棒で支えて神社の周囲を三周する。無病息災、家内安全を祈願して行われる。
場所熊野神社 福岡県筑後市熊野730
077-583-4085
毎年1月上旬(満潮時) ホーランエンヤ/大分県
大漁旗や吹き流しなどで飾られた宝米船に、締め込み姿の若者、囃子方、踊り方らが乗り込み、「ホーランエンヤ」の掛け声をかけて桂川を上げ潮に乗り漕ぎ上るというもの。上流にある若宮八幡神社を目指して進み、参拝する。航海の安全と豊漁を祈る祭り。
場所豊後高田市桂川一帯 大分県豊後高田市御玉
お問い合わせ豊後高田市商工観光課 0978-22-3100
毎年1月3日 筥崎宮(さこざきぐう)の玉せせり/福岡県
玉清めの儀のあと締め込み姿の青年たちによって行われる、直径30cmの木製の玉の争奪戦。この玉に触れると災厄から逃れ、幸運を授かるといわれているため、激しく揉みあう。岡側が勝てば豊作、浜側か勝てば大漁といわれている。
場所筥崎宮 福岡市東区箱崎1-22-1
092-641-7431
毎年1月7日 太宰府天満宮うそ替えと鬼すべ神事/福岡県
「うそ替え神事」は夕方ごろ、明かりを消した境内で参拝者たちが木で作ったウソを交換する神事。それまでについたウソを誠心に変え、それまでにした悪いことをウソにして吉に取り替えるという意味がある。
「鬼すべ神事」は鬼すべ堂にこもっている鬼(厄)を松葉や藁を盛大に燃やして立ち上がった煙で追い出し、厄を払うという勇壮な神事。
場所太宰府天満宮 福岡県太宰府市宰府4-7-1
092-922-8225
毎年1月7日 玉垂宮の鬼夜/福岡県
[国指定重要無形民俗文化財]大晦日から7日まで行われる「鬼会(オニエ)」の最終日に行われる追儺(ついま)神事。長さ約13m、重さ約1.2tの大松明を六基灯し、それを裸の男たちがかついで鬼を追い回して退治し、厄を払うというもの。松明の火の粉を浴びると一年無病息災と言われ、家内安全、開運招福を祈願して行われる。
場所大善寺玉垂宮 福岡県久留米市大善寺町宮本1463‐1
0942-27-1887
毎年1月第3日曜 へトマト/長崎県
[国指定重要無形民俗文化財]「へぐら」と呼ばれるかまどのススを互いにつけ合い、真っ黒になった顏や体の氏子男性によってワラ玉を奪い合う「玉せせり」や「綱引き」などが行われるほか、長さ3メートル、重さ350キロもあるワラ製の大草履をかついで集落を回り、神社に奉納する。途中子孫繁栄を祈願し、娘を捕まえては草履の上に乗せて胴上げを行う。
場所白浜神社 長崎県五島市下崎山町
お問い合わせ五島市教育委員会生涯学習課 0959-72-7800
毎年1月20日 幸若(こうわか)舞/福岡県
[国指定重要無形民俗文化財]室町時代に越前に與り、各地で隆盛した幸若舞がみやま市大江天満神社にて唯一現在まで継承されている。五穀豊穣を祈願し、平家物語、源平盛衰記、義経記、曽我物語などを題材とした全42番の舞曲のうち現在は8曲が奉納される。
場所大江天満神社境内舞堂 福岡県みやま市瀬高町大江
お問い合わせみやま市教育委員会社会教育課 0944-32-9180

2月カレンダー

 東北
毎年2月1-2日 黒川能(王祇祭)/山形県
[国指定重要無形民俗文化財]1日は王祗様というご神体を当屋と呼ばれる神宿にお迎えし、夜を徹して黒川能が奉納される。黒川能は500年以上もの歴史を持つといわれ、能発生時当初の古式の様式を残した独自の流派を形成しているとして国の重要無形民俗文化財の指定を受けている。なお、祭礼時のふるまいに豆腐が出されるため、豆腐まつりとも呼ばれる。翌2日は春日神社へお帰りになった王祗様の前で、上座・下座で能が競演される。観能は要申し込み。
場所春日神社 鶴岡市黒川字宮の下291
0235-57-3019
観能申し込み公益財団法人黒川能保存会 0235-57-5310
毎年2月11日 加勢鳥/山形県
稼ぎ鳥・火勢鳥という当て字から、火防の縁起として古くから伝わっている民俗行事。地域の青年たちがわらで編んだ「ケンダイ」というミノをかぶり、「かせ鳥、かせ鳥、お祝いだ、クックックッ」という掛け声とともに町を練り歩く。各家や見物客は手桶からお祝いとして冷水を浴びせかける。
場所上山市内 山形県上山市
お問い合わせ上山市観光物産協会 023-672-0839
毎年2月11日 大原水掛祭り/岩手県
2月の極寒の時期、町内を走る裸の男衆たちに火防・厄除を祈願して冷水を浴びせかけるという勇壮な祭礼。江戸時代におきた大火事が由来となっており、火防宣伝の意味合いがあるとされる。当日は厄年の家を厄払いにまわる手踊りや、鹿踊、虎舞など数々の団体による演目も行われる。
場所大原商店街など 岩手県一関市大東町大原
お問い合わせ大原市民センター内 0191-72-2282
毎年2月17-20日 八戸えんぶり/青森県
[国指定重要無形民俗文化財]その年の豊作を祈願するための予祝行事で、種まきや田植えなどの稲作の動作を表現しており、馬の頭を象った烏帽子を被る「太夫」によって頭を大きく振る独特の所作が勇壮かつ優美な芸能。田の神を冬の眠りから「動る(いぶる・ゆさぶり起こす)」意味があるとされ、太夫による「摺り」の合間には恵比寿舞や大黒舞などの祝福芸が行われる。八戸地域の人々の無病息災・商売繁盛を祈願する祭礼。
場所長者山新羅神社 青森県八戸市長者1-6-10
※17日早朝に行われる長者山新羅神社での奉納摺りの後、市内中心地にて市内各地より集結したえんぶり組による「一斉摺り」が行われ、以降3日間はそれぞれの門付け先に移動。
お問い合わせ(公社)八戸観光コンベンション協会 0178-41-1661
 関東
毎年2月第1日曜 水神社永代大御神楽(後草神楽)/千葉県
[県指定無形民俗文化財]オドウと呼ばれるその年の当屋よりお練り行列を作って神社へ向かう。到着後、神楽殿で鎌倉時代以来の岩戸神楽が地元の氏子たちによって古式のまま執り行われる。なお、以前までは岩戸神楽後に湯立神楽も奉納されていた。
場所水神社 千葉県旭市後草1923
お問い合わせ旭市生涯学習課 0479-55-5728
毎年2月10-11日 梅宮神社甘酒まつり/埼玉県
[県指定無形民俗文化財]関東では珍しい頭屋制(輪番制)で決まった当年の祭り当番によって、宵宮の10日に社務所で氏子衆を招いた「座揃式」と呼ばれる酒宴が開かれる。その際に振る舞われる甘酒は頭屋の中から選ばれた杜氏役によって醸されたもので、それを一盃飲む度に皆で謡いをあげる。大祭が行われる11日には祭典の後、「頭送り」という頭屋の引き継ぎとして樽神輿が当年の杜氏宅から受け頭屋宅まで練る。
場所梅宮神社 埼玉県狭山市大字上奥富508
04-2952-5570
毎年2月11日 徳丸北野神社田遊び/東京都
[国指定重要無形民俗文化財]1000年以上もの歴史を持つとされる予祝神事。稲作の一連の仕事を歌と所作で表現し、田の神に奉納する。一年の初めに豊作をあらかじめ祝うことで今年の豊穣を田の神に約束する神事で、板橋区では13日に赤塚地区でも田遊びが行われる。
場所北野神社 東京都板橋区徳丸6-34-3
03-3932-0668
毎年2月13日 赤塚諏訪神社田遊び/東京都
[国指定重要無形民俗文化財]稲作の一連の所作を模擬的に演じ、豊作をあらかじめ祝うことで今年の豊穣を田の神に約束する予祝芸能。拝殿前に「もがり」と呼ばれる田に見立てた舞台を作り、太陽と月を模した日月鉾や梵天などが備えられている。板橋区では11日に徳丸地区でも田遊びが行われるが、こちらでは加えてどんど焼きや獅子舞などが行われる。
場所諏訪神社 東京都板橋区大門11-1
お問い合わせ板橋区教育委員会生涯学習課文化財係 03-3579-2636
毎年2月中旬の土・日曜 世附(よづく)の百万遍念仏/神奈川県
[県指定無形民俗文化財]大数珠を木製の巨大な滑車に取りつけ、男たちが満身の力を込めて回転させる。それを取り囲む大勢の念仏衆は絶えず念仏を唱え、古老の数取りが回転数を数えるという行事。念仏が終わると獅子舞も舞われる。
場所能安寺 神奈川県足柄上郡山北町向原2499
お問い合わせ山北町役場 生涯学習課生涯学習スポーツ班 0465-75-3649
 中部
毎年2月3日(節分) 内浦町あまめはぎ/石川県
[国指定重要無形民俗文化財]能登半島各地で伝わる来訪神アマメハギ。天狗・猿・男・女など様々な面を身につけたアマメハギ役が民家を訪ねてやってきては子供達を驚かしたり、怠惰を戒めたり、厄払いを行ったりする。
場所石川県旧門前町
毎年2月3日(節分) 本成寺節分鬼おどり/新潟県
法華宗総本山の寺での、節分の行事。赤・青・黄・緑・黒の衣装をつけた鬼たちが、大きなのこぎりや刃物を振り回して本堂で暴れ踊る。室町時代に僧侶と地元農民によって盗賊を打ち負かしたという故事にならっており、年男たちが豆を投げることで鬼が逃げて終わる。無病息災を祈願したもので、鬼に抱き上げられた子供は健康に育つとされる。
場所法華宗総本山本成寺 新潟県三条市西本成寺1-1-20
0256-32-0008
毎年2月3日 田遊び神事/新潟県
[国選択無形民俗文化財]古くから伝承されている豊作祈願の神事芸能。餅鍬を担いで神社まで行列し、社前のモチヤキ石で鍬をあぶって焼き入れを行う。その後神前で種まき、苗取り、田打ち、稲刈りなどの仕草を模擬的に演じ、その年の豊作を予祝するというもの。
場所白山神社 新潟県佐渡市大久保89
毎年2月6日 ぞんべらまつり/石川県
[県指定無形民俗文化財]拝殿に設けられた仮の田で、村人たちによって農耕の一連の所作が演じられる、豊作祈願の予祝行事。「ゾンブリ」という掛け声から、この名がついたとされる。
場所鬼屋神明宮 石川県輪島市門前町鬼屋
毎年2月8日 戸沢のネジとわら馬曳き/長野県
[国選択無形民俗文化財]わらでこしらえた小さな馬を親子で引いて道祖神をお参りし、子どもの無病息災を祈る行事。その際あらかじめ各家で食紅を練りこんで作ったネジと呼ぶ餅をお供えする。
場所長野県上田市真田町戸沢地区
お問い合わせ真田地域自治センター 0268-72-2200
毎年2月10日 御願神事(竹割まつり)/石川県
[県指定無形民俗文化財]氏子衆たちが白襦袢・白短ばかま姿で境内に乱入し、2m以上もある青竹を一斉に所構わずたたき割ってまわる迫力ある祭礼。その後、拝殿より大蛇に見立てた巨大な大縄を境内内外を引きずり回ったのち川へ投げ入れる。なお、青竹の破片は悪疫・災難よけとして重宝される。
場所菅生石部(すごういそべ)神社 加賀市大聖寺敷地ル乙81
0761-72-0412
毎年2月10-11日 豊橋鬼まつり/愛知県
[国指定重要無形民俗文化財]吉田城の鎮護としてまつられた神明社に伝わる神事。荒ぶる赤鬼と天狗のユーモラスな「からかい」の行事のあと、負けて逃げる赤鬼が償いとして白い粉と厄除けのタン切り飴を道中にまく。これを食べるとその年は無病息災と言われる。
場所安久美神戸神明社 愛知県豊橋市八町通3-17
0532-52-5257
毎年2月第2日曜 鳥羽の大篝火/愛知県
[国指定重要無形民俗文化財]約1200年前に伝わったという説のある、歴史ある祭礼。神木を中心に高さ5mにも及ぶ逆円すい形の大松明「すずみ」を二基作り、点火。その後東西2地区から1人ずつ選ばれた神男が、燃え盛る「すずみ」から神木と十二縄を競って取り出して神前に供える。その結果によってその年の天候や豊凶を占うという非常に勇壮な神事。
場所神明社 愛知県西尾市鳥羽西迫89
0563-62-2852
 近畿
毎年2月初旬 花園の御田舞/和歌山県
[国指定重要無形民俗文化財]6日に行われる杉野原の御田舞と同じく平安時代から伝わる田遊びのひとつ。田打から始まって牛呼び・苗代・にしやも踊・田植などの所作が演じられる。田の神、そして田を歴代護ってきた先祖を崇拝し、一年の五穀豊穣を祈願して行われる。
場所遍照寺 和歌山県かつらぎ町花園梁瀬1567
お問い合わせかつらぎ町観光協会 0736-22-0300
毎年2月初旬 杉野原の御田の舞/和歌山県
[国指定重要無形民俗文化財]平安時代から伝わる五穀豊穣を祈る田植神事。稲作の過程を模擬的に演じることでその年の五穀豊穣を祈願する予祝の神事。歌や衣装に都の雅びを残す古典芸能で、夜からふんどし姿の若者たちが火鉢を囲み、腕を組んで押し合う「裸苗押し」は迫力がある。
場所宝雨山雨鍚寺阿弥陀堂 有田川町杉野原976
お問い合わせ有田川町教育委員会 0737-52-2111
毎年2月1-5日 尾鷲ヤーヤ祭/三重県
手甲脚絆の白装束の青年たちが山車に従い、「ヤアヤア」の掛け声で各町の山車とぶつかり、もみ合う激しい祭礼。豊漁・農作を祈願して行われる。
場所尾鷲神社 三重県尾鷲市北浦町12-5
お問い合わせ尾鷲観光物産協会 0597-23-8261
毎年2月3日(節分) 西円堂の鬼追い式/奈良県
1日からの修二会の中の行事で、20時すぎから始まる。法隆寺内の西円堂に黒鬼・青鬼・赤鬼が現れ、持っている松明を群衆に向けて振り回すなどして暴れるが、最後には毘沙門天に押さえられる。
場所西円堂 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内
0745-75-2555
毎年2月3日(節分) 興福寺鬼追い式/奈良県
東金堂に6匹の鬼が現れて松明を振って暴れ回るが、毘沙門天によって押さえられる。その後、豆まきも行われる。厄除け招福の行事。
場所興福寺 奈良市登大路町48
0742-22-7755
毎年2月第1日曜 飛鳥坐神社おんだまつり/奈良県
14時ごろから拝殿で一連の農耕の様子を模擬的に演じる田植え神事が行われた後、天狗とお多福が現れて夫婦和合のさまを所作で表現する。最後に使われる「ふくの紙」を持ち帰ると子宝に恵まれるという、五穀豊穣、子孫繁栄を祈願する非常にユーモラスな祭礼。
場所飛鳥坐神社 奈良県高市郡明日香村飛鳥707-1
0744-54-2071
 九州
毎年2月3日(節分) 最教寺子泣き相撲/長崎県
土俵で満1歳前後の赤ん坊2人を向かい合わせて座らせ、行司役があやしたり、おどしたりして先に泣き出した子が勝ちとする泣き相撲。赤ん坊の泣き声には悪疫退散の効果があるとされる。
場所最教寺三重の塔前 長崎県平戸市岩の上町1205
0950-22-2669
毎年2月中旬 すみつけ祭り/大分県
山神社の大幣2本をかつぎだし、赤い面や装束を身につけた荒神を先導に鍋や釜の墨をつけた大根を手にした子供達が各家を回り、顔に墨を塗るというもの。通行人にも区別なく墨をつけるので大変賑わう。かつて全国屈指で会った銀山に勤める坑夫達の事故防止と無病息災、また鉱山繁栄を願って始められたといわれている。2年に一度、西暦偶数年に開催。
場所宇目木浦鉱山 大分県佐伯市宇目
お問い合わせ木浦すみつけ祭り保存会 0972-52-1111

3月カレンダー

 東北
毎年3月下旬 会津彼岸獅子/福島県
[市無形民俗文化財]会津盆地の各市街地や集落を、一人一頭立ちで太夫獅子・雄獅子・雌獅子の三体一組の獅子舞として行脚する。豊作と家内安全を祈願し、春のお彼岸の行事のひとつとして行われる。
場所鶴ヶ城、阿弥陀寺、ほか市内各所 福島県会津若松市追手町1-1(鶴ヶ城)
0568-76-2906
お問い合わせ会津若松観光物産協会 0242-24-3000
 関東
毎年3月1日 春日神社御とう神事/東京都
[都指定無形民俗文化財]1日の夜中、当番として選ばれた男衆が極寒の秋川の流れで身を清め、火打ち石により火を起こして精進料理をつくり、神前に供えるというもの。「御とう」とは、食物を分け合って食べるという意味で、村人が神様と同じ料理を食べて感謝をする祭礼。
場所春日神社 東京都西多摩郡檜原村本宿500
お問い合わせ檜原村観光協会 042-598-0069
毎年3月第1日曜 御田植祭(蒔田祭り)/埼玉県
その年の豊作を祈る予祝の行事。神杜の境内を御神田に見立て、神部(かんべ)と呼ばれる氏子衆によって田植唄や祝唄を唄いながら、稲作の所作を模擬的に行うというもの。「代掻き」では御神馬2頭を引入れて行われる。
場所上蒔田椋神社 埼玉県秩父市蒔田
お問い合わせ秩父市教育委員会事務局文化財保護課 0494-22-2481
毎年3月9日 鹿島神宮祭頭祭/埼玉県
「出立・始まり」を司る鹿島大神で、春の初めに五穀豊穣と繁栄を祈願して行われる鹿島立ち神事。華やかな装束を身にまとい、約2mもの樫棒を激しく打ち合わせながら、はやし歌を歌って町内を練り歩く。
場所鹿島神宮 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
0299-82-1209
毎年3月中旬 那須神社祭/栃木県
那須与一が奉納したといわれる太刀や重要文化財として国の指定を受けた本殿と楼門が見事な那須神社での春の大祭。古式の永代々抻楽、流鏑馬や大きな獅子頭が特徴の獅子舞、子供相撲が奉納される。
場所那須神社 栃木県大田原市南金丸1628
0287-22-3281
毎年3月27日 仙石湯立獅子舞/神奈川県
[国選択重要無形民俗文化財]獅子舞と湯立て神事が合わさった珍しい行事。煮えたぎる大釜の湯を笹の葉でかき回し、氏子や参拝者に湯を振りかける「釜めぐりの舞」では、湯を浴びるとその年は病気をしないといわれている。無病息災を祈願して行われる。
場所仙石原諏訪神社 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
お問い合わせ箱根町総合観光案内所 0460-85-5700
 中部
毎年3月2日 若狭お水送り/福井県
奈良東大寺二月堂のお水取りと一体の行事。
数々の神事の後、夕方頃に神宮寺で修二会が行われる。その後、巨大松明から転火された大護摩「だったんの神火」でお水を浄め、柴灯護摩法要の後に遠敷川端の上流の鵜の瀬まで山伏姿の人を先頭に数百人が行列。送水文を読み上げて邪気払いをし、これを流れに投げて水を切ることで行事を終える。この時の「お香水」は10日後、東大寺二月堂の「お水取り」で汲み上げられる。
場所神宮寺 福井県小浜市神宮寺30-4
お問い合わせ若狭おばま観光案内所 0770-52-2082
毎年3月初旬の日曜 姫の宮豊年祭(おそそ祭り)/愛知県
3月15日の田縣神社の豊年祭が男根を神輿としていたのに対し、そこから数キロ先にある大縣神社では女陰を模した山車をのせた御輿が出て福餅がまかれる。また、社前の大榊につり下げられた宝物を、参詣者は安産・縁結び・夫婦円満のお守りとして競って持ち帰る。
場所大縣神社 石川県羽咋市寺家町ク1
お問い合わせ羽咋市商工観光課 0767-22-1118
毎年3月15日 古式作始め神事/長野県
[県指定無形民俗文化財]国宝である仁科神明宮にて行われる、400年以上の歴史を持つとされるお田植え神事。その年の豊凶を占う神事として行われており、作付けの一大指針とされている。神楽殿内に御神田に見立てた区画を設け、鍬初めから苗代づくり・種播き・鳥追いまでの稲作の一連の所作を模擬的に演じる。
場所仁科神明宮 長野県大町市社1159
0261-62-9168
毎年3月15日 田縣の豊年祭/愛知県
ヒノキで奉製された男根像を神前にお供えして祭典を行ったのち、男根を描いた大のぽりを先頭に、像を乗せた神輿と十数本の神符をつけた大榊の行列が出る。この大榊の葉を祭ると幸運・豊作というので参拝者は競ってもぎ取る。
場所田縣神社 愛知県小牧市田県町152
0568-76-2906
毎年3月17日 藤守の田遊び/静岡県
[国指定無形民俗文化財]当日は午前から「内祭の儀」「外祭の儀」と呼ばれる饗応儀礼および豊凶を占う的射儀礼があり、夕刻の6時頃から田遊びが始まる。芸能の奉仕者は氏子中の未婚男子で、女物の腰帯を数本束ねてタスキとして身につける。演目は年齢によって振り分けられるが、最も重要な役とされる「振取」は青年団長が務め、全体の統率を行う。奉納される田楽は25番の演目と番外からなり、1年の農作業の行程を模擬的に演じることで田の神に五穀豊穣を祈願する。
場所大井八幡宮 静岡県焼津市藤守686-1
お問い合わせ焼津市教育委員会 歴史民俗資料館 054-629-6847
毎年春分の日とその前日 真桑操り人形浄瑠璃/岐阜県
[国指定重要無形民俗文化財]厳しい水害による灌漑用水の激しい取り合いを納めた福田源七郎の功に感謝して始められたとされる人形浄瑠璃。初めは一人遣いだったと言われているが、現在では1mほどの背丈の人形を3人遣いで行っている。人形の首は男役53個、女役19個もあり、文楽発祥の頃と思われる古風なものが現在も保存されている。
場所・お問い合わせ物部神社 岐阜県本巣市上真桑本郷
毎年3月下旬 平国祭(おいでまつり)/石川県
気多神社の祭神大国主大神の国土平定の大業をしのぶ神幸祭。陣馬を先頭にした大行列が約300キロ、5泊6日かけて羽咋市の気多大社と七尾市の生国玉比古神社との間を往復する。地元の人々の間ではこの祭りで春が来るといわれている。
場所気多大社 石川県羽咋市寺家町ク1
お問い合わせ羽咋市商工観光課 0767-22-1118
寅年と申年の3月下旬 飯田のお練まつり/長野県
諏訪の御柱祭と同じく、寅年と申年に行われる祭礼。各町内からの神輿・大名行列・大神楽獅子・獅子舞・獅子屋台などによる盛大な行列が市内で行われる。次は2022年(寅)と2028年(申)。
場所長野県飯田市内
お問い合わせ飯田商工会議所 0265-24-1234
 近畿
毎年3月10日 芸能上達祈願祭/京都府
嵐山の虚空蔵さんで知られ、手芸や芸能上達の守護神として信仰の篤い法輪寺で行われる祭典。法要の後、能や狂言の奉納が行われ、芸能の上達を祈って多くの関係者が参拝する。
場所法輪寺 京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町68
075-861-0069
毎年3月12日 二月堂の修二会(お水取り)/奈良県
修二会は、東大寺の僧たちが自身の犯した罪やけがれを二月堂の本尊十一面観世音に懺悔し、あわせて国家安泰と人々の豊楽を祈る行事。天平勝宝4年(752)に始まって以来、1250年以上も続いている。行事は14日間行われるが、「お水取り」は本尊にお供えする霊水を二月堂に設置されている「若狭井」から汲み取る儀式で、12日の夜中に行われる。なお、「おたいまつ」は練行衆(この行法に参加する僧)が二月堂の回廊で大松明を振り回す行事で、1日から14日まで毎日行われる。なお、関西ではこのお水取りが終わると春が来るとされる。
場所東大寺二月堂 奈良県奈良市雑司町406-1
お問い合わせ東大寺社務所 0742-22-5511
 中国
毎年3月3日以降の最初の日曜日 大竹ひな流し/広島県
桃の節句に飾られたお供え物や、紙の内裏ぴなを桟俵(さんだわら)に乗せて流し、女児の健やかな成長と幸福を祈念する素朴な行事。
場所小瀬川流域の木野両国橋下流の河原、旧穂仁原小学校前の河原、青木神社前(下流部)、住吉神社前(下流部)
広島県大竹市
お問い合わせ大竹市青少年育成市民会議事務局 0827-53-5800
 九州
毎年3月の申の日 阿蘇神社田作祭 火振り神事/熊本県
[国指定重要無形民俗文化財]稲の神である国龍神の婚礼を祝う祭りで、申の日の夜、町民たちがカヤを束ねて作った松明に火をつけて振り回し、国龍神の奥方を迎えるというもの。町中が火の海のようになる幻想的な神事。
場所・お問い合わせ阿蘇神社 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
0967-22-0064
毎年3月15日 英彦山神宮御田祭/福岡県
御田斎場において行われる娘8人による田植舞を皮切りに、クワ入れから田植えまで、稲作の古式な各行程が模擬的に演じられる。五穀豊穣を祈願して行われるもので、種まきでまかれる籾は参詣者が自分の苗代にまくため持って帰る。
場所・お問い合わせ英彦山神宮 福岡県田川郡添田町大字英彦山1
0947-85-0001
毎年3日20日 川内早馬まつり/鹿児島県
五穀豊穣と牛馬繁殖の祈願祭として行なわれている祭礼。五色の布や鈴、御幣などで飾りたてた「鈴懸馬」が神事の後、三味線や踊りに合わせて足踏みをしたり、はねたりして踊りを奉納する。
場所・お問い合わせ新田神社 鹿児島県薩摩川内市宮内町1935-2
0996-22-4722
毎年3月27日 阿蘇神社泥打祭/福岡県
[県指定重要無形民俗文化財]五穀豊穣を祈念して行われる祭り。その年の田の神として選ばれた代宮司が白装束・白頭巾に御幣を持った姿で境内に設けられた「神の座」に着く。すると泥土を塗りたくられ、大酒を与えられる。その後牡獅子・牝獅子の先導の元、子供達に泥土を次々に投げかけられながら地区境にある道祖神まで御神幸をする。代宮司についた泥が多いほどその年は豊作とされる。
場所阿蘇神社 福岡県朝倉市杷木穂坂396
お問い合わせ道の駅「原鶴」インフォメーションセンター 0946-62-0730

4月カレンダー

 東北
毎年4月上旬 日枝神社例祭の長瀞猪子踊り/山形県
長瀞猪子踊りという、猪子頭に山鳥の羽を供えたものを被り、腰に締めた太鼓を打ち鳴らしながら踊る芸能が奉納される。午前中に慈覚大師ゆかりの長源寺にて猪子頭に「精(しん)入れ」の儀式を行い、名号を戴く。その後長瀞地区の各所を踊って回った後、最後に日枝神社で奉納(14:00~)を行う。
場所
日枝神社 山形県東根市長瀞字北方1512-4
お問い合わせ
東根市長瀞公民館 0237-42-0301
毎年4月15日 鼠ヶ関神輿流し/山形県
豊漁と豊穣を祈る厳島神社の例祭。白装束の若衆が鼠ヶ関川に神輿を流し、互いに水を掛け合う勇壮な行事。単に洗い清めるだけでなく神の霊力を強めるための呪術の一種ともいわれている。鼠ヶ関川にたどり着くまでの3~4時間、氏子の家々を練り歩き、途中で出される御神酒で勢いをつけてゆく。
場所
厳島神社 山形県鶴岡市鼠ヶ関
お問い合わせ
鼠ヶ関自治会 0235-44-2112
 関東
毎年4月1日 筑波山神社春の御座替(おざがわり)祭/茨城県
古来より山岳信仰の厚い筑波山最大の祭り。男体山と女体山(祭神はそれぞれイザナギ、イザナミ)の本殿にある神衣を取り替え、神様の衣替えを行う。この時、両祭神は農耕を見守るため、また、涼しい山頂の本殿を子神に譲るために、神座を中腹の拝殿に移すと言われている(秋は逆)。秋期祭は11月1日。
場所・お問い合わせ
筑波山神社 茨城県つくば市筑波1
029-866-0502
毎年4月2日 輪王寺強飯式/栃木県
大きせる・ねじれ棒・金剛づえなどをもった山伏姿の強飯僧が、信者から選ばれた白飯頂戴人に山盛りの飯を「さあ食え」と迫る古い伝統行事。頂戴人には家運長久・商売繁盛などの御利益があるとされる。
場所・お問い合わせ
輪王寺 栃木県日光市山内2300
0288-54-0531
毎年4月3日 成田のおどり花見/千葉県
[県指定無形民俗文化財]各町内の女人講(にょにんこう)と呼ばれる女性たちによって弥勒おどりを奉納し、神仏を慰め悪疫の退散を願うというもの。旧成田町を形成していた上町・幸町・花崎町・田町・東町・本町・仲町の7ヵ町で16の神仏の前で行われる。
場所
千葉県成田市 成田山表参道及び旧成田町の各地
お問い合わせ
成田市観光案内所 0476-22-2102
毎年4月3日 宝登(ほど)山神社例大祭/埼玉県
太々神楽や獅子舞などの郷土芸能が奉奏される。この神社は古くは「火止山」とかかれ、火防の神として付近一帯の人々の信仰が厚い。
場所・お問い合わせ
宝登山神社 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828
0494-66-0084
毎年4月4日 秩父神社御田植祭/埼玉県
神社の鳥居と神門の間に2本のしめ縄を張り、その中を水田に見立てて神歌を歌いながら田植えの所作をし、1年の豊穣を祈願する。これが済むと切り餅をまくが、それを拾って苗代に入れると稲がよく実るといわれている。
場所・お問い合わせ
秩父神社 埼玉県秩父市番場町1-3
0494-22-0262
毎年4月第1土・日曜 香取神宮御田植祭/千葉県
日本三大御田植祭の一つ。土曜日は耕田式で、鎌・鍬・鋤や牛によって耕田風景を模した行事が行われ、舞女による田舞や早乙女手代による植初め行事が行われる。また、8人の稚児の周囲をナソリ、オオベシミ、ウバと呼ばれる面をかぶった祓い役が廻りお祓いする。日曜日は田植式が行われ、8人の早乙女と荒神・田の神・稲荷の三神とで田植え歌を唄いながら苗を植える所作を行う。
場所
香取神宮 千葉県香取市香取1697-1
0478-57-3211
毎年4月8日 玉前神社春季例大祭/千葉県
[県指定無形民俗文化財]この例祭では上総神楽(かずさかぐら)と呼ばれる江戸時代から伝承されている神楽が奉納される。23の神楽面を有し、36の演目から構成されているうちの16の演目が現在行われている。
場所
玉前神社 千葉県長生郡一宮町一宮3048
0475-42-2711
毎年4月第2日曜 マダラ鬼神祭/茨城県
雨引山楽法寺の奇祭。鬼の面をつけ、馬にまたがったマダラ鬼神を先頭に30人ほどが石段を駆け上がる。その後赤鬼・青鬼ら6鬼神たちが鬼太鼓に合わせて踊り、厄よけの破魔矢を射る。兵火によって寺が焼失したとき、住職の前にマダラ鬼神が現れ大勢の鬼を使い寺を再建したという古事にちなみ、鬼神に感謝を捧げる祭りと言われている。
場所
雨引観音 茨城県桜川市本木1
0296-58-5009
毎年4月15日 塚崎の獅子舞/茨城県
古くからこの地方に伝わる獅子舞。五穀豊穣・天下太平を祈るためのもので、かつては地域の長男だけで構成された「獅子講」によって行われていた(現在は保存会が継承を行っている)。この獅子舞の日には、塚崎へきた嫁や他村へ嫁いだ人たちも里帰りして参拝する風習があり、獅子の風かけの中に頭を入れて、子どもの成長や子宝の授かりを祈る。
場所
香取神社 茨城県猿島郡境町塚崎2876
お問い合わせ
茨城県教育庁文化課文化財担当 029-301-5449
毎年4月15日に近い土・日曜 笹井豊年足踊り/埼玉県
[市指定無形民俗文化財]踊り手は床に寝て、お面をつけた足を高々と上げ、囃子にあわせて踊る。笹井囃子の演目の1つで、笹井白髭神社の祭礼に五穀豊穣を祈願して奉納される。
場所
笹井白鬚神社 埼玉県狭山市笹井1962
お問い合わせ
狭山市社会教育課 04-2953-1111
毎年4月15日を過ぎた最初の日曜日 品川神社の太々神楽/東京都
[都指定無形民俗文化財]笛、大拍子、大太鼓による品川拍子という独自の拍子をもつ神楽。五穀豊饒、悪疫退散、無病息災などを祈願し12の舞が奉納される。徳川家康が関が原の戦いに出陣の際、勝利を祈願して奉納したものといわれている。
場所
品川神社 東京都品川区北品川3-7-15
03-3474-5575
毎年4月第3日曜 白久の串人形/埼玉県
[国選択無形民俗文化財]2人遣いの人形芝居。1人が人形を支えて頭を操り、1人は2本の竹串で人形の手を操るので串人形と呼ばれ、全国的にも珍しい。文楽と同様、義太夫で上演される。
場所
豆早原(ずさばら)区公会堂 埼玉県秩父市荒川白久
お問い合わせ
埼玉県秩父市役所荒川総合支所地域振興課 0494-54-2114
 中部
毎年4月上旬〜下旬 佐渡島まつり/新潟県
4月全体を通して島内各地で多彩な芸能が行われる。特に15・16日に集中し、集落ごとで鬼太鼓、大獅子の門付や小獅子舞などが奉納される。
場所
新潟県佐渡島各集落
お問い合わせ
佐渡観光協会 0259-27-5000
毎年4月3日 手杵祭り/福井県
[県指定重要無形民俗文化財]昔、小浜に漂着した唐船を略奪殺りくしたところ悪疫が流行したので、その罪を懺悔し怨霊を弔う祭りとされている。若者が頭にシダの葉をかぶり、顔には墨を塗った異様な扮装をして、唐船丸という5mほどの木船をかつぎ、先祖の悪業をまねて弓矢などで人を殺す所作をする。2006年以降は中断していたが、2014年に再開。定期的には開催していないため、要確認。
場所
加茂神社 福井県小浜市矢代
お問い合わせ
若狭おばま観光案内所 0770−52−2082
毎年4月3日 生きびなまつり/岐阜県
もともと蚕糸業が盛んだったこの地方で、養蚕豊鐃を願う祭りに、寒冷地のためにひと月遅れのひな祭りをとり入れた祭典。稚児や選ばれた9人の女性が参道を行列する。この後、これらの生きびなさまによる餅投げがあり、菱餅や繭だんごが振る舞われる。
場所・お問い合わせ
飛騨一宮水無(みし)神社 岐阜県高山市一之宮町5323
0577-53-2001
毎年4月4日 大瀬まつり/静岡県
大瀬神社は昔から海上鎮護の神として漁業関係者の尊信を集めている。この祭りでは、「勇み踊り」を踊る女装の青年達を船に乗せ、岸壁に到着すると海に向かって俵を投げる。それを泳いで拾った青年達が神社に大漁と航海の安全を願って参詣をするというもの。
場所
大瀬神社 静岡県沼津市西浦江梨329
お問い合わせ
大瀬海浜商業組合 055-942-3052
毎年4月4-6日 輪島曳山祭/石川県
住吉神社の春の例祭で総輪島塗、高さ5mの華麗な曳山が街を練り歩く。運営は厄年の男衆が行う習わし。なお、境内には「おまつり館」という神社の米倉を改造した建物があり、ここで山車や神輿、古文書類などが展示されている。
場所・お問い合わせ
住吉神社 石川県輪島市鳳至町鳳至丁3
0768-22-0656
毎年4月4−5日 山梨岡神社春例大祭/山梨県
崇神天皇の勅令で創建されたという古社。御室山麓にある神社に、すぐ近くの四阿(あすまや)山から神輿が急坂を渡御し、町内一巡後また山へ戻る。信玄が出陣の際奉納したという太々神楽(県指定無形民俗文化財)が奉納される。
場所・お問い合わせ
山梨岡神社 山梨県笛吹市春日居町鎮目1096
0553-26-3111
毎年4月8日 宇波西(うわせ)神社の王の舞/福井県
[国指定重要無形民俗文化財]古い舞楽(ぶがく)の中にあった竜王の舞が長い年月の間に変化し「王の舞」になったもの、あるいは、かつてこの地域で人々を困らせた暴れ牛を追い払うために、天狗の面をつけて雄壮(ゆうそう)な踊りを見せたことが始まりとも。豊漁や豊作、そして国の平安を祈るものとして中世より行われている。
場所・お問い合わせ
宇波西(うわせ)神社 福井県三方上中郡若狭町気山129−3
0770-45-0326
毎年4月8日に近い日曜日とその前日 若葉祭/愛知県
神幸祭の中心はご神体である獅子頭。その前後に各組のシンボルと言える依代としての「ダシ」。男子による巫女風衣装の舞「神兒舞(みこまい)」、朝鮮通信使との関係が深いとされる「笹踊」が牛久保地域を巡幸するが、笹踊の囃子方「やんようがみ」が囃子唄にのって道路に寝転ぶところにこの祭りの特徴があるとされる。
八幡社前に留め置かれた大山車(おおやま)では人間による人形振りの太鼓舞である「隠れ太鼓」が行われ、その所作はアクロバチックで見る者を魅了する。神幸祭終了後の「三ッ車」では各組「ダシ」が隠れ太鼓や神兒舞、笹踊の前で衝き廻しを行い、最後に笹踊が行われ、各組「ダシ」は駆け足で会所へと帰っていく。
場所
牛久保八幡社 愛知県豊川市牛久保町常磐164
お問い合わせ
豊川市観光協会 0533-89-2206
毎年4月10日 糸魚川けんか祭り/新潟県
市内の二つの地区の若衆が、神輿を神前に早く奉納すればその年の豊作・豊漁に恵まれるということで、境内を周り、ぶつかりながら先を争ってもみ合う。神輿が無事に奉納された後、稚児による奉納舞楽が行われる。舞楽は国の重要無形民俗文化財。
場所
天津神社 糸魚川市一の宮1-3-34
お問い合わせ
糸魚川市観光案内所 025-553-1785
毎年4月10日の前の日曜 諏訪神社天津司(てんずし)の舞/山梨県
[国指定要無形民俗文化財]小瀬町の天津司神社から隣町の下鍛冶屋町の諏訪神社まで、ご神体である9体の人形が渡御し、豊作祈願と災難除けのために境内で舞が行われる。日本最古の人形芝居とも言われ、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
場所
天津司神社 山梨県甲府市小瀬町557
お問い合わせ
甲府市観光課 055-237-5702
毎年4月11日 大倉まつり/新潟県
[市指定無形民俗文化財]神輿の渡御をはじめ、神社の前庭で鬼太鼓やなぎなた、獅子舞、棒振り、豆まき、古式による流鏑馬も行われる。
場所
大幡神社 新潟県佐渡市相川大倉
お問い合わせ
佐渡観光協会相川案内所 0259-74-2220
毎年4月14日に近い日曜 半原文楽/岐阜県
[県指定無形民俗文化財]江戸時代淡路の人形遣いによって伝授されたものと伝えられる人形浄瑠璃が上演される。保存会による継承で、頭78、衣装も80程残っているという。
場所
半原日吉神社 岐阜県瑞浪市宮前町1-44
0572-68-6020 
毎年4月13日 能郷白山神社例祭/岐阜県
[国指定重要無形民俗文化財]白山神社は1000年以上前に記された美濃国神名帳にも見える古社。例祭に演じられる猿楽と狂言は、現在の能楽の整備される以前の様式を伝え、能は翁・三番叟など10曲、狂言は百姓狂言・餅酒など12曲が行われる。
場所
能郷白山神社 岐阜県本巣市根尾能郷162
お問い合わせ
根尾公民館 0581-38-2515
毎年4月15日 諏訪大社上社御頭祭(酉の祭)/長野県
諏訪大社上社本宮での神事の後に、上社前宮で行われる固有の神事。神饌として鹿の頭(現在は鹿肉と剥製の鹿の頭)やキジなどが神前に供えられ、ヒノキの柱にはヤナギ・コブシの花を結びつけ、幣束が捧げられる。五穀豊穣を祈り、祭神の使いが信濃国中を巡回するに際して行われたお祭りで、大御立座神事とも呼ばれる。
場所
諏訪大社上社本宮 長野県諏訪市中洲宮山1
0266-52-1919
毎年4月16日に近い日曜 杵振り踊り(平流川踊り)/岐阜県
[県指定重要無形民俗文化財]竹のシンに赤・黄・青の紙を貼った市松模様の臼をかたどった笠をかぶり、太鼓に合わせて杵を振る踊り。総勢150人が町内(蛭川総合事務所前を出発する)を神社にむけて行進する。五穀豊穣を願って踊ってきたものと伝えられている。杵振り踊りの前後では神輿や神事などの様々な芸能も行われる。
場所
安弘見(あびろみ)神社 岐阜県中津川市蛭川中切区1033−1
お問い合わせ
中津川市蛭川観光協会事務局 0573-45-2211
毎年4月17日 ごんごんまつり/富山県
若者たちが大きな生木の松の丸太のしゅもく撞木をかついで鐘をつき、その数を比べ合う。「ごんごんまつり」は鐘の音から。江戸時代初期に起こった大日照りのための雨ごい行法が成就したことで、上日寺の鐘を打ち鳴らして喜び祝ったのが由来とされている。
場所
上日(じょうにち)寺 富山県氷見市朝日本町
お問い合わせ
氷見市観光課 0766-74-8106
毎年4月18日に近い土・日曜 小国神社例祭(十二段舞楽)/静岡県
[国指定重要無形民俗文化財]文武天皇の大宝元(701)年に奉納された舞楽十二段が長時間にわたって奉納される。うち6段は子供の舞子によって舞われ、連舞・蝶の舞・鳥の舞・新まっく舞・抜頭と呼ばれる「稚児舞」と太平楽の「太刀」とに区別される。
場所
小国神社 静岡県周智郡森町一宮3956-1
0538-89-7302
毎年4月29日 東津汲鎌倉踊/岐阜県
[県指定重要無形民俗文化財]2m以上もある、くじゃくの羽を模した飾りを背中につけ、太鼓をたたきながら踊る勇壮な「鎌倉踊」が奉納される。武者踊り、シナイ踊りとも呼ばれ、源氏が平家を滅ぼしたときに、戦勝を祝って踊ったものと伝えられている。
場所
白鬚神社 岐阜県(いび)郡揖斐川(いびがわ)町東津汲(ひがしつぐみ)
お問い合わせ
揖斐川町役場 0585-54-2111
毎年4月第1日曜 親沢の三番叟(さんばそう)/長野県
[県指定無形民俗文化財]300年以上の歴史をもつとされる豊年を祈願する農業祭事で、神社の境内で3体の操り人形が能の翁の謡に合わせて舞う。13時からは近接した川平地区で獅子舞が行われる。
場所
親沢諏訪神社 長野県小海町小海親沢
お問い合わせ
小海町観光課 0267-92-2511
毎年4月第2土・日曜 大矢田ヒンココまつり/岐阜県
[国選択無形民俗文化財]「ヒンココ」とは、竹籠に紙を貼って作られたかかしのような棒あやつり人形が演ずる人形劇のこと。農人形、神人、大蛇などがあり、首だけが動かせるようになっている。お旅所のある小山の中腹に幕を張り、笛・太鼓・摺鉦による囃子の中、出雲神話である大蛇退治などが演じられる。
場所
大矢田神社 岐阜県美濃市大矢田2596
お問い合わせ
美濃市産業振興部観光課 0575-33-1122
毎年4月第3土・日曜 久田見祭(糸切りからくり)/岐阜県
[国指定重要無形民俗文化財]坂道が多い地形が理由で6台出される山車は小型2輪車なのが特徴。舞台の人形を操るのにも独特の工夫をし、歯車と糸で人形を操る仕掛けになっている。この祭りの関係者は祭りの間は一切酒を飲まない風習が残っている。
場所
久田見明神神社・白鬚神社 岐阜県加茂郡八百津町久田見
お問い合わせ
八百津町産業課 0574-43-2111
毎年4月第3日曜 どうじゃこうの神事/岐阜県
[県指定重要無形民俗文化財]春日神社例大祭において能舞台上で種々の曲が演じられるが、「どうじゃこう(童子夜行)」もそのひとつ。二体の木偶(でく)と松明を載せた箱を、大松明にからくりを用いて点火する。最後に氏子総代たちが「どうじゃこう」と唱えて式が終わると、舞台の柱の竹串や割竹などをお守りとして奪い合う。除災招福・五穀豊穣を祈るもの。
場所
春日神社 岐阜県関市南春日町1
0575-22-0570
 近畿
毎年4月上旬の日曜 伊勢の森神社春祭りの梯子獅子/兵庫県
地上10mの大梯子から50mほどの太い綱を張り、この上で獅子頭をかぶった者がアクロバット的な芸を演じる。この他、当日は猿面をつけた子供が獅子と舞う神事なども行われる。
場所
伊勢の森神社 兵庫県淡路市中田1402-1
お問い合わせ
岩屋観光案内所 0799-72-3420
毎年4月1日 龍潭(りょうたん)寺のだるままつり/滋賀県
禅宗の開祖である達磨大師の徳をたたえ、張り子の起き上がり小法師(だるま)数千体を並べて入魂式を行う。また浄火式で古いだるまを焼く。
場所・お問い合わせ
龍潭寺 滋賀県彦根市古沢町1104
0749-22-2777
毎年4月1日 大和(おおやまと)神社ちゃんちゃんまつり/奈良県
午前中に祭神の大国魂大神(おおくにたまのおおかみ)の例祭を行い、午後より神輿を町内を通ってお旅所まで運ぶ。その際チャンチャンと鉦を鳴らしてお供をするのがこの名前の由来。神事の後、龍の頭を用いた龍の口の舞も奉納される。
場所・お問い合わせ
大和神社 奈良県天理市新泉町306
0743-66-0044
毎年4月1-2日 桑名の聖天(しょうでん)祭/三重県
この寺は神宮寺とも呼ばれ、聖徳太子の創建になるといわれている。山伏姿の信者が一年の無病息災を祈り、護摩を焚いてその上を歩く「火渡神事」や国指定重要無形民俗文化財の「伊勢太神楽」、稚児行列などが行われる。
場所・お問い合わせ
大福田寺 三重県桑名市東方1426
0594-22-0199
毎年4月3日 広峰神社お田植祭/兵庫県
早稲・中稲・晩稲と書いた木片の立て札のある仮田でお祓いした後、子供3人、早乙女3人による田植えの所作が神官たちの笛や囃子、歌に合わせて行われる。農業に災いをもたらす害虫や疫病などを封じ込める意味があるとされる。
場所・お問い合わせ
広峰神社 兵庫県姫路市広嶺山52
079-288-4777
丑、辰、未、戌年の4月12日 椿大神社の獅子神御祈祷神事/三重県
[県指定無形民俗文化財]椿大神社は全国二千に及ぶ猿田彦大神をまつる神社の総本宮。この神事は1300年の歴史があるとされ、3年に1度だけ天下太平、五穀豊穣を祈るために行われる日本最古の獅子舞といわれている。氏子9人が横笛や太鼓の音色に合わせて厳かに演奏する中、猿田彦の面を被った少年と対で2時間程舞いが続く。
場所
椿大神社 三重県鈴鹿市山本町1871
059-371-1515
毎年4月13日 杭全神社御田植神事/大阪府
杭全神社は862年の創建と伝えられる古社。御田植神事は1190年から始まったとされ、すべてが能狂言の形式で信仰する。拝殿を田に見立て、「福の種をまこうよー」と、翁面を付けたシテが稲もみをまき、最後に太郎坊と早乙女2人が苗に見立てた松葉で田植えの儀式を行って終了する。奉納が終わると集まった人々は福徳を願って、まかれた稲もみを集める。
場所
杭全神社 大阪府大阪市平野区平野宮町2-1-67
06-6791-0208
毎年4月13-15日 熊野本宮大祭/和歌山県
13日は本宮から湯の峯温泉へ出発し、湯登神事(県指定無形民俗文化財)が行われる。続いて湯の峰王子にて八撥神事(やさばきしんじ)と呼ばれる、稚児に神霊を憑依させる舞楽を執り行う。稚児が抱えた小さな太鼓を叩き、父親が左に3回、右に3回、左に3回、その体を回転させる動作を3回行うというもの。その後も大日社や旧社など各地のそれぞれで稚児舞を行う。なお、熊野の神は稚児の頭に宿るとされており、神事の間以外は稚児を地面に降ろしてはならず、移動の際はウマ役の父親が肩車をする。15日は神事とともに神輿の渡御も行われ、大勢の人でにぎわう。
場所
熊野本宮 和歌山県田辺市本宮町本宮100-1
0735-42-0735
毎年4月第1土・日曜 住吉神社春祭(節句祭)/兵庫県
住吉神社を中心とした北条町旧市街地で、東西の神輿や13台の豪華な屋台が街中での巡行と宮入を行う。また神占いとされる鶏合せ神事や、天地陰陽、東西南北と天地六方の神を拝み神助を得ようとする「方固め」行事として、龍王の舞が行われる。
場所・お問い合わせ
住吉神社 兵庫県加西市北条町北条1318
0790-42-0423
毎年4月第2日曜 今宮神社やすらいまつり/京都府
疫病はすべて疫神のしわざと信じられていたため、その心を静めるために行われたという祭り。桜や椿などで飾られた花傘を中心に、赤毛・黒毛の鬼たちをはじめ約20名の行列が、お囃子に合わせて踊り歩く。健康を願う春のさきがけの祭として知られ、この花傘の下に入ると一年間健康に過ごせると云われている。
場所
今宮神社 京都府京都市北区紫野今宮町21
075-491-0082
 中国
毎年4月第1日曜 瀬戸田名荷神楽/広島県
[県指定無形民俗文化財]室町時代に疫病の退散と豊作を祈念して舞ったのが始まりといわれ、現在でも五穀豊穣や家内安全を祈念して神楽が奉納される。舞は13部からなり、演目のうち悪魔祓い、三宝荒神宮縄、剣舞、王子舞はよく古式を伝えている。
場所
名荷神社 広島県尾道市瀬戸田町名荷
お問い合わせ
瀬戸田町観光案内所 0845-27-0051
毎年4月13日 熊野神社御櫛まつり/島根県
須佐之男命(すさのおのみこと)が稲田姫(いなだひめ)に結納として櫛を贈った故事にちなみ、熊野神社から摂社の稲田神社へ櫛を奉納する。その後、地域の青年による田植踊を奉納され、御田植神事も行われる。
場所
熊野大社 島根県松江市八雲町熊野2451
0852-54-0087
毎年4月15日に近い土曜か日曜 倉田八幡宮祭の麒麟(きりん)獅子舞/鳥取県
[県指定無形民俗文化財]八幡宮大祭日に行われる、赤装束の猩々(しょうじょう)と獅子(2人で1頭を演じる)による舞。八幡宮での奉納の後、氏子の各家を回って清めの舞をする。なお、麒麟獅子舞は八幡宮周辺の蔵田地区の氏子のみが奉納する。また秋季大祭では、地元に伝わるだるま踊り、因幡の傘踊などが奉納される。
場所
倉田八幡宮 鳥取県鳥取市299
0857-53-1235
 四国
毎年4月第1土曜から3日間 神田祭(どろんこ祭り)/高知県
八幡宮の神田での御田植行事のあと、早乙女姿の女性たちが手桶に泥を入れて周りの男性たちの顔に泥を塗ることからどろんこ祭りとも言われる。400年以上の伝統を持つ豊作祈願の春祭り。
場所
若宮八幡宮 高知県高知市長浜6600
088-841-2464
毎年4月15日 金刀比羅宮田植祭/香川県
五穀豊穣を祈願して行われる祭事。しめ縄を張り巡らした神事場での田植行事のあと、巫女による田舞が行われる。
場所
金刀比羅宮 香川県仲多度郡琴平町892-1
0877-75-2121
 九州
毎年4月1-2日 宗像(むなかた)大社春季大祭/福岡県
農家の種蒔きの時期にあたり、一年の五穀豊穣を祈って「主基(すき)地方風俗舞」と地元中学生による「浦安(うらやす)舞」が奉奏される。この神社は日本書紀にも名が記されている由緒あるところで、玄海町田島、神湊海岸沖の大島、玄界灘の孤島沖ノ島の三カ所にそれぞれのご神体が祀られている。
場所・お問い合わせ
宗像大社 福岡県宗像市田島2331
0940-62-1311
毎年4月3日 宝満神社お田植まつり/鹿児島県
[国指定重要無形民俗文化財]神事や神職(ホイドン)による四方祓いを行った後、神田で古代赤米の苗が男性の手で田植歌に合わせて植えられる。次いで社人夫婦が舟形をした田で苗と旗を持って舞う。赤米の御田植祭は全国でも珍しい。
場所
宝満神社 鹿児島県熊毛郡南種子町茎永 
お問い合わせ
南種子町観光課 0997-26-1111
毎年4月9日に近い土・日曜 とんばんさん/長崎県
西海市大瀬戸町最大のお祭り。かつて船の出入りを監視するため「遠見番所」が置かれていた事が「とんばんさん」の名前の由来とされる。神社からお旅所まで神輿や獅子舞による行列のほか、白塗りの顔に海や山の幸を化粧し、おどけた仕草の奴たちが共をして練り歩く。海上安全・五穀豊穣を祈願して行われる。
場所
琴平神社 長崎県西海市大瀬戸町瀬戸樫浦郷
お問い合わせ
西海市役所 商工観光課 0959-37-0071
毎年4月第2土・日曜 英彦山(ひこさん)神宮御神幸祭/福岡県
約900段の石段を3体(現在は2体)の神輿が渡御する。かつて山伏たちによって無病息災、五穀豊穣を祈るために新年祭として行われていたもの。まさかりを持った勇壮な踊りや、巫女神楽、獅子舞などが奉納される。
場所
英彦山(ひこさん)神宮 福岡県田川郡添田町大字英彦山1
0947-85-0001

5月カレンダー

 東北
毎年5月上旬 百鹿大群舞/岩手県
300年もの伝統がある江刺甚句(じんく)まつりの行事のひとつ。江刺地区で伝承されるシシ踊りの団体が一同に集い、踊り手約100人が流派を超えて一斉に踊るという壮観なもの。通常1団体8人で踊られるものが、この時は群舞ならではの構成で披露される。また、甚句まつりでは他にも42歳と25歳の厄年に当たる「年祝連(としいわいれん)」、2,000人を超える市民が町内で江刺甚句を踊る「江刺甚句大パレード」などが行われる。
場所
奥州市江刺区おまつり広場周辺
お問い合わせ
江刺甚句まつり実行委員会 0197-35-2111
毎年5月3日 山戸能・山五十川歌舞伎/山形県
[県指定無形民俗文化財]山五十川地区河内神社の春の例祭で行われる民俗芸能。鎌倉・桃山時代の衣装や能面を使っているといわれる山戸能と山五十川歌舞伎は共に県の無形民俗文化財に登録されている。武士が伝えた能と農民による歌舞伎が1つの集落で共に継承されているのは全国的にも珍しい。秋の例祭として毎年11月23日にも行われる。
場所・お問い合わせ
山五十川公民館 山形県鶴岡市山五十川
0235-45-2949
毎年5月4-5日 大物忌神社例祭(吹浦口の宮例祭)/山形県
[県指定重要無形民俗文化財]鳥海山大物忌神社の例祭で伊達やっこを先頭に綿旗御頭、作花ぼんてん持ち、神輿と200名余りの行列が練り歩く。また、無病息災、五穀豊穣を祈願する吹浦田楽(県指定無形民俗文化財)の壮麗な「花笠舞」が大きなみどころとされており、舞の終了後に参拝客に向かって投げ入れられる造花を持って帰れば幸せになるといわれている。神社は鳥海山の山頂にあるものの、例祭は裾野の吹浦口の宮で行われるので注意。
場所
鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮周辺
お問い合わせ
遊佐町教育委員会教育課文化係 0234-72-5892
毎年5月20日 酒田山王祭/山形県
1609年から続く伝統を守る、庄内三大祭りのひとつ。高さ3m以上ある大獅子や小獅子、傘鉾など約50台の山車行列が市内を練り歩く。行列では子どもを大獅子の口の中に入れ、噛んでもらい、無事の成長と無病息災を願う。
場所
酒田市内一円
お問い合わせ
酒田観光物産協会 0234-24-2233
毎年5月23日 ながい黒獅子まつり/山形県
黒獅子はこの地域特有の「蛇頭」と呼ばれるもので、目玉が丸く飛び出し、漆黒の獅子頭が特徴。これに大幕をつけ、大人数の舞手がはいるので、その見た目から「むかで獅子」とも呼ばれている。約1000年もの歴史をもち、五穀豊穣、家内安全、無病息災などを祈願する神事として市内約40の神社に伝わっている。当日は各地区の氏子一軒一軒の門付を行うほか、十数社の獅子舞が市内目抜き通りで一同に披露する。
場所
山形県長井市 市内目抜き通りなど
お問い合わせ
やまがた長井観光局 0238-88-1831
毎年5月25日 鶴岡天神祭(化けものまつり)/山形県
筑紫に流される菅原道真公を見送った人々が、陰ながら酒を飲み交わして別れを惜しんだという故事にならったもの。編笠で顔をかくした長じゅばん姿の「化けもの」が道行く人や民家に上がり、酒を振る舞うという変わったまつり。この姿で、3年間誰にも知られずお参りができると、願いがかなうとされる。
場所
鶴岡天満宮 山形県鶴岡市神明町3-40
0235-22-3952
 関東
毎年5月1日 鹿島神宮お田植祭・流鏑馬神事/茨城県
小学生以下の少女によって田植舞が行われる他、本宮と奥宮の間の参道で流鏑馬の神事がある。この時植えられ、秋に実った稲は11月23日の新嘗祭において神前に献じられる。
場所
鹿島神宮 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
0299-82-1209
毎年5月3,5日 西宝珠花大凧あげ/埼玉県
[国選択無形民俗文化財]江戸時代後期、「繭の値段が上がる」と「凧があがる」の意味を掛け、養蚕の豊年祝いとして始まったもので、繭の収穫前にあげられた凧に端午の節句の男子出生のお祝いが重ねられたもの。各戸で子どもの名前や紋章が描かれる。当時はまだ小型だったが、時代が下るにつれ大きくなり、現在は縦15メートル、横11メートル、重さ800キロもの大凧となっている。現在では子供の成長祝いとして行われている。
場所
西宝珠花地先江戸川河川敷(宝珠花橋下流)
お問い合わせ
商工観光課観光振興担当 048-736-1111
毎年5月5日 北野神社獅子舞・四つ竹踊り/東京都
[区指定無形民俗文化財]獅子舞は女獅子、中獅子、男獅子の3頭と花笠4人、笛で構成される舞で、悪疫退散・一家の繁栄を祈願して奉納される。また四つ竹踊りはかつて北野神社周辺で行われていた農作業の合間に踊られた手踊りで、獅子舞と合わせて奉納される。
場所
北野神社 東京都板橋区徳丸6-34-3
03-3932-0668
毎年5月8日 御嶽神社日ノ出まつり/東京都
神代神楽や剣の舞、末広の舞などの神舞のほか、神輿を率いた鎧武者行列が山頂ケーブル駅前から本社殿まで行進するという厳粛かつ盛大な祭礼で、山伏の入峰の儀式が発祥といわれている。山開きの意味で早朝から行事を始めるためこの名がついたとされる。
場所
御嶽神社 東京都青梅市御岳山176
0428-78-8500
毎年5月8日 勝沼の藤切り祭り(おやくさん)/山梨県
[国選択無形民俗文化財]大蛇をかたどった藤づるを神木にさげて、若者がそれを刀で切り落とすという1300年以上続くとされる珍しい神事。その藤づるを持って帰ると作物は豊作、商売は繁盛と、願い事がかない厄払いになるといわれ、大勢で競って奪い合われる。
場所
大善寺 山梨県甲州市勝沼町勝沼3559
0553-44-0027
毎年5月第2日曜 長崎神社獅子舞/東京都
[区指定無形民俗文化財]元禄年間(1688~1703)から伝わったといわれる三匹獅子舞(関東と中心に広く分布している民俗芸能。獅子頭を被った3頭の獅子が、腹につけた太鼓を打ち鳴らしながら舞う)。病気平癒、五穀豊穣を祈願して行われる。
場所
長崎神社 東京都豊島区長崎1-9-4
03-3957-0481
毎年5月中旬 神田祭/東京都
神田神社は平将門の首塚に建てられたといわれる社で、別名「天下祭」とも呼ばれる。氏子の範囲が京橋から下谷まで広がるため、神輿も下町を広範囲に練り歩く。「神幸祭」や100基の氏子町神輿が宮入参拝する「神輿宮入」がもっともにぎわい、最終日の例大祭では創生神楽が奉納される。また元和年間までは船渡御であったと言われ、現在では12年に1度、船渡御が執り行われる。
場所
神田明神 東京都千代田区外神田2-16-2
03-3254-0753
毎年5月15日 釜鳴神事/東京都
大釜に湯を沸かし、そのたぎる音を聴いて稲作の豊凶を占う行事。湯が沸くときに「ぽおー」と釜をならすのでこの名がついている。
場所
御田八幡神社 東京都港区三田3-7-16
03-3451-4687
毎年5月17日 輪王寺延年の舞/栃木県
慈覚大師が唐から持ち帰り伝えたものとされ、1160年余りの歴史があるといわれる舞。五条の白袈裟で頭を包み、剣を帯びた2人の僧が経文に合わせて、天下泰平、延命長寿を祈って舞うというもので、日光山の諸仏諸神に奉納される神仏習合の行事。
場所
輪王寺 栃木県日光市山内2300
0288-54-0531
毎年5月18日 百物揃千人武者行列/栃木県
日光東照宮の例大祭2日目に行われる行列。よろいかぶとに身を固めた武者のほかに、獅子、田楽、法師、八乙女、稚児など総勢1200名を超える行列が、二荒山神社境内から約1km先のお旅所まで向かう。またお旅所では、八乙女舞や東遊舞(あずまあそびのまい)が奉納される。
場所
日光東照宮 栃木県日光市山内2301
0288-54-0560
毎年5月第3金・土・日曜 三社祭/東京都
神田祭・山王祭と並ぶ東京の三大まつりの一つ。最大の見物は重さ1トン以上の大神輿3台の渡御で、3手に分かれて浅草四十四ヶ町を回る。かつては神輿を浅草御門の乗船上で舟に乗せ、浅草川を漕ぎ上がって駒形から浅草神社にかつぎ帰った「船祭」として行われていたとされるが、明治以降は現在の神輿の渡御のかたちをとるようになったといわれている。このほか五穀豊穣を祈願するびんささら舞(無形文化財)、白鷺の舞、木遣り、巫女舞などが行われる。
場所
浅草神社 東京都台東区浅草2-3-1
03-3844-1575
 中部
毎年5月1日 高岡御車山祭/富山県
[国指定重要無形民俗文化財]高岡の金工、漆工、染色などの優れた工芸技術の装飾が車輪や高欄(こうらん)、長押(なげし)等に施された華やかな山車(やま)が町内を練り歩く。豊臣秀吉が天皇を迎えるときに使用した御所車を加賀藩が拝領し、高岡城を築くにあたり、町民に与えられたのが始まりとされる。桃山時代の華麗な文化を伝えている。
場所
高岡関野神社 富山県高岡市末広町9-56
お問い合わせ
高岡市観光交流課 0766-20-1301
毎年5月1-3日 福野の夜高(よたか)祭/富山県
[県指定無形民俗文化財]350余年の伝統を誇る祭り。伊勢神宮の分霊を勧請したとき、到着が夜になったため町民が行灯を手に迎えたのが始まりだという。竹の枠に紙を張って作った巨大な行灯山車30台が町中を練り歩く。18時〜小さい山車から神明社に向けて出発。2日の深夜には、各町の裁許によるシャンシャンとよばれる締めの儀式が行われる。
場所
福野神明社 富山県南砺(なんと)市福野
お問い合わせ
南砺市観光協会 0763-62-1201
毎年5月2-3日 小浜(おばま)お城祭り/福井県
旧小浜藩主酒井忠勝をまつる小浜神社の400年の歴史を誇る祭礼。武州川越から演技者を連れてきたことに始まるという「雲浜(うんびん)獅子の舞[県指定重要無形民俗文化財]」の他、「お城太鼓」「雲浜大太鼓」「山手大太鼓」「子供みこし」などが奉納を行った後、町を練り歩く。
場所
小浜神社(小浜城内) 福井県小浜市城内1-7-55
お問い合わせ
若狭おばま観光案内所 0770-52-2082
毎年5月2-3日 知立神社祭り/愛知県
江戸時代から続く伝統あるまつり。1年おきに本祭(西暦偶数年)と間祭(西暦奇数年)が行われる。本祭では5つの町内から山車が出て、その上で山車文楽やからくり人形芝居(国の重要無形民俗文化財)が演じられる。間祭では勇壮華麗な花車が繰り出される。
場所
知立神社 愛知県知立市西町神田12
0566-81-0055
毎年5月3日 越中八尾曳山祭/富山県
神輿の渡御に続いて富山藩唯一の御用仏師と井波彫刻の手による見事な彫刻の豪華な6基の曳山が町を練り歩く。曳山神事は江戸時代の富山藩地において栄華を極めた町人文化の象徴であったとされ、現在に至るまで伝承されている。
場所
八尾町中心市街地 富山県富山市八尾町上新町2898-1
お問い合わせ
越中八尾観光協会 076-454-5138
毎年5月3日 井波よいやさ祭り/富山県
天保4年(1833年)からの伝統ある祭りで、数十人の若者や厄年にあたる者が「よいやさ」と掛け声をかけながら、3つの獅子と5つの屋台とともに6つの神輿を町内中かつぎ回る。商売繁盛・家内安全を祈願する神事として始まった。なお前日は宵祭で、17時より本殿からお旅所まで神輿の渡御があり、そこで獅子舞や巫女舞の奉納、屋台囃子なども行われる。
場所
井波八幡宮 井波市街地一円 
お問い合わせ
井波観光案内所 0763-82-2539
毎年5月3日 駒ヶ岳神社太々神楽/長野県
[国選択無形民俗文化財]山岳信仰の中心として、また馬の神、養蚕の神としても尊祟を受けている社で行われる。五穀豊穣を祈い、里宮の拝殿で上松の太々神楽13座が奉納される。なかでも「四神五返拝(ししごへんぱい)」は、小刀を持ちながら高く飛び上がって舞うもので、非常に勇壮なことで有名。境内では神楽を見ながら、近隣の参拝客が重箱をもってお昼を食べている姿があり、これは古くから伝わる「山遊び」の風習といわれる。なおこの太々神楽は、東小川の氏子の定められた農家の長男へ、珍しい一子相伝(いっしそうでん)形式で伝えられている。
場所
駒ケ岳神社里宮 長野県上松町東里徳原 
お問い合わせ
上松町観光協会 0264-52-1133
毎年5月3-5日 砥鹿神社例大祭/愛知県
三河の国の総鎮守として昔から多くの信仰を集めている神社の大祭。例祭が行われる4日には流鏑馬、獅子頭や楽人を伴った神輿の渡御などが行われる。
場所
砥鹿神社 豊川市一宮町西垣内2
0533-93-2001
毎年5月3-5日 相良(さがら)凧合戦/静岡県
江戸時代から男子の初節句を祝って凧を揚げる風習がある。当日は凧糸にビードロを練り込んだものを使い、天空で紅白の2組に別れて敵の凧とからめ、技を尽くして糸を切り合い、凧を落とし合う。凧揚げ神事は10時〜。一般の凧揚げは13時〜16時。
場所
さがらサンビーチ 静岡県牧之原市相良
お問い合わせ
牧之原市観光協会 0548-22-5600
毎年5月4日 やんさんま/富山県
加茂神社春の大祭。走り馬(馬かけ)という街道筋を騎馬3頭が3回走る行事や、牛乗(うしつぶし)式という牛を座らせることで田の神がこの土地に留まるとする行事など、珍しい牛馬の神事が行われる。
場所
加茂神社 富山県射水市加茂中部630
お問い合わせ
射水市商工観光課 0766-82-1958
毎年5月4日 酔笑人(えようど)神事(オホホ祭り)/愛知県
686年、宮中から御神体の草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が熱田神宮に還った際、里人が喜んだことに始まるといわれる。夜に境内の灯を消し、影向間社、神楽殿前、別宮前、清雪門前の四ヶ所で、神職が手に持った神面を中啓(扇の一種)でたたき、悦びを込めてオホホと高笑いをするという珍しい神事。
場所
熱田神宮 愛知県名古屋市熱田区神宮1−1−1
052-671-4151
毎年5月4-5日 南宮大社例祭/岐阜県
4日御田植祭、5日例祭。御田植祭では少女21人が松葉を苗に見立てて田植え歌に合わせて行われ、例祭では神幸式と蛇山神事が平行して行われる。神幸式では神輿の渡御の後、国指定の無形文化財である還幸舞(「羯鼓舞」「脱下舞」「竜子舞」の総称)が奉納される。蛇山神事は国指定重要無形文化財。五穀豊穣を願う農耕信仰の神事で、五日の午前1時、南宮山の奥にある蛇池より降神した蛇頭を宮代の市場野の祭礼場に運び、蛇山という高さ約13mの櫓の上に取り付ける。明け方から神輿が還幸するまで「ドンドコドンドコ」の囃子に合わせて蛇頭を上下左右に勢いよく揺り動かし、口を開閉して舞い続ける。五人囃子の音色が一段とせわしくなると、蛇山の上の蛇頭と、だんじりの竜子舞が激しく乱舞する。
場所
南宮大社 岐阜県不破郡垂井町宮代1734−1
0584-22-1225
毎年5月4-5日 青柏祭(デカ山まつり)/石川県
[ユネスコ無形文化遺産登録、国指定重要無形民俗文化財]神饌を青柏に盛って供えるところからこの名がある。別名をデカ山まつりというくらい大きな歌舞伎人形をつけた曳山が3基、市内の大通りを建物すれすれに練る。五穀豊穣を祈願する勇壮でにぎやかな祭り。
場所
大地主神社 石川県七尾市山王町1-13
0767-52-4214
毎年5月4-5日 城端曳山まつり/富山県
[ユネスコ無形文化遺、国指定重要無形民俗文化財]城端神明宮の祭礼。神輿の渡御に続いて6台の曳山と、庵(いおり)屋台と呼ばれるこの地方独特の木造家屋の様式の屋台6台が出る。この屋台は井波彫刻の伝統を伝える豪華なもの。前日の4日は宵祭で、夕方より神霊を迎える6箇所の山宿が見られる。
場所
富山県城端市街地一円
お問い合わせ
城端観光案内所 0763-62-1821
毎年5月5日 飛騨総社祭/岐阜県
獅子を先頭にした千人行列が町内を練り歩く。この日奉納される2人1組による「親子獅子舞」はテンポが速く勇壮なもので、総勢22頭もの獅子が一緒に舞う様は非常に迫力がある。
場所
飛騨総社 岐阜県高山市神田町2-114
0577-32-0687
毎年5月8日 七ツ詣り(松苧神社例祭)/新潟県
数え年7歳になった男子が、標高360mの松苧山山頂にある松苧神社を目指して登山に挑み参詣するという、500年の歴史を持つ伝統行事。社殿は国指定有形文化財。
場所
十日町市犬伏松苧神社 新潟県十日町市犬伏地区
お問い合わせ
十日町市教育委員会松代公民館 025-597-2301
毎年5月8日 熱田神宮豊年祭(花のとう)/愛知県
東西の楽所に農人形が飾られ、参拝者の農家はその姿かたちでその年の農業の吉凶を占うという農業神事。境内には農具、苗物、種物などの市が出る。
場所
熱田神宮 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
052-671-4151
毎年5月10日 鶏芸/岐阜県
[県指定重要無形民俗文化財]鶏芸は飛騨各地にある芸能だが、この地区のものが発祥といわれている。平家落人が伝授したとされ、鉦・笛・太鼓の囃と共に舞う。装束は「シャガマ」という、大変貴重なシャモの雄鶏の尾羽でできた冠をかぶり、「かたびら」という竜と鳳凰を染め抜いたもので、代々受け継がれてきたもの。
場所
村上神社 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷村上146-1
0578-89-2581
毎年5月14-16日 戸隠神社祈年祭/長野県
豊作祈願の祭り。中社は14日、奥社は15日、宝光社は16日に祭事が行われ、それぞれ太々神楽(市指定無形民俗文化財)が奉納される。戸隠神社に伝わる太々神楽は諸悪や災いを打ち払う舞、水を司る神に扮して五穀豊穣を祈る舞、巫子舞や天の岩戸開きにちなんだ舞など、全部で10種類(座)の舞がある。なおこの日程以外にも、月並祭として国民の平和を祈って通年太々神楽が献奏されている。
場所
戸隠神社 長野県長野市戸隠3506
026-254-2001
毎年5月15日 伏木曳山祭(けんか祭り)/富山県
勇壮な曳山を伏木の街中引き廻し、日本海に春が来たことを告げる重要な祭り。それぞれ異なる町から出てきた6基の曳山は寿老人を除く六福神をそれぞれの祭神とし、昼間は花で飾り、夜は各祭神を山宿におろして500個の提灯をつける。この曳山を山鹿流の陣太鼓に合わせてぶつけ合う「かっちゃ」が祭りのクライマックス。
場所
富山県高岡市伏木地内山町一帯
お問い合わせ
高岡市観光交流課 0766-366-2123
毎年5月第2土・日曜 大垣まつり/岐阜県
[国指定重要無形民俗文化財]大垣城下町祭礼として、美濃地方を代表する行事。複数の山車が昼は操り人形を演じ、夜はたくさんの提灯をつけて市内を練り歩く壮麗な祭礼。
場所
大垣八幡神社 岐阜県大垣市西外側町1-1
0584-78-4977
毎年5月第2土・日曜 三条まつり/新潟県
まつりのハイライト、幼子を親が肩車して神輿や太鼓とともに社殿を3周する「舞込」が行われるほか、600年の伝統を受け継ぐ10万石格式の大名行列が出、神楽舞が氏子によって奉納される。
場所
三条八幡宮 新潟県三条市八幡町12-18
0256-33-1278
毎年5月第2日曜 能見神明宮祭礼/愛知県
江戸時代から続く、岡崎三大祭りの一つ。踊りの舞台を仕組んだ8基の山車が町内をまわり、美しく着飾った稚児の手踊りを奉納する。夜は山車に提灯をともして宮入りをする。
場所
能見神明宮 愛知県岡崎市元能見町42-1
0564-22-6706
毎年5月24日 火産霊(ほむすび)神社の馬鹿ばやし/福井県
[県指定無形民俗文化財]火産霊神社例祭に奉納される芸能。神社に伝わっている37(かつては80とも)の能面・神楽面をつけ、太鼓打ち1、脇役2、笛3、小鼓2、鉦1の計9人が1組になって、軽妙でこっけいな所作をするのが特徴。鬼神の化身とされる「大べしみ」は非常に勇壮で、雄たけびを上げて行う豪快なばちさばきが見もの。
場所
火産霊神社 福井県福井市手寄1-19-19
0776-24-3095
 近畿
毎年5月1日 油日まつり/滋賀県
油の神として全国の油業界の信仰を集めている油日神社での例祭。五穀豊穣を祈願したもので、この日に行われる太鼓踊り(国指定)と奴振り(県指定)は無形民俗文化財に指定されている。太鼓踊りは、干ばつの多いこの地域で雨ごい祈願の踊りとして元禄時代から伝承されてきたものとされている。また、奴振りは5年に1度のみ(次回は平成33年)。48の神輿が渡御する際に雲助姿の長持奴ほか総勢60余名からなる頭殿行列となっている。なお、お旅所では蚊帳つり祭があり、蚊帳に触ると夏負けの厄よけになるとされる。
場所
油日神社 滋賀県甲賀市甲賀町油日1042
0748-88-2106
毎年5月1日 献氷祭/奈良県
祭神の闘鶏稲置大山主命は氷の貯蔵法を発明した神といわれ、この日は神前に花氷や鯛を凍結させた氷など多数の氷柱が奉納され、全国の冷凍・製氷業者が参列する。午後からは舞楽の奉納も行われる。
場所
氷室神社 奈良県奈良市春日野町1-4
0742-23-7297
毎年5月2-3日 日野まつり/滋賀県
笛や小太鼓による囃子手をのせた16基もの曳山が境内に集まり、3人の神子と神調社という一団率いる神輿と共に渡御を行う。湖東地方では最も規模の大きい祭りとされている。
場所
馬見岡綿向神社 滋賀県日野町村井705
お問い合わせ
日野観光協会 0748-52-6577
毎年5月3日 筑摩神社鍋冠(なべかぶり)祭/滋賀県
平安朝時代から伝わる古い祭り。8人の少女が平安時代の緑の狩衣を着て直径40cmもある張子の鍋をかぶってお旅所から神社までの行列に加わるという珍しい祭り。近江の地特産の土鍋を贖物として用いたことが原型ではないかといわれている。
場所
筑摩神社 滋賀県米原市朝妻筑摩
0749-52-3734
毎年5月3日 ケンケトまつり/滋賀県
[国指定無形民俗文化財]日吉、杉之木、八阪の各神社(竜王町山之上と旧蒲生町宮川)合同の祭礼。神輿は日吉を出発し、杉之木で踊りを奉納して八阪に供奉する。豪奢な友禅模様の着物姿で長刀踊りを奉納する際、お囃子の音頭がケンケトと聞こえることから「ケンケト祭り」といわれている。水口で戦っていた信長軍に地元の人々が従い、その時のよろいを脱いだ姿を再現したと言われている。
場所
杉之木神社 滋賀県蒲生郡竜王町山之上
お問い合わせ
竜王町観光協会 0748-58-3715
毎年5月3日 久米寺練供養/奈良県
練供養とは信者が亡くなるとき西方極楽から阿弥陀仏が二十五菩薩を従えて迎えに来ることを示している。当日は本堂と向かいの道場の間に約100mの板橋(来迎橋)が架けられ、大般若経の典読、檀信徒・仙人講・詠歌隊・僧侶、住職、稚児行列の後、薬師如来像を先頭に二十五菩薩の装束を身につけた檀家たちが介添人に導かれて橋を練り渡る。
場所
久米寺 奈良県橿原市久米町502
0744-27-2470
毎年5月4日 篠田の火祭り/滋賀県
[国選択無形民俗文化財]わび(和火)と呼ばれる古式豊かな仕掛け花火が打ち上げられる。この花火は硫黄・硝石・みょうばん・桐灰などを調合して作られ、点火すると音もなく蛍火のような色で燃える。この花火の製造は現在でも篠田神社氏子が中心となって行われている。
場所
篠田神社 近江八幡市上田町1615
お問い合わせ
篠田の花火保存会 0748-38-0533
毎年5月4日 伊庭(いば)の坂下(さかおろし)まつり/滋賀県
近江の奇祭の一つ。繖山(きぬがさやま)の山腹にある神社から、3基の神輿を後方から綱で制御しながら断崖絶壁の急坂をふもとまで約500m引きずり下ろすという勇壮な神事。
場所
繖峰三神社 滋賀県東近江市伊庭町
お問い合わせ
一般社団法人 東近江市観光協会 0748-48-2100
毎年5月4-5日 多度大社大祭/三重県
[県指定無形民俗文化財]6人の少年が陳笠、陣羽織のいでたちで馬に乗って、3mほどの垂直に近い急坂を駆け上る「上げ馬神事」が行われる。無事乗り切るとその年は豊作であるとして、皆で馬の尻押しをする。
場所
多度大社 三重県桑名市多度町多度1681
0594-48-2037
毎年5月5日 朝光寺鬼追踊/兵庫県
[県指定無形民俗文化財]翁面(住吉明神)をつけた人が松明を持ってお祓いをした後、翁と鬼の4人が平鐘・松明・太刀・斧・錫杖(しゃくじょう)を振り、地面をたたいたり飛び上がったりして五穀豊穣、悪疫退散の踊りを踊るというもの。
場所
朝光寺 兵庫県加東市畑609
0795-44-0733
毎年5月5日 大注連縄張神事/三重県
毎年5月、9月の各5日と12月中旬に木遣り唄とともに夫婦岩の大注連縄を張り替える神事行事。夫婦岩は海中にある「興玉神石」(夫婦岩の沖合約700m先にある霊石)と日の大神を遥拝する鳥居の役目をしている。
場所
二見興玉神社 三重県伊勢市二見町江575
0596-43-2020
毎年5月5日 まくらまつり/大阪府
長さ5mほどの青竹に25個ほどの色とりどりの飾りまくらをくくりつけたものを氏子衆でかつぎ、五社音頭を唄いながら長滝の御旅所まで渡御をする珍しい祭り。
場所
日根神社 大阪府泉佐野市日根野631-1
お問い合わせ
泉佐野市観光協会 072-469-3131
毎年5月12日 御蔭(みかげ)祭/京都府
葵祭の前儀として行われる、比叡山麓にある御蔭山へ神霊を迎えに行く神事。還幸の途中に切芝の神事、優美な東遊の舞楽の奉納などがあり、供奉者は葵の葉をつける。日本最古の神幸列といわれ、古式の形態を伝える。
場所
下鴨神社 京都府左京区下鴨泉川町59
075-781-0010
毎年5月12日 太山寺練供養/兵庫県
極楽往生に際して西方浄土から阿弥陀仏が菩薩を引き連れて来迎する模様をかたどったもので、二十五菩薩の面や衣装を身に着けた人々が稚児たちと練り歩く行事。
場所
三身山太山寺 兵庫県神戸市西区伊川谷町前開224
078-976-6658
毎年5月14日 中将姫大会式/和歌山県
[県指定無形民俗文化財]藤原家の娘である中将姫が捨てられたと伝えられる得生寺で、彼女の命日に行われる会式。「中将姫和讃」と唱えながら、25人の子供たちが菩薩の面をかぶって練り歩く二十五菩薩練り供養が行われる。
場所
得生寺 和歌山県有田市糸我町中番229
0737-88-7110
毎年5月14日 当麻寺練供養/奈良県
菩薩の面や装束を身につけた25人が極楽浄土の旅立ちを表して、中将姫を迎えに極楽堂から娑婆堂への架橋をわたるという儀式。全国の二十五菩薩練供養の発祥で、1000年を越える伝統を持つ。
場所
当麻寺 奈良県葛城市當麻1263
0745-48-2001
毎年5月15日 葵祭/京都府
京都三大祭のひとつ。平安中期より国家的な行事として行われ、貴族の間では単に「祭り」と言えば葵祭のことをさすほど有名なものであったと言われるほど。王朝風俗の伝統が残され、古典的な様式を現代に守る格式高い祭礼行事。下鴨神社と上賀茂神社両社のまつりで、供奉者の衣冠から牛馬にまで桂と葵の葉をつけるので葵まつりといわれる。行列は京都御所を出発した後、下鴨神社、上賀茂神社の順に儀礼を挟みながら進行する。
場所
京都御所 京都府京都市上京区京都御苑3
お問い合わせ
京都市観光協会 075-752-7070
毎年5月21日 二見興玉神社藻刈神事/三重県
夫婦岩から約700m先の沖に沈む「興玉神石」の藻を採って神前に奉納する神事。採取した藻は天日乾燥させ、祓いの具として用いる霊草・無垢塩草(むくしおくさ)を作る。
場所
興玉神社 伊勢市二見町江575
0596-43-2020
毎年5月第3金・土曜 興福寺薪御能/奈良県
金春・金剛・観世・宝生の4座の能が演じられる。日が沈む頃からはかがり火がたかれ、見るものを幽玄の世界へと導く。869年、興福寺修二会で薪猿楽が舞われたのが始まりとされ、古来より薪能といえば興福寺南大前の芝生で演じられてきたものを指し、各地の薪能は戦後これにならったものとされている。
場所
興福寺 奈良県奈良市登大路町48
お問い合わせ
薪御能保存会(奈良市観光協会内) 0742-22-3900
毎年5月第3土曜 加太(かだ)春日神社例祭「えび祭り」/和歌山県
昔、加太でよく獲れた伊勢エビを例大祭に奉納したことがはじまりで、エビをはじめとする魚介類の豊漁を祈る祭りとして行われている。神輿を中心に天狗・鬼など百面のほか、獅子舞、長刀振りなど数百人が行列に参加する。漁業関係者は仕事を休み、加太の町はお祭り一色になる。
場所
加太春日神社 和歌山県和歌山市加太1343
073-459-0368
毎年5月第3日曜 石山寺青鬼まつり/滋賀県
800年前、石山寺の学僧(朗澄律師)が亡くなる際、自ら鬼となり降魔招福の福徳を信者に与えると約束したことから、信者が感謝しこの法要を始めたと伝えられている。東大門には杉の葉で作られた巨大な青鬼が立てられる他、青鬼太鼓の奉納が行われる。
場所
滋賀県大津市石山寺
お問い合わせ
石山観光協会 077-537-1105
 中国
毎年5月3日 身隠し神事/島根県
稲田姫が八岐大蛇から逃れて身を隠した神話に因んだ祭り。白衣の若者8人が神輿を担ぎ、稲田姫に扮した若者を白幕で隠しながら奥の院まで進む。
場所
八重垣神社 島根県松江市佐草町227
0852-21-1148
毎年5月5日 布施神社のお田植え祭/岡山県
[県指定重要無形民俗文化財]五穀豊穣を祈る神事行事。神社の境内を水田に見立て、当屋部落総出で獅子舞に始まり、田ごしらえから田植え、収穫を終えて新米を食するところまでを模擬的に演じる。殿様行事という殿様と福太郎のユーモアあふれる掛け合いが特徴の狂言も行われる。
場所
布施神社 岡山県鏡野町富西谷220
お問い合わせ
鏡野町富振興センター 0867-57-2111
毎年5月5日 山王祭/鳥取県
子供のカンの虫封じの神として信仰が厚い。参拝者は子供の成長を願い、奉納されている小猿のぬいぐるみのお守りを持ち帰る。1年後無事を感謝し、新たに2つ作って奉納するしきたりがある。当日は子供神輿や獅子舞も行われる。
場所
日吉神社 鳥取県鳥取市布勢469
0857-28-4371
毎年5月14-16日 出雲大社例大祭/島根県
出雲大社最大の祭り。天皇陛下のお使いである勅使の参向と流鏑馬神事、神輿の渡御や田植舞・尻振舞、獅子舞などがあり、伊勢太神楽も奉納される壮大な行事。
場所
出雲大社 島根県出雲市大社町杵築東195
0853-53-3100
毎年5月15日 厳島神社御鳥喰(とぐい)式/広島県
「厳島神社の3女神が鎮座の場所を探して浦々を巡った」という伝説にちなんだ神事。神職の乗る御師船が島内9ケ所の厳島神社末社を巡拝し七浦七恵比寿を回る御島回りを行う。その中で最も重要とされるのが養父崎神社の沖合で行われるお鳥喰式。雅楽が奉奏される中で海上に幣串と粢(しとぎ)団子を供えると雌雄2羽の神鴉(おがらす)が現れ、団子をくわえて養父崎神社に持ち帰るという神秘的な行事。
場所
厳島神社 広島県廿日市市宮島町1-1
0829-44-2020
毎年5月第3日曜 住吉神社お田植祭り/山口県
神功皇后が海外から凱旋の折り、神託によってここに住吉神社を鎮座。このとき祭神に米を供えるために御田を設けたのが祭りの起源とされ、総勢30名以上の乙女たちが古式どおりの田植え神事を行う。本殿祭や、神田の舞台にて田に近づく悪霊を祓う弓鎮治舞(ゆみちんじまい)、神が早苗に宿ることを祈る田植舞が舞われたのち、田植歌姫による歌に合わせて八乙女舞が舞われ、田植えを行う。
場所
住吉神社 山口県下関市一の宮住吉1-11-1
083-256-2656
 四国
毎年5月3日 小豆島春の例大祭・農村歌舞伎/香川県
[県指定無形民俗文化財]江戸時代に農業用ため池を完成させた祝いとして始まったとされ、300年以上もの歴史がある。出演者として地元の子供から大人までが参加し、肥土山の離宮八幡宮の境内にある舞台(国指定重要有形民俗文化財)で上演される。
場所
離宮八幡宮 小豆郡土庄町肥土山
お問い合わせ
土庄町教育委員会生涯学習課 0879-62-7013
毎年5月5日 五十崎大凧合戦/愛媛県
[県指定無形民俗文化財]鎌倉時代から400年余の伝統をもつ伝統行事。子供の将来を祝福して、数百の大凧が小田川をはさんで空中を乱舞する。凧に備え付けた小型の刃物「ガガリ」で相手の糸を切りあう「けんか凧」が見もの。
場所
豊秋河原 愛媛県喜多郡内子町五十崎 
お問い合わせ
いかざき大凧合戦実行委員会 0893-44-2118
毎年5月中旬 九王竜神社春祭り(船上継ぎ獅子)/愛媛県
5月中旬、今治市内では各神社で各地区の芸能団体による「継ぎ獅子(縦に3~5段と継ぎ、最上段に獅子頭をかぶった子供が乗る)」が行われるが、九王竜神社での継ぎ獅子は祭神の海上渡御の先導として船上で行われる。不安定な中で巧みに1段1段高くなっていく様は圧巻。
場所
九王竜神社 愛媛県今治市大西町
今治市役所大西支所 産業建設課 0898-53-3500
毎年5月中旬 今治継ぎ獅子/愛媛県
今治市内では各神社で各地区の芸能団体による「継ぎ獅子」の芸能が行われる。継ぎ獅子とは、人が縦に肩車で3~5段と継ぎ、最上段に獅子頭をかぶった子供が乗るという非常に迫力のある芸能。特に野間神社や吹揚神社の例大祭には多くの見物人が訪れる。
場所
今治市内各神社 愛媛県今治市
お問い合わせ
今治市役所観光課 0898-36-1541
 九州
毎年5月2-3日 天岩戸神社春季大祭/宮崎県
天岩戸神話が伝わる天岩戸神社は岩戸川の上流、渓谷をはさんで両岸に東宮と西宮に分かれており、神話に出てくる天岩戸は幅約35mの洞窟で、今は土砂に埋まっている。当日は神輿2台の渡御のほか、神楽殿で神楽や棒術、なぎなた術が奉納される。
場所
天岩戸神社 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073−1
0982-74-8239
毎年5月3-4日 博多どんたく/福岡県
室町時代に筑前の領主に博多商人が松ばやし(国選択無形民俗文化財)を仕立てて年賀のお祝いに行った行事が元で、その後江戸時代から昭和の初めまで博多商人の間で年に一度の親類・知人への無礼講の挨拶回りとして行われた。現在は市民の祭りとして各人がシャモジをたたいて町を練り歩き、舞台や広場で手踊り、にわか、隠し芸などを披露して町中で楽しむ。
場所
福岡県福岡市 市内一円
お問い合わせ
福岡商工会議所 商工振興本部 092-441-1118
毎年5月3-4日 行橋(ゆくはし)の検地楽(けじがく)/福岡県
[県指定無形民俗文化財]数百年もの歴史ある芸能。下検地楽は申立人1、笛2、親楽2、太鼓10、鉦12で、こどもが主体で構成される。踊り手はニワトリの羽で飾った冠に鉢巻を締めて踊る民俗芸能で、五穀豊穣や無病息災・牛馬安全を祈願したもの。
場所
玉野八幡神社 福岡県行橋市下検地
お問い合わせ
行橋市観光協会 0930-25-0086
毎年5月3-5日 沖端水天宮例祭/福岡県
夏場に多くなる水難事故から子供を防ぐために行われているという祭りで、水や子供にまつわる恵を祈願するもの。川舟9隻をつなげた上に舞台を造り、そこで芝居や囃子、神楽が演じられる。
場所
沖端水天宮 福岡県柳川市沖端町
お問い合わせ
柳川市観光案内所 0944-74-0891
毎年5月中旬 ひなじょ祭/鹿児島県
この1年間に生まれた女児を祝うための祭りで、江戸時代から続く歴史がある。振り袖の晴れ着を着せた女児を後ろ向きにして背中合わせに祖母や祖父がひもで背負い、阿久根ハンヤ節に合わせて踊る。住民そろって子孫繁栄を祝う珍しい行事。
場所
鹿児島県阿久根市西目 佐潟地区漁港広場
お問い合わせ
阿久根市水産商工観光課商工観光係 0996-73-1211

6月カレンダー

 東北
毎年6月5日 鶴岡大山まつり(犬まつり)/山形県
大山の椙尾(すぎのお)神社の裏山には昔ムジナが住んでいて、人身御供を要求し田畑を荒らしていたが、メッケ犬(山形の民話に登場する犬)が退治してくれたという言い伝えにより始まったまつりで、300年の伝統がある。メッケ犬を象った犬神輿を先頭に、人身御供を模した仮女房を交えた行列・巫女舞・からぐり山車などが練り歩く。
場所
椙尾神社 鶴岡市馬町宮ノ腰169
0235-33-0044
毎年6月第2土曜 チャグチャグ馬コ/岩手県
馬の神様「蒼前様」を祀るまつり。滝沢市の蒼前神社〜盛岡市の八幡宮までの13キロの道のりを、華やかな飾り付けを施された馬約100頭が行進する。歩く際に飾りの鈴がチャグチャグとなる音からこの名前がついたと言われている。
場所
鬼越蒼前神社 岩手県滝沢市鵜飼外久保
 関東
毎年6月第1日曜 蛇も蚊もまつり/神奈川県
[市無形民俗文化財]300年以上続くとされる疫病払い、子供の健やかな成長を祈願して行われる祭礼。当日早朝にカヤで作った20m余りの大蛇を持って「蛇も蚊も出たけ 日よりの雨け ワッショイ ワッショイ」の掛け声と共に町を門つけして練り歩く。
場所
神明社 神奈川県横浜市鶴見区生麦3-13-37
お問い合わせ
生麦蛇も蚊も保存会 045-521-5971
毎年6月7日に近い金・土・日曜 品川神社例大祭/東京都
品川には南北ふたつの天王社があり、品川神社を北の天王、荏原神社を南の天王と呼び、祭日が重なるので併せて天王祭と呼ぶ。家光寄進の神輿を基に造られた巨大な千貫神輿が品川拍子とともに渡御する。
場所
品川神社 東京都品川区北品川3-7-15
03-3474-5575
毎年6月7日に近い金・土・日曜 荏原(えばら)神社天王祭・かっぱ祭り/東京都
品川には南北ふたつの天王社があり、品川神社を北の天王、荏原神社を南の天王と呼び、祭日が重なるので併せて天王祭と呼ぶ。目黒川で船に安置された神輿は、氏子の船を従えて東京湾へ向かう。品川沖で神輿のご神体は樽神輿に移され、それを裸の若者たちが海中渡御を行う。「かっぱ」が水神様の使いであることから、祭礼に参加する崇敬者たちを「かっぱ」になぞらえ、俗称として「かっぱ祭り」と呼ばれることになった。
場所
荏原神社 東京都品川区北品川2-30-28
03-3471-3457
毎年6月中旬 日枝神社山王祭/東京都
徳川将軍家の産土神として江戸時代から祀られている神社で行われる例祭で、東都随一の規模から天下祭とも呼ばれる。京都の祇園祭や大阪の天神祭と並んで日本三大祭りに数えられる祭礼。祭礼期間中は江戸里神楽や稚児行列、神楽囃子など様々な芸能が奉納される。西暦偶数年には神輿を率いた勇壮な神幸行列が行われる(明治までは山車行列も行われた)。
場所
日枝神社 東京都千代田区永田町2-10-5
03-3581-2471
毎年6月中旬の土・日曜 鳥越祭り/東京都
重さ千貫(約4トン)といわれる神輿の渡御で名高い祭礼。猨田彦や手古舞を先頭に、神輿を約200人ずつが交代でかついで、朝から夜まで町内を回る。ことに火を入れた神輿の弓張提灯と町会の高張提灯に照らされながら、神輿が神社に帰ってくる夜の光景は非常に美しく、その幻想的な姿から「鳥越の夜祭り」としても有名。
場所
鳥越神社 東京都台東区鳥越2-4-1
03-3851-5033
毎年6月30日 武蔵一ノ宮氷川神社の茅の輪くぐり(夏越の大祓)/埼玉県
武蔵一ノ宮氷川神社は東京都・埼玉県近辺に約200社ある氷川神社の総本社。拝殿の前に設けられた茅の輪をくぐることで、病気・災難を免れるという信仰から、夏の悪疫よけの行事として行われる。各地の氷川神社でも行われる。
場所
武蔵一ノ宮氷川神社 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
048-641-0137
毎年6月30日-7月1日 小野照さまのお山開き/東京都
小野照崎神社の境内には天明6(1786)年に富士山から本物の溶岩を運びこみ、高さ12mの山を境内に築いた下谷坂本富士(国の重要有形文化財)がある。富士山のお山開きに合わせてこの日程のみ登山が許されており、富士山登頂と同じ利益が得られるとされている。
場所
小野照崎神社 東京都台東区下谷2-13-14
03-3872-5514
 中部
毎年5月31日-6月2日 富山山王祭/富山県
市民の大半が氏子と言われている、日枝神社の壮大な祭礼。神輿の渡御や獅子舞の他、子供の奉納神輿が町内を練り歩く。
場所・お問い合わせ
日枝神社 富山県富山市山王町4-12
076-421-6318
毎年6月4-5日 山代温泉菖蒲湯祭り/石川県
端午の菖蒲湯は邪気を払うといわれており、厄年の若者が厄祓いのために菖蒲によって無病息災を祈願したことが始まり。菖蒲を詰めた俵を取り付けた「菖蒲神輿」を、俵が擦り切れるほどに町内を引き回し、菖蒲の出た俵を青年たちが奪い合いながら総湯(共同浴場)へ投げ込む。その湯につかれば無病息災に効があるといわれる。あたりに菖蒲が散乱するため、街中を菖蒲の香りが漂う。
場所
山代温泉 石川県加賀市
お問い合わせ
山代温泉観光協会 0761-77-1144
毎年6月第1土曜 御贄講大祭/石川県
古くから白山(しらやま)さんと親しまれている加賀一の宮で、全国約3000の白山社の総本社。大量祈願のまつりで、巫女が鯛を釣り上げる「大漁神楽」や、漁業協同組合による「御酒(ごんしゅう)」という祝唄が奉納される。
場所
白山比咩神社 石川県白山市三宮町ニ105-1
076-272-0680
毎年6月上旬 稲取どんつくまつり/静岡県
赤や青の天狗の面をかぶった若者たちが、「どんつく」と称する男性器を模した陽木を持って住民を突きながら民家を回る祭り。無病息災、夫婦和合を祈願するもの。
場所
稲取港(東伊豆町役場前) 静岡県東伊豆町稲取3354
お問い合わせ
稲取温泉観光協会 0557-95-1157
毎年6月15日 つぶろさし(羽茂まつり)/新潟県
[県指定無形民俗文化財]五穀豊穣を祈願して行われる行事。大きく長い男性器を模した棒を持った「つぶろさし」がささらという楽器を手にした「ささらすり」と笛や太鼓に合わせて踊るというもので、羽茂まつりでは草刈神社と菅原神社の「太神楽つぶろさし」「鬼舞つぶろさし」が神社境内や町内各所で行われるほか、大獅子も繰り出して賑わう。
場所
新潟県佐渡市羽茂本郷
お問い合わせ
羽茂祭り実行委員会 0259-88-2160
 近畿
毎年6月1-2日 平安神宮薪能/京都府
平安神宮・大極殿前の野外能舞台で観世・金春・大蔵・宝生の4流派が篝火の明かりに照らし出されて上演される。雨天時はロームシアター京都にて開催。
場所
平安神宮 左京区岡崎西天王町97
お問い合わせ
京都能楽会 075-771-6114
毎年6月5日 県(あがた)まつり/京都府
県(あがた)神社は平等院の鎮守で、暗やみの奇祭で知られる。17時の夕御饌(ゆうみけ)から始まり、深夜に沿道の灯火をすべて消した暗やみの中をご神体とされる大きな梵天が裸の若者たちによって渡御される。
場所
県神社 京都府宇治市宇治蓮華72
0774-21-3014
毎年6月第1日曜 多賀御田植祭/滋賀県
早乙女60余名によって田植えと田植踊が奉納されるほか、豊年太鼓踊りや尾張万歳、御田舞なども奉納される。
場所
多賀大社 滋賀県犬上郡多賀町
お問い合わせ
(一社)多賀観光協会 0749-48-1553
 中国
毎年6月1日 出雲大社涼殿祭、真菰(まこも)の神事/島根県
大社の東方にある出雲森での神事のあと、境内の御手洗井まで真菰(まこも)を敷き、神官が大御幣と共に参進祈念してこの上を歩く。この真菰を持って帰ると病気にならないといわれている。
場所・お問い合わせ
出雲大社 島根県出雲市大社町杵築東195
0853-53-3100
毎年6月第1土・日曜 大山山開き/鳥取県
山麓の大神山神社奥宮から博労座までの間を、2000人にも上る登山者が松明を持って練り歩く「たいまつ行列」が前夜祭として行われる。暗闇の中をあかあかと燃える松明が山道を進む様は炎の河のようとも言われる。
場所
大神山神社奥宮 鳥取県西伯郡大山町大山
お問い合わせ
大山町観光案内所 0859-52-2502
毎年6月第1日曜 壬生の大花田植/広島県
[国指定重要無形民俗文化財、世界無形文化遺産]「はやし田」という、中国地方の山間部に残っている大田植え行事。五穀豊穣を祈願して田の神を祀るだけでなく、厳しい田植え作業を慰める意味合いも含まれている。赤・青・緑・黄の布を掛け、兜や龍を象った金襴豪華な花鞍を纏った飾り牛の行列が田植え会場に向かう行列は壮観。田植えの指揮をとる三拝(サンバイ)のササラに合わせて、大太鼓・小太鼓・手打鉦・篠笛が賑やかに囃す中を、早乙女達が田植え唄を歌いながら早苗を植えてゆく。
場所
壬生地区一帯 広島県山県郡北広島町壬生
お問い合わせ
北広島町観光協会 0826-72-6908
毎年6月上旬 おしくらごう/山口県
300年以上の歴史を持つとされる萩の和船競漕。藩政時代に漁区の抽選が和船八丁櫓立ての和船競漕によって行われていたことに由来する行事。ふんどし姿の青年たちが勢い良く和船をこぐ姿は迫力がある。
場所
山口県萩市橋本川下流(常盤橋・玉江間)
お問い合わせ
山口はぎ漁業協同組合 0838-25-1493
 九州
毎年6月1-2日 高良大社川渡祭(へこかきまつり)/福岡県
筑後国の一ノ宮。早朝に禊を行った還暦や厄年の大人や、数え年7歳の子どもが赤いふんどしと赤色の肌着で厄除・長寿を祈願して高良大社まで駆け上り、参拝する。その後神職とともに茅の輪くぐりを行い、無病息災を祈る。現在は年齢に関係なく参拝可能。
場所・お問い合わせ
高良大社 福岡県久留米市御井町1
0942-43-4893
毎年6月第1日曜 セッペトペ/鹿児島県
[市指定無形民俗文化財]お田植祭の際、五穀豊穣と悪疫退散を祈願して行われる行事。白装束の男たちが肩を組んで神田の中で前身泥だらけになって田んぼを足で耕すしぐさをする。「セッペトペ」はその時の掛け声で、「精一杯跳べ」を意味すると言われている。傍らではデオドン(大王殿)と呼ばれる仮面神が祭礼を見届ける。
場所・お問い合わせ
日置八幡神社 鹿児島県日置市日吉町日置
0942-43-4893

7月カレンダー

 北海道
毎年7月7-9日 岩内神社祭/北海道
7日宵宮、8日は神輿の市内渡御。9日午後から町の南方にある雷電岬にかけて10数隻の船による豪華な神輿の海上渡御が行われる。夕方はかがり火の中、赤坂奴・神輿2基を含む約450名の神輿行列と宮入が行われる。この地方最大の祭り。
場所・お問い合わせ
岩内神社(せなみはぐろじんじゃ) 北海道岩内町宮園41
0135-62-0143
 東北
毎年7月6-7日 牛乗り神事(東湖八坂神社例大祭)/秋田県
[国指定重要無形民俗文化財]八坂神仕は天王・船越両町の鎖守でスサノオノミコトをまつる神社。6日は宵宮で、7日は神輿渡御の後、1000年以上続くとされる牛乗り神事が行われる。天王地区からスサノオノミコトとされる古代装束の男性が牛に乗って船越水道へと練り歩く。一行が船越水道に姿を現すと、船上で深紅の装束をまとい、ヤマタノオロチに扮した船越地区の男性が「くも舞」を演じ、日本神話のヤマタノオロチ伝説を再現するという大変珍しいもの。
場所・お問い合わせ
東湖八坂神社 秋田県潟上市天王字天王106
018-878-2143
毎年7月12日 高田お田植祭/福島県
[国の選択無形民俗文化財]実際の田植えが行われ後に行う祭り。神社本殿で神幸祭を行った後、稲作に害をなす猪を追い払うため多数の少年たちが8頭の獅子頭を拝受して町中を回って無病息災を祈る「獅子追い」が行われる。その後、神輿の渡御を行い、御田神社の御正作田で催馬楽、田植踊り・獅子舞・稚児舞の奉納、早乙女の早苗植え付けが行われる。
場所・お問い合わせ
伊佐須美(いさすみ)神社 福島県大沼郡会津美里町宮林甲4377
0242-54-3120
毎年7月14-15日 綴子(つづりこ)神社大太鼓/秋田県
かつて農耕用水の不足のため、雨乞いの神事として行われていたもの。大太鼓の大音響を天上の雷鳴に似せて龍神に届けることで、降水や虫追い、五穀豊穣の祈願を行う。直径が3m余、長さ3.5m余もある巨大な大太鼓4基が獅子踊・大名出陣行列とともに行進する様は圧巻。綴子神社境内で行われる獅子踊りや奴舞も見どころ。綴子神社の例大祭は1262年に始まったとされ、非常に歴史ある伝統行事として知られる。かつては旧暦6月14日〜15日に行われていた。
場所・お問い合わせ
綴子神社 秋田県北秋田市綴子西館46
0186-62-0471
毎年7月14日 鳥海山火合わせ行事/山形県
鳥海山頂の鳥海湖畔、御浜、吹浦の大物忌神社、飛島(酒川市)の子物忌神社、宮海の5箇所で同時にかがり火を焚く。これが火合わせの神事で、その年の作物の豊穣と大漁を占う。当日は鳥海山大物忌神社吹浦口の宮を出発し、神輿と共に吹浦港まで巡行した後、かがり火を焚きながら祝詞・お頭様(獅子舞)・巫女舞の各神事を執り行う。
場所
鳥海山大物忌神社吹浦口の宮 山形県飽海郡遊佐町吹浦字布倉1
お問い合わせ
遊佐町役場企画課 0234-72-5886
毎年7月15日 出羽三山例祭(花祭)/山形県
稲の開花期にあたり、厄除を祈願する祭り。三山の神輿が本殿前の鏡池を一巡し、続いて神輿を先導した花梵天麗と呼ばれる稲の花に見立てた大きな造花が池を一巡すると、周囲の群衆がこの造花に殺到して奪い合う。この花が悪疫消除のお守りとなり、五穀豊穣が約束されるといわれている。
場所・お問い合わせ
出羽三山神社 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
0235-62-2355
毎年7月20-21日 土崎神明社祭の曳山行事(土崎港曳山まつり)/秋田県
[国指定重要無形民俗文化財]各町からみなとばやしに乗って10台ほどの造り物が立派な山車が出る。宵宮は子どもが主になって引くが、21日には夜を徹して大人たちが引いて風流を競い合う。また、「寄せ太鼓」「湊ばやし」「あいや節」「湊剣ばやし」「加相ばやし」の5曲からなる「港ばやし」はこの地の伝統のもの。
場所・お問い合わせ
土崎神明社 秋田県秋田市土崎港中央3-9−37
018-845-1441
毎年7月20-24日 恐山大祭/青森県
恐山は古くから比齟山、高野山とともに日本三大霊場の一つに数えられ、人が死ねば霊魂は恐山へ行くと信じられていた。この期間は亡くなった人への供養とイタコの口寄せを聞きに、死者との対話を求める人びとが集まる。また、22日には山主上山式(さんしゅじょうざんしき)と呼ばれる、三途の川から菩提寺総門、地蔵殿へと山主が僧の行列を伴って向かう行事が行われる。
場所・お問い合わせ
恐山霊場 青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
0175-22-3825
毎年7月22-24日 田島祇園まつり/福島県
[国指定重要無形民俗文化財]京都祇園祭、博多祇園山笠と並ぶ日本三大祇園祭のひとつ。党屋(頭屋)を中心として祭りを進める制度が厳格に守られていて、最初の神事は1月15日から始まり、終了まで半年かかる。22日が宵祭りで屋台の運行と歌舞伎の上演、23日は本祭りで絢爛豪華な神輿の渡御があり、24日には太々神楽が奉納される。
場所
田島地域一帯 福島県南会津郡南会津町田島
お問い合わせ
南会津町商工観光課 0241-62-6200
毎年7月下旬 相馬野馬追/福島県
[国指定重要無形民俗文化財]平将門が野馬を捕らえる軍事訓練と、捕らえた馬を神前に奉納したことに由来する祭り。初日、総大将は武家のしきたりである三献の儀を執り行った後、迎えの騎馬武者とともに中村神社へ向かう。出陣式を執り行い、各地区から神輿とともに出陣した騎馬武者数百騎が雲雀が原に会し宵乗りをする。
26日は雲雀が原で古式甲冑競馬を行ったのち、最大の見せ場である神旗争奪の激しい熱戦が繰り広げられる。
最終日には小高神社境内で野馬懸が行われるが、これは「上げ馬の神事」という、絵馬が出現する以前の神と馬と人との結びつきの姿を今に伝える行事。さらに野馬の追い込みを行い、その中から神馬が選ばれると、白装束の男たちによって捕らえられ神前に奉納される。追い込んだ馬を全て捕らえそのセリが行われると、一連の行事がすべて終了となる。
場所
福島県南相馬市原町区
お問い合わせ
相馬市商工観光課 0244-37-2155
 関東
毎年7月1日 鳥越神社水上祭(形代流し)/東京都
夏越の祓いとして行われる茅の輪くぐり神事の翌日に行われる行事。6月30日までに各氏子はあらかじめ配布された形代(紙の人形で氏子の人たちの名前を書いたもの)に身の穢れを託して神社に納め、茅の輪くぐりを行い、参詣する。翌7月1日10時ごろ柳橋から、祭壇を飾り五色の幣束をたてた御座船(ござぶね)が囃子の音と共に隅田川を下り、前日までに納められた形代を流して厄よけをする。柳橋出船10時、最終の船の戻り14時頃。
場所
鳥越神社 東京都台東区鳥越2−4−1
03-3851-5033
毎年7月1-29日 祇園祭/京都府
平安時代869年、疫病流行を鎮めるために神輿3基と66本の矛を立てて御霊会を行い、神に疫病を鎮めてもらおうとしたのが始まりとされる。以後全国的に祇園信仰(行疫神であるスサノヲノミコトへの信仰)が広まると同時に、当神事も各地に大きな影響を与えた。
特に17日の山鉾巡行で知られるが、1日の吉符入り(祭礼の決定と各神事の打合せ)に始まり、29日の奉告祭まで1ヶ月間行われる。
おおまかな流れとしては、山鉾の順番を決めるくじ引き(2日に京都市役所で行われる)、各鉾所での鉾の組み立て(10日頃)、神輿を四条大橋の上までかつぎ出して鴨川の水で洗う神輿洗式と、それを迎える提灯行列(10日)、鉾の上に乗る椎児たちが神の使いとしての「お位」をもらうために八坂神社へ行く稚児社参(13日)、詩吟・狂言・地唄舞・今様歌舞楽などの芸能奉納(15日)、組み立てた鉾の上での祗園囃子演奏(12〜16日)、石見神楽の奉納や宵山(16日)、クライマックスの山鉾巡行(17日・重要無形民俗文化財)、後祭や神輿が御旅所から神社に帰る還幸祭(24日)、再び四条大橋での神輿洗い(28日)、そして29日の奉告祭でし締めくくられる。
場所
八坂神社 京都市東山区祇園町北側625
075-561-6155
毎年7月10日以降の金・土・日曜 佐原祇園まつり/千葉県
[国指定重要無形民俗文化財]10日は神輿を出す式が行われ、11日・12日は高さ4mに及ぶ大人形を飾った総欅造りの山車が佐原囃子に乗って町へ繰り出す。小江戸と呼ばれる街並みは国選択重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、山車と相まった景観も見ものとされる。
場所
八坂神社周辺 香取市佐原本宿
お問い合わせ
香取市商工観光課 0478-54-1111
毎年7月14日 水止(しし)舞/東京都
[都指定無形民俗文化財]約680年前の大干ばつの際、住職が藁で龍像を造って雨ごい祈願をし雨を降らせたが、降りすぎて2年間もの長雨に悩まされ、田畑が流出してしまった。今度は逆に獅子の頭を3つ造りって「水止め(しし)」と命名。それを農民にかぶせて舞わせ、雨止めの祈願をしたというのが始まり。藁でぐるぐる巻きにされた龍神役の男2人が転がされながら獅子舞の行列を先導するという、他にはない珍しいまつり。獅子は練り行列のあと、舞台で舞を舞って水防の祈願を行う。
場所・お問い合わせ
厳正寺 東京都大田区大森東3-7-27
03-3761-4945
毎年7月15日 玉敷神社神楽/埼玉県
[国指定重要無形民俗文化財]2月1日・5月5日・7月15日・12月1日に奉納される神楽。江戸神楽の源流を伝えるものとされ、歌や台詞がなく、様式的な所作が繰り返し行われる。主な演目はミテグラの舞、イザナギ、イザナミの連れ舞、五行の舞、オカメの舞など。
場所・お問い合わせ
玉敷神社 埼玉県加須市騎西552
0480-73-6022
毎年7月15日 宮城野湯立獅子舞/神奈川県
[国選択無形民俗文化財]無病息災、天下泰平、五轂豊穣を祈る神事。13時から祭典、14時ごろから獅子舞が行われる。平舞・行の舞・宮めぐりの舞・剣の舞の後、沸騰した湯をたたえた湯釜の前で釜の舞・四方固めの舞を行い、湯釜を祓う。最後に祭壇の笹幣を入れてかき回し、氏子たちに湯をふりかける。この湯がかかると、1年の無病息災が約束されるという。
場所
宮城野諏訪神社 神奈川県足柄下郡箱根町宮城野719
お問い合わせ
箱根町総合観光案内所 0460-85-5700
毎年7月15日に近い土曜 ヤッタリ踊り(みろく踊り)/埼玉県
[県指定無形民俗文化財]24時すぎから始まり裏夜中にかけて若者たちが「ヤッタリナー ヤッタリナー」という囃子に合わせて踊り歩くもので、行列は若衆頭、大幣を持つ先導者、笛方、大太鼓の順で踊りながら境内へ練り込むというもの。隣り合う地区同士で土地の所有争いを相撲で決した際、勝利した地区が「ヤッタリ、ヤッタリ」と喜び踊ったことが起源とされている。
場所
大畑香取神社 埼玉県春日部市大畑230−1
お問い合わせ
教育委員会文化財保護課 048-763-2449
毎年7月15日に近い土曜 大宮秋葉神社ささら獅子舞/埼玉県
[市指定無形民俗文化財]室町時代末期に秋葉三尺坊の山伏(修験者)が伝えたといわれる獅子舞。五穀豊穣、悪疫退散、厄除けを祈願して、大獅子・中獅子・牝獅子の3頭の獅子がささらの音色に合わせて激しい舞いを奉納する。
場所
秋葉神社 埼玉県さいたま市西区中釘818
お問い合わせ
さいたま市教育委員会事務局 048-829-1723
毎年7月中旬 白浜海女まつり/千葉県
海女と灯台の町といわれている白浜での祭り。当日は弁財天での龍神の舞や白浜音頭の総踊りが行われる他、海女約50人が夜20時25分〜20時40分頃に松明を片手に縦横に泳ぐ夜泳が行われる。かつて野島崎の海で船が遭難した際、白浜の海女たちが松明を手に夜を徹して船乗りたちを捜索した出来事にちなんで始まったとされているもので、海上安全、大漁祈願、海で亡くなった人々への供養の想いが込められている。
場所
南房総白浜野島埼灯台前広場 千葉県南房総市白浜町白浜630
お問い合わせ
白浜海女まつり実行委員会 0470-28-5307
毎年7月中旬 平方のどろいんきょ/埼玉県
[県選択無形民俗文化財]疫病退散、五穀豊穣を祈願して行われる祭り。裸の若者たちが町内に数カ所設置されている神酒所を隠居神輿を担いで巡り、頭から水を掛けられながら、水をまいた庭で神輿を地面にたたきつけて転がし、どろどろにするという激しい祭り。巡行の途中で神輿を山車に見立てる「山車曳き」も見もの。
場所・お問い合わせ
八枝神社 埼玉県上尾市平方488
048-775-5917
毎年7月19-20日 秩父川瀬まつり/埼玉県
19日の宵祭は笠鉾4台、山車4台が威勢のいい掛け声とともに町中を練り歩く。20日の本祭りでは秩父神社境内に集合した笠鉾・屋台が神輿の神幸行列を率いて出発し、14時30分ごろ、武之鼻橋のそばで神輿ごと担ぎ手が荒川に入る。川の中で掛け声勇ましくもみあう「神輿洗いの儀式」が行われることで、秩父の人々はやっと夏を迎えるとされている。
場所・お問い合わせ
秩父神社 埼玉県秩父市番場町1-3
0494-22-0262
毎年7月19-23日 熊谷うちわまつり/埼玉県
12台の装飾の美しい勇壮な山車と屋台が熊谷囃子をはやしながら市中を巡行する。特に盛り上がるのは期間中に数回にかけて行われる「叩き合い」で、すべての山車・屋台が一同に会し、それぞれの囃子をならし合う。このまつりの期問中、かつて疫病除けを祈願して振る舞った赤飯の代わりに、現在はうちわを配る風習があるところからこの呼び名があるとされる。
場所
愛宕八坂神社 埼玉県熊谷市鎌倉町44
お問い合わせ
熊谷うちわまつり 048-527ー0002
毎年7月20日に近い日曜 三増の獅子舞/神奈川県
[県指定無形民俗文化財]約300年の歴史があるとされる三匹獅子舞。父の巻獅子、母の玉獅子、子の剣獅子の三頭の獅子舞で、笛やササラ、歌師の繰り出す歌に従って太鼓を打ち鳴らしながら舞う勇壮なもの。
場所
諏訪神社 神奈川県愛甲郡愛川町三増587
お問い合わせ
愛川町スポーツ・文化振興課 046-285-2111
毎年7月第3月曜(海の日) 浜降祭/神奈川県
寒川神社をはじめ近郷各社の神輿30以上が茅ヶ崎海岸に渡御し、海に入る「みそぎ」が午前5時から8時ごろまで行われる。暁の祭典として名高いみそぎの神事。各神社ごとに担ぎ方が異なるため、それを見比べるのも面白い。
場所
茅ヶ崎西浜海岸
お問い合わせ
一般社団法人茅ヶ崎市観光協会 0467-84-0377
毎年7月第3日曜 下間久里の獅子舞/埼玉県
[県指定無形民俗文化財]大夫獅子、中獅子、女獅子の3頭の獅子に笛方を含めて40人以上が神社で獅子舞を奉納したのち、地区内の各家庭へも上がって舞う。休憩を挟みながら下間久里地区全体を回った夜10時頃、大里地区との境では太夫による「辻切り」が行われ、村中の悪魔を追い詰め、ここで追い出すとされている。雨下無双角兵衛流とも呼ばれ、埼玉県東部や千葉県西部の獅子舞行事の源流とされている。
場所
下間久里香取神社 埼玉県越谷市下間久里1226
お問い合わせ
教育委員会文化財保護課 048-763-2449
4年毎の7月下旬 白間津(しらまづ)の大祭(おおまち)/千葉県
[国指定重要無形民俗文化財]4年に1度の日枝神社大祭の神事。太陽と月、海と陸(おか)などの自然を祀り、古い姿をとどめている非常に貴重な祭り。25日に「大網渡し」や「神幸の儀(お浜下り)」、26日はオカエリと呼ばれ、神輿の還御の神事が執り行われる。「ササラ踊り」「トヒラ踊り」「エンヤホウ踊り」などの奉納舞では、羯鼓(かっこ)を打つ二人の少年を中心に、手にささらや扇・綾竹を持った多くの少女たちが踊る。※4年ごとの7月第4金・土・日曜日に行われる。(次回は2019年が大祭の年。)
場所
日枝神社 千葉県南房総市千倉町白間津335
お問い合わせ
南房総市教育委員会 0470-46-2963
 中部
毎年7月第1金・土曜 あばれ祭(イヤサカ祭)/石川県
[県指定重要無形民俗文化財]輪島塗の豪華な神輿を海中に投げ込むなどして大いに暴れ回る非常に勇壮な祭り。夜は大松明の火の粉のなか、いっせいに灯を掲げた高さ7mにもなる町内自慢の大きりこ40数本が夜を徹して町を練り歩く。江戸時代に悪病が流行したため、京都の祇園社より牛頭天王を勧請し祭礼を行ったところ、悪疫が去った。それに住民が喜び、キリコを担いで八坂神社へ詣でたことが始まりとされる。
場所
八坂神社 石川県鳳珠郡能登町宇出津チ−58

能登町ふるさと振興課 0768-62-8532
毎年7月6-7日 村上大祭/新潟県
7月6日15時~(宵祭)、7月7日8時30分~(本祭)。村上木彫堆朱、堆黒の枠を集めた高さ5m以上もの“オシャギリ”と呼ばれる19台の屋台と、藩主の本庄繁長のがいせんをかたどった荒馬(木馬)14騎に子どもがまたがって先導し、各町内を練り歩く祭礼行事。各おしゃぎりとも乗せものが異なるため、見比べるのも面白い。
場所・お問い合わせ
西奈彌羽黒神社(せなみはぐろじんじゃ) 新潟県村上市羽黒町6-16
0254-52-3617
毎年7月8-9日 藪原まつり/長野県
8日は宵祭で、夜に天狗の舞・豊栄の舞・熊野の舞・浦安の舞といった神楽舞が行われる。9日の本祭では神輿の渡御に合わせて、雄獅子、雌獅子それぞれを乗せた屋台が町を練り歩く(雄獅子、雌獅子は宵祭でも巡行を行う)。各自がすれ違う際に行う豪快で優美な獅子舞の競演が呼びものとなっている。
場所
藪原神社 長野県木曽郡木祖村藪原
お問い合わせ
木祖村観光協会 0264-36-2543
毎年7月中旬から9月上旬 郡上おどり/岐阜県
2ヶ月近く続く盆踊りで、なかでも8月13日から16日の4日間は徴夜で朝方まで踊る。10曲の囃子歌それぞれに合わせて異なる振りで構成されるが、比較的簡単に覚えられるため、期間中に訪れ、踊りに参加した観光客はほとんど覚えて帰ることができるほど。そのため郡上踊りは「見る踊りではなく、踊る踊り」ともいわれている。
場所
岐阜県郡上市新町~橋本町、本町
お問い合わせ
郡上八幡観光協会 0575-67-0002
毎年7月中旬 ながの祇園祭/長野県
善光寺参道周辺を400キロ近い大神輿や大獅子、数々の華やかな屋台が練り歩く。
場所
善光寺参道界隈 長野県長野市元善町491
お問い合わせ
ながの祇園祭屋台運行実行委員会 080-4856-6812
毎年7月中旬 鯛まつり/愛知県
大漁を祝うための奉納として、さらし木綿200反を用いた長さ約15mの大鯛2匹を200人余の若者がかついで町中や海中を練って歩くというまつり。
場所
南知多町大字豊浜地区内
お問い合わせ
豊浜商工会 0569-65-0004
毎年7月中旬 鯛まつり/愛知県
大漁を祝うための奉納として、さらし木綿200反を用いた長さ約15mの大鯛2匹を200人余の若者がかついで町中や海中を練って歩くというまつり。
場所
南知多町大字豊浜地区内
お問い合わせ
豊浜商工会 0569-65-0004
毎年7月14-15日 円隆寺祇園まつり(さんさい祭り)/富山県
[市指定無形民俗文化財]祇園まつりの宵に行われる「さんさい踊り」は、女児の健やかな成長を願う盆踊り。江戸時代の盆踊り規制の陰でひっそりと受け継がれてきたもので、「ヨーイ、サンサイヨンサノヨヨナイ」の歌とともに行われる。
場所・お問い合わせ
円降寺 富山県富山市梅沢町3-3-10
076-421-1446
毎年7月15日 遠州大念仏/静岡県
[県指定重要無形民俗文化財]遠州大念仏保存会による隊列30〜40人が、依頼のあった新盆の家々を回り、太鼓・笛・鉦の音に合わせて念仏踊りを踊る。踊り手は太鼓を勇ましく打ち鳴らしながら勇壮に踊り、初盆の家の供養を行う。三方原の合戦で戦死した武田、徳川両軍の霊を慰めるために行ったのが始まりといわれる。
場所・お問い合わせ
犀ケ崖資料館 静岡県浜松市中区鹿谷町25-10
053-472-8383
毎年7月15日に近い金、土、日曜 山名神社天王祭舞楽/静岡県
[国指定重要無形民俗文化財]16時30分~21時。京都祇園祭の芸能要素を持ち、8番からなる舞楽で動物の舞が多いのが特徴。特に昆虫のかつらをつけて舞う「蟷螂(とうろう)の舞(カマキリの舞)」は他に見ない非常に珍しい舞。また当日は屋台8台の曳き回しも行われる。
場所
山名神社 静岡県森町飯田2590
お問い合わせ
森町観光協会 0538-85-6319
毎年7月15日に一番近い日曜 岳の幟(たけののぼり)/長野県
[国の選択無形民俗文化財]早朝、大勢で温泉のそばの男神山に登り頂上の社にお神酒を供え、日の出とともに長い青竹に色とりどりの布をつけて幟にして、これをかついで降りてくる。五穀豊穣と無病息災を願う行事で、笛や太鼓に合わせてささら踊りや三頭獅子舞も奉納される。
場所
別所温泉街 長野県上田市別所温泉
お問い合わせ
別所温泉観光協会 0268-38-3510
毎年7月16日 天王祭(お注連上げ)/静岡県
[町無形民俗文化財]その年の五穀豊作、疫病退故を祈願して行われる行事。太さ20〜30センチ、長さ70〜80メートル余の大しめ繩を作り、これを「木遣り」を歌いながら社の周辺の大松の間に張り渡す豪快な夏の行事。
場所
天王神社 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科860-1
お問い合わせ
西伊豆町観光協会 0558-52-1268
毎年7月「海の日」直前の土・日曜 戸倉上山田温泉夏まつり/長野県
信州の代表的な温泉夏まつり。町内会の山車、芸妓神輿、民謡流し、勇み獅子、信州最大の花火の打ち上げなど、多くの行事が行われる。千曲川の治水を祈願し、水天宮を祀ったことが始まりとされる。
場所
戸倉上山田温泉街
お問い合わせ
千曲市観光協会 026-275-1326
毎年7月23-29日 上越まつり/新潟県
高田・直江津の祇園祭と謙信公祭とを同時に行う上越市最大のまつり。戦国武者行列、山車のパレード、民謡大会、花火大会など、おまつり広場を中心として数々の行事が操り広げられる。
場所
直江津八坂神社 新潟県上越市西本町4-2-25
お問い合わせ
上越まつり委員会事務局 025-543-2777
毎年7月下旬 福光ねつおくり七夕祭り/富山県
期間中は福光商店街を中心に七夕飾りや大太鼓のねり打ち、民謡流しなどが盛大に行われるが、最も重要なのは一年で一番暑いとされる土用の三番の「熱送り」。「ジジババ」と呼ばれるワラ人形を乗せた田の神船を担ぎ、子供たちの「オクルワァイ オクルワァイ、ネツオクルワイ」の唄と太鼓に合わせて、五色の短冊を飾った笹竹で稲川を払いながら練り歩く。「ねつ」とは「いもち病」のことといわれており、悪疫を祓うことで五穀豊穣を祈願するもの。古くからの形態を伝える貴重な民俗行事として知られる。
場所
富山県南砺市福光
お問い合わせ
福光ねつおくり七夕祭り実行委員会 0763-52-2038
 近畿
毎年7月7日 吉野山蔵王堂の蛙飛び行事/奈良県
縫いぐるみの大青ガエルが町内を巡ったのち、蔵王堂の仏の前で修法してカエルから元の人間の姿に戻る様を演じるという珍しい行事。蓮華を仏に献じる蓮華会の行事の一環で、吉野の故事にならったもの。演劇的な振る舞いで観客を楽しませる一方で、かつてはその験力を披露する為に行われていたとされる。
場所・お問い合わせ
金峰山寺蔵王堂境内 吉野山2500
0746-32-8371
毎年7月7日 貴船神社水まつり/京都府
貴船神社は水の神様として、雨ごい、雨やみを祈願する神社。この日は水の恩恵に感謝をして行われる。奥の院そばの川原に設けられた祭壇の前での祭典に続き、舞楽、神楽、献茶式などが行われる。
場所・お問い合わせ
貴船神社 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
075-741-2016
毎年7月14日 那智の扇祭り(那智火まつり)/和歌山県
[国の重要無形民俗文化財]全国3000以上ある熊野神社の総本社、熊野那智大社で行われる例大祭の行事。熊野那智大社から御滝前の飛滝神社への年に一度の里帰りの様子を表したもので、神輿の渡御とそれを清める大松明の動きが非常に勇壮。御火行事の前には「大和舞」や国指定重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産の「那智田楽」が行われ、こちらも田楽舞創成期の形を残す、非常に貴重な行事である。7月9日は那智滝のしめ縄張り捧え行事、12日は扇32本を飾りつけた扇神輿12基の組み立てと大小22本の松明作りが行われる。
場所・お問い合わせ
熊野那智大社 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
0735-55-0321
毎年7月15日 杭全(くまた)神社夏まつり/大阪府
付近一帯の産土神として尊崇されている古社の祭り。11日は太鼓大の巡行。12、13日は旧平野郷にあたる9つの町がそれぞれのだんじりを曳いて巡行する。クライマックスは13日の宮入で、各だんじりが鳥居の下で押したり引いたりしながら激しくもみあう様は非常に勇壮。なお、翌日14日は神輿の渡御が行われる。杭全神社第二本殿と第三本殿は重要文化財。また参道には樹齢600年といわれる楠の大木がある。
場所・お問い合わせ
杭全神社 大阪府大阪市平野区平野宮町2-1-67
06-6791-0208
毎年7月18日 太鼓回し/滋賀県
明王院は天台修行道の道場。夜、地元の若者たちが一人ずつ交代で直径1.2mの大太鼓を御堂の板の間でぐるぐる回し、これに憎たちが飛び乗り、合掌しては飛び降りるという珍しい行事。天台回峰修験の相応和尚の修行方法にちなんだもの。
場所・お問い合わせ
葛川息障明王院 滋賀県大津市葛川坊村町155
077-599-2372
毎年7月第2土曜 しろんご祭/三重県
海女によるアワビ取りが行われる、伊勢志摩を代表する大漁・豊漁を祈願する祭り。早朝、普段は禁漁区である「白浜」に集まった海女たちは、ほら貝の合図で雄雌一対のアワビ「まねき鮑」を取るために竸い合う。そして最初にとれたものを神社に供え、それをとった海女が一年間海女頭として崇められ、豊漁が約束されるという。
場所
白鬚神社 三重県鳥羽市菅島町
お問い合わせ
鳥羽市観光課 0599-25-1157
毎年7月中旬 宇津野神社川下まつり/兵庫県
約1000年前(天禄年間)から始まったと伝えられる伝統ある祭り。神輿や鼻の先が角になった麒麟獅子(県の無形民俗文化財)が各家々の門前で家内安全を祈って舞う。麒麟の起源は京都八坂神社の大祭にちなんで行われたと伝えられており、これが残っているのは鳥取県東部か兵庫県浜坂町、香住町、温泉町とされている。
場所
宇津野神社 兵庫県新温泉町浜坂2456-4
お問い合わせ
浜坂観光協会 0796-82-4580
毎年7月中旬 貝塚宮、太鼓台祭り/大阪府
江戸時代から続いている伝統行事。太鼓の上に美しく段状に蒲団を積み重ねた蒲団太鼓が氏子によって勇壮にかつがれ、町中を練り歩く。感田神社では宵宮に湯神楽、本宮に神輿の渡御が行われる。
場所・お問い合わせ
感田神社 大阪府貝塚市中905
072-422-1446
毎年7月中旬の土・日曜 松阪祇園まつり/三重県
市の鎮守である松阪・八雲・御厨の三神社のまつり。京都の祇園御霊会に由来し、牛頭天王(スサノオノミコトとの神仏習合信仰)を祀る八坂神社の祭りが松坂に波及したものとされる。三社神輿の波御のほか、各町ごとに出す山車も見物。19日には松阪市無形民俗文化財の「松阪しょんがい音頭」や「松阪しょんがいソーラン」なども行われる。
場所
八雲神社ほか 三重県松阪市日野町690
お問い合わせ
松阪祇園まつり実行委員会 0598-26-2822
毎年7月24-25日 河内祭(御舟祭)/和歌山県
[国指定重要無形民俗文化財]古座川に浮かぶ清暑島そのものがご神体とされる河内神社の例大祭。色鮮やかな旗をのせた御舟による現在の巡航の形は、源平の合戦で源氏側についた古座水軍が勝利し帰還したことを祝ったこと、戦死者への供養が始まりとされる。三艘の御舟は木造の和船で、大変貴重なもの。地元中学生による櫂伝馬競漕、「夜籠り」などの数々の神事中に行われる御舟の周回、河原では獅子舞が行われる。
場所
河内神社 和歌山県東牟婁郡古座川町宇津木171
お問い合わせ
古座観光協会 0735-72-0645
毎年7月第3日曜 寺内ざんざか踊り/兵庫県
[県指定無形民俗文化財]江戸時代から伝承されている、但馬地方と北播磨(きたはりま)にだけ見られる珍しい踊り。天下泰平・五穀豊穣・子孫繁栄を祈願したもので、山王権現の遣いである猿に扮して太鼓を打ち鳴らす側踊り15〜16人、中踊り2人、輪踊りの中で全体の指揮をとるしんぼし2人、音頭取り2〜3人で構成される。踊りの輪の中心となる中踊りの2人は「しない」という高さ4mの団扇に五彩紙をあしらい、1年12ヶ月を示す12本の竹すだれをつけたものを負って踊る。
場所
山王神社 兵庫県朝来市和田山町寺内
お問い合わせ
和田山町観光協会 079-672-4003
毎年7月下旬 渡鹿野天王祭/三重県
的矢湾観光の中心となっているこの島の夏まつり。島内の灯りがすべて消され、御神体が神輿へと移される神遷の儀(しんせんのぎ)の後、「チョーサーヤー」「サッセーサッセー」「サイテクレージャー」の掛け声とともに、若者たちが島内を神輿を担ぎながら疾走する。祭りの最中には花火も打ち上げられ、非常に盛り上がりを見せる。
場所
渡鹿野島 三重県志摩市磯部町渡鹿野
お問い合わせ
志摩市観光協会 0599-46-0570
毎年7月下旬 伏見稲荷本宮祭/大阪府
本社から御霊をいただいておまつりしている全国の信者たちが、稲荷の大神に感謝して本社に参拝する祭り。境内一帯と後ろの稲荷山の数千に及ぶ灯籠に明かりをともし、その中で本宮踊りが賑やかに踊られる。また、稲荷山には提灯を組んで大鳥居も作られる。
場所・お問い合わせ
伏見稲荷大社 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
075-641-7331
 中国
毎年7月19-26日 仙崎祇園まつり/山口県
19日の前夜祭から始まり、七日七晩の間、笛・太鼓・鉦などで行うにぎやかな祗園ばやしで山車が町じゅうに繰り出される。全町が順番で祭り行事一切を引き受ける。
場所・お問い合わせ
八坂神社 山口県長門市仙崎祇園町1342
0837-26-1256
毎年7月第3日・月・火曜 小童の祇園まつり/広島県
1200年以上の伝統を持つ小童須佐神社の祭礼。獅子舞、囃子、屋台車など約200人が供奉をして神儀が進められ、のどかな山村に一大絵巻を展開する。大神興(県指定無形民俗文化財)も出御する。
場所・お問い合わせ
小童須佐神社 広島県三次市甲奴町小童
0847-67-3341
毎年7月20-27日 山口祇園まつり/山口県
室町時代に大内弘世が京都よりこの地に勧請した八坂神社のまつりで、御神幸に先立って鷺舞、浦安舞の奉納がある。八角・六角・四角の神輿がお旅所まで町を練り歩き、最終日には御還幸が行われる。
場所・お問い合わせ
八坂神社 山口県山口市上竪小路100
083-921-1566
毎年7月20、27日 津和野の鷺舞/島根県
[国指定重要無形民俗文化財]京都八坂神社の祇園祭で行われていた鷺舞を1542年にこの地に移したもの。白鷺をかたどった頭を被り、作り物の白い羽を身にまとって優美に舞う。両日とも町内数カ所で舞を行う。
場所
弥栄神社 島根県津和野町稲成丁
お問い合わせ
津和野町商工観光課 0856-72-0652
毎年7月23日に一番近い土曜 新町の地蔵おどり/岡山県
天正年間、戦乱の世に仏に祈り、豊年を祝うとともに、農民の苦しい暮らしにうるおいを与えるため始められた盆踊り。享保の大飢饉で歌舞、音曲の禁止令が出された際も、この地蔵踊りだけは災害厄除として許されたといわれている。400年続く伝統をもつとされる民俗行事。
場所
岡山県鏡野町新町地蔵堂
お問い合わせ
鏡野町産業観光課 0868-54-2987
 四国
毎年7月22-24日 和霊大祭・うわじま牛鬼まつり/愛媛県
2つの祭りが宇和島で同時に行われる。和霊大祭(23〜24日)では三基の神輿が海上渡御の後、須賀川に出て川の中に立ててあるオハケ(笹竹)を3周してお宮へ入る。そしてそれを待ちかまえていた若者たちが大漁・豊作の象徴である笹竹の争奪をするというもの。またうわじま牛鬼まつり(22〜24日)では、5〜8mの竹組みの牛の胴に長い首、鬼面、剣をかたどった尾をつけた全身シュロや赤い布で覆われた「牛鬼」が市内の家々を練り歩く。
場所
愛媛県宇和島市中心地区一円
お問い合わせ
うわじま牛鬼まつり実行委員会 0895-22-5555
 九州
毎年7月1-15日 博多祇園山笠/福岡県
[国指定重要無形民俗文化財]祇園祭(京都)、会津田島祇園祭(福島)と並び、三大祇園祭りのひとつとされている。京都のそれと比べ、勇壮な男祭りであることで知られる。1日から14日までの間に各町々に豪華な飾り山笠が立てられる。昔は高さ10数メートルにも及ぶ巨大な山笠が造られたが、現在は電線などの障害物による安全面から、低いものが用いられている。15日の「追山」では午前4時59分から太鼓の合図で一番山笠の櫛田神社入りがあり、以後5分ごとに各山笠が神社を出発、約4キロの巡路を男衆がかついで全力疾走するが、その姿は圧巻。
場所・お問い合わせ
櫛田神社 福岡市博多区上川端町1-41
092-291-2951
毎年7月5日 日向西郷村の御田祭/宮崎県
[県指定重要無形民俗文化財]970年もの伝統をもつ田植え祭りで、無病息災・豊作・牛馬安全を祈願するもの。祭事役や一般の参詣者による田植え行事が行われるが、特に盛り上がりを見せるのは、牛馬にまたがった若者たちがムチをならし大声ではやしながら神田を駆け回る整地神事。激しく泥しぶきをあげるため、牛馬も人も皆泥まみれになる。田植え神事の間は太鼓を鳴らし神歌を歌うが、ここでは催馬楽(さいばら)という古式の歌詞が用いられ、古来の田楽神事の姿を今に残している。
場所・お問い合わせ
田代神社 宮崎県東臼杵郡美郷町西郷区田代161-イ
0982-66-3011
毎年7月第3金・土・日曜 小倉祇園太鼓/福岡県
[国選択無形民俗文化財]江戸時代には八坂神社の御神幸に山鉾や踊り屋台の随行があったが、明治以降は太鼓を中心としたこの地独自の祇園祭になった。「ヤッサヤレヤレ」の合いの手、ジャンガラ(摺り鉦)の調子に合わせて、珍しい両面打ちで太鼓を打ち鳴らしながら町を練り歩く。
場所
小倉城内 福岡県北九州市小倉北区城内2-1
お問い合わせ
小倉祇園太鼓保存振興会事務局 093-562-3341
毎年7月第4金・土・日 戸畑祇園大山笠/福岡県
[ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財]「提灯山」の愛称で広く親しまれている飛幡八幡宮、菅原神社、中原八幡宮の三社の祭り。1803年に須賀大神(スサノオノミコト)に疫病退散を祈願したところ悪疫が去ったため、山笠を造って祝ったことが始まりとされる。提灯山笠をはじめとして人山笠、子供山笠、山車が出る。提灯山笠は高さ8.5m、309個の提灯を12段、ピラミット形に飾ったもので、この形態の提灯山笠としては日本最大規模。
場所
浅生1号公園周辺 福岡県北九州市戸畑区新池1-1
お問い合わせ
戸畑祇園大山笠振興会事務局 093-871-1501
毎年7月下旬 浜崎祇園祭/佐賀県
疫病退故と五穀豊穣を祈願し、町民が一体となって勇壮な奉納山笠3基を町中曳き回す。諏訪神社の境内で山笠を10数回曳き回す「おおまぎり」が最大のクライマックス。
場所
諏訪神社 佐賀県唐津市浜玉町浜崎1181
お問い合わせ
浜崎祇園山笠振興会 0955-56-6937
毎年7月下旬の金・土・日曜 中津祇園/大分県
[県指定無形民俗文化財]京都祇園より勧請した八坂社が鎮座する闇無浜(くらなしはま)神社の下祇園と、中津神社での上祇園の、両祭礼を合わせて中津祇園をされている。24日の初日はそれぞれの祇園車が各町内を巡り踊りを奉納、披露するが、もっとも盛り上がりを見せるのが25日の夕刻から始まる両祇園車による共演。踊りや人形浄瑠璃など、それぞれの特徴を活かした共演が行われる。
場所
闇無浜神社 大分県中津市角木447
お問い合わせ
中津市観光推進課 0979-22-1111

8月カレンダー

 北海道
毎年7月下旬
-
8月15日
層雲峡峡谷火まつり/北海道
アペカムイノミ(火の神まつり)を復活したもので、乙女たちによって神前に神饌がささげられ、若者がご神火を運ぶ、「コタンコロカムイ」という、アイヌの守護神であるシマフクロウを神の国へ送る儀式。期間中はアイヌ古式舞踊、フクロウ神事のほか、太鼓の競演や花火の打ち上げなども行われる。
場所北海道上川郡上川町層雲峡 特設会場
お問い合わせ層雲峡観光協会 01658-2-1811
 東北
毎年8月上旬 わらじまつり/福島県
旧暦1月(現在は2月)の信夫三山(月山・湯殿山・羽黒山)の暁参りに由来する、健脚を祈願するまつり。大わらじの奉納から、中小の多くのわらじによるパレードがあり、わらじ音頭による踊りもある。2月の暁参りで奉納された大わらじと合わせて一足とし、より一層の健脚を祈願する。
場所福島県福島市信夫通り
お問い合わせ福島商工会議所 024-536-5511
毎年8月上旬 山寺磐司祭/山形県
山寺開山の功労者、磐司磐三郎に感謝を捧げて行われる行事。当日は9時半頃から山寺根本中堂前で山形県内各地のシシ踊り4〜5団体が踊りを奉納する。その他御詠歌奉納、磐司太鼓奉納等が執り行われる。
場所山形市大字山寺 立石寺根本中堂前広場
お問い合わせ山寺観光協会 023-695-2816
毎年8月第一金・土・日曜 北上みちのく芸能まつり/岩手県
東北の中でも特に芸能の宝庫と呼ばれる北上の、市をあげての祭り。鬼の面をつけて勇壮に踊る鬼剣舞の団体が総出演するほか、太鼓踊り系・幕踊り系の鹿(獅子)踊、山伏神楽や南部神楽などが参加する。花火大会、灯籠流しも行われ、非常に多くの人でにぎわう。
場所岩手県北上市内各所
お問い合わせ北上観光コンベンション協会 0197-65-0300
8月上旬の土日 気仙沼みなとまつり/宮城県
気仙沼市の一番大きな祭り。かつお釣り、突棒漁などが再現される勇壮な祭りで、花火大会や灯籠流しなども行われる。
場所気仙沼市内
お問い合わせ気仙沼みなとまつり委員会 0226-22-4600
毎年8月1日-8月7日 弘前ねぷた(扇ねぷた)/青森県
[国指定重要無形民俗文化財]竹・木・針金で人物や動物などをかたどった大きな扇形の巨大な灯籠を作り、それに紙を張って色を塗り、明かりをつけて練り歩くというもの。怠け心を流す「眠り流し」という農民行事から始まったといわれる。
場所青森県弘前市内
お問い合わせ弘前市立観光館 0172-37-5501
毎年8月1日 神輿の滝浴び(白瀑神社例大祭)/秋田県
東八森にあるこの神社のご神体は滝。正午ごろから白装束の若者たちが神輿を肩に滝つぽに躍り込んでもみ合うという豪快な夏祭り。
場所白瀑神社 秋田県八峰町
お問い合わせ八峰町産業振興課 0185-76-4605
毎年8月1-4日 盛岡夏まつり(さんさ踊り)/岩手県
さんさ踊りは旧南部藩の代表的な盆踊り。その昔、三ツ石神社の境内で暴れていた悪鬼の退散を祈願したところ、神様が悪鬼を退けたことから、喜びを込めて踊ったのが始まりといわれる。現在は盛岡夏まつりとして市内の目抜き通りを市民総参加で踊り抜く。
場所岩手県盛岡市中央通り
お問い合わせ盛岡商工会議所 019-624-5880
毎年8月2-7日 青森ねぶた/青森県
[国指定重要無形民俗文化財]東北夏の四大まつりの一つ。暑さからくる睡魔払いの習俗にお盆の精霊送りが加わったものといわれている。木と竹と針金で組み立てた大きな扇形や人形の灯籠大行進は圧巻。
場所青森県青森市中心地
お問い合わせ青森観光コンベンション協会 017-723-7211
毎年8月3-6日 秋田竿燈(かんとう)まつり/秋田県
[国指定重要無形民俗文化財]東北夏の四大まつりの一つ。竿燈は長い竹竿に46個の提灯を数段に分けてつるし、重さは60キロにもなる。白足袋姿の若者たちが囃子に合わせて、額・肩・腰へとバランスを取りながら移動させて芸を競う。毎年百数十本も出、多くの見物客でにぎわう。
場所秋田県秋田市竿燈大通り
お問い合わせ秋田市竿燈まつり実行委員会事務局 018-888-5602
毎年8月4-8日 五所川原夏まつり(立佞武多・たちねぷた)/青森県
虫送りともいわれる。当番で決められた若者たちが、わらなどで竜や蛇の形をした高さ21mもの巨大な虫(山車)を作り、「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声とともに町中を引き回して町外れまで迫いはらう。旧藩時代からの農作祈願の祭事。
場所青森県五所川原市中心地
お問い合わせ五所川原市観光協会 0173-38-1515
毎年8月5-7日 花笠まつり/山形県
豪華な山車を先頭に、花笠を手にした集団が「ヤッショ、マカショ」の威勢の良い掛け声で踊りながら大通りを進んでゆく群舞の祭り。東北四大まつりの1つとして全国的にも有名。
場所山形市十日町~本町・七日町通り~文翔館前
お問い合わせ山形県花笠協議会事務局 023-642-8753
毎年8月6-7日 能代(のしろ)ねぶ流し/秋田県
上部に巨大なしゃちの飾りをつけ、城をかたどった巨大な灯籠が、華麗な笛や太鼓のお囃子を伴って街中を練るまつり。7日の夜、しゃちが囃子に送られて火を放たれ、米代川へ流される「シャチ流し」が能代大橋のたもとで行われる。
場所秋田県能代市中心地一円
お問い合わせ能代市観光振興課 0185-89-2179
毎年8月6-8日 仙台七夕まつり/宮城県
藩祖伊達政宗公の時代から続く伝統行事とされ、市内の目抜き通りが優美で鮮やかな飾りもので埋め尽くされることで非常に有名なまつり。
場所仙台市中心部および周辺商店街
お問い合わせ仙台七夕まつり協賛会 022-265-8185
毎年8月7日 気仙町けんか七夕まつり(山車七夕)/岩手県
900年の歴史を持つ珍しい祭り。山車七夕とは、山車に麻布(あざぶ)という薄い紙テープを巻き飾ったもの。山車に取り付けられた丸太「舵棒(かじぼう)」を相手の山車に突き刺し、山車と山車をぶつけ合うことからけんか七夕といわれる。
場所岩手県陸前高田市気仙町
お問い合わせ陸前高田市観光物産協会 0192-54-5011
毎年8月13-16日 ジャンガラ念仏踊り/福島県
[市指定無形民俗文化財]いわき市各町内で行われている念仏踊りで、約90の地区ごとに多種多様な形で伝承されている。南無阿弥陀仏の念仏にいわきの民謡を取り入れたものが始まりとされており、太鼓が3名、鉦が10名で一団となり、新盆の家を回って輪になって踊る。※地区によって日程や時間が異なる場合あり。
場所福島県いわき市各町内
お問い合わせいわき市総合観光案内所 0246-23-0122
毎年8月14-15日 喜多方夏まつり(庄助おどり)/福島県
14日は中央通りにやぐらを立て、福島民謡の「会津磐梯山」を盆踊りにした「庄釛おどり」が夜遅くまで踊られる。
場所福島県喜多方市 ふれあい通り、日橋川河川敷など
お問い合わせ喜多方市観光交流課 0241-24-5200
毎年8月15-16日 黒石よされまつり/青森県
津軽の民謡「よされ節」に合わせて「エッチャホー、エッチャホー」と掛け声をあげながら縮み笠、ゆかた姿で町中を賑やかに踊り歩く祭り。
場所青森県黒石市黒石市役所周辺
お問い合わせ黒石観光協会 0172-52-3488
毎年8月16-18日 西馬音内盆踊り/秋田県
[国指定重要無形民俗文化財]江戸の中期から伝承されていると言われている秋田を代表する盆踊り。野性的な囃子に対し、優雅で流れるような上方風の美しい踊りの対照が西馬音内盆踊りの特徴とされている。また装束も独特で、端縫い衣装をまとい、笠を目深に被った者と、藍染めの浴衣に彦三(ひこさ)頭巾をかぶる者がおり、双方とも顔を隠して踊る。
場所秋田県雄勝郡羽後町西馬音内本町 本町通り
お問い合わせ羽後町観光物産協会 0183-62-2111
毎年8月21-23日 毛馬内盆踊り/秋田県
[国の重要無形民俗文化財]秋田県三大盆踊りの一つ。西馬音内に同様に顔を隠して踊るもので、優美な所作が非常に美しい。大太鼓と笛の囃子で踊る「大の坂」と、唄のみで踊る「甚句」の2つで構成されている。約450年前領主が戦勝を祝い、兵を労って催したことが始まりとされる。
場所秋田県鹿角市十和田毛馬内字毛馬内 毛馬内盆踊会場
お問い合わせ毛馬内盆踊り振興会 0186-30-3939
毎年8月27-28日 尾花沢まつり/山形県
27日の神典渡御に始まり囃子屋台や踊り屋台が繰り出し、28日には色とりどりの衣装で花笠を回しながら踊る「笠回し」や「花笠手踊り」が行われる。踊り子は3000人を超えるとも言われる盛大で華麗なまつり。
場所山形県尾花沢市市内中心商店街周辺
お問い合わせ尾花沢市観光物産協会 0237-23-4567
8月最終日曜日 若宮八幡宮風まつり/山形県
農作物を暴風の被害から守る祭りのため「風まつり」と呼ばれる。当日は午後から、太鼓・つづみ・笛に合わせて無形文化財の太々神楽が五穀豊穣を祈願して奉納される。
場所若宮八幡宮(東根市)山形県東根市大字東根字若宮山1
お問い合わせ東根公民館 0237-42-0107
毎年8月31日-9月1日 出羽三山八朔まつり/山形県
八朔祭とは旧暦8月1日のことで、稲の結実期に田に災害の無いように祈る祭り。31日夜、羽黒山山頂の蜂子神社に集まった30人を超す山伏たちは、これまでの修行の報告を行い、豊作と家内安全を祈願する大柴灯護摩を行う。
場所・お問い合わせ出羽三山神社 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
0235-62-2355
 関東
毎年8月第1か第2日曜日 お馬流し/神奈川県
[県指定無形民俗文化財]400年以上続く行事。「お馬さま」というのはカヤで作った1mほどの大きさの馬首亀体(=首から上は馬で胴体は亀のかたち)の作り物のことで、旧6村に因んで6体作り、これに厄を負わせて船で海へ流すという珍しい祭り。
場所・お問い合わせ
本牧神社 横浜市中区本牧和田19
045-621-7611
毎年8月3-5日 沼田まつり/群馬県
迦葉山(かしょうざん)弥勒寺(みろくじ)の大天狗面(顔の長さ5.5m、鼻の高さ2.7m)が山を降り、万灯神輿や山車とともに市内を練り歩くという、通称「おぎょん」と呼ばれるまつり。京都祇園祭に端を発し、無病息災を祈願して盛大に行われる。
場所群馬県沼田市中心市街地
お問い合わせ沼田商工会議所 0278-23-1137
西暦奇数年の8月4-9日 三宅島富賀神社祭/東京都
[都指定無形民俗文化財]2年に1度西暦奇数年に行われる富賀神社の例大祭。神興が出て島内の各部落を6日間かけて巡行する。各村々の獅子舞が神輿のお供をする。
場所富賀神社 東京都三宅村富賀神社
お問い合わせ三宅島観光協会 04994-5-1144
本祭りは8月6日前後の金〜月曜の4日間(3年に1度)
蔭祭りは8月6日・7日
佃島住吉神社例祭/東京都
本祭は3年に1度。佃島は家康が大阪佃の漁民を移住させた所で、氏神は大阪の住吉神社。6台の神輿が威勢よく練り歩くほか、高さ・幅とも1m余りの大きな獅子頭が出て、無病息災を祈る数々の行事が行われる。
場所・お問い合わせ住吉神社(佃島) 東京都中央区佃1-1-14
03-3531-3500
毎年8月の第2土曜日 鳥屋の獅子舞/神奈川県
[県指定無形民俗文化財]諏訪神社の大祭に奉納される三匹獅子舞。300年以上もの歴史をもつとされる。3頭の獅子のほか10歳くらいの男の子がササラを持って舞い場に座る。舞いは横飛びが多く、非常に勇壮。
場所諏訪神社(相模原市)相模原市緑区鳥屋1140
お問い合わせ相模原市教育委員会 042-769-8371
毎年8月16日 広済寺鬼来迎/千葉県
[国指定重要無形民俗文化財]このお寺の盆狂言。山門の奥に客殿から花道をかけた舞台を造り、地獄極楽を現して因果応報の教えを説く劇が、面をつけた地区の人たちによって無言のまま演じられる。
場所広済寺 千葉県横芝光町虫生483
お問い合わせ社会文化課生涯学習班 0479-84-1358
8月22-24日
(次回は2035年)
式年鳥居木曳祭/千葉県
天津神明宮で20年に1度(直近で西暦2015年、2035年、2055年)行われている鳥居の建て替え神事。伊勢神宮より分霊を勧請して創建されたことから、伊勢神宮の式年遷宮にならい、行われている。前年秋に伐り出された神木は約9ヶ月寝かされた後、建て替えの年の夏に氏子の手によって数日間かけて天津各町内を曳き巡らされ、天津神明宮に曳き納められる。
場所・お問い合わせ
天津神明宮 千葉県鴨川市天津2950
04-7094-0323
毎年8月25日に近い土・日 下名栗諏訪神社獅子舞/埼玉県
[県指定無形民俗文化財]下名栗諏訪神社の例大祭で行われる三匹獅子舞。太鼓を腹につけた大太夫(おだい)、女獅子(めじし)、小太夫(こだい)の3匹による獅子舞で、激しく迫力ある所作が特徴。特にクライマックスの「白刃」では真剣を用いて、踊りながら獅子頭に取り付けられた山鳥の羽を切り落とす所作を行うため、非常に緊張感があり、勇壮。
場所埼玉県飯能市下名栗諏訪神社
毎年8月27-29日 阿央利神社秋季大祭/神奈川県
神輿の渡御が行われるほか、古式豊かな御霊行列や、倭舞、巫子舞などの神楽舞が行われる。また、この期間中に神事能や狂言も演じられる。
場所・お問い合わせ阿央利神社 神奈川県伊勢原市大山355
0463-95-2006
8月下旬の土・日 高円寺阿波おどり/東京都
昭和32年に商店街の景気回復と客へのサービスで始めたものが、現在は毎年150以上の連が参加し、本場徳島にも負けない人気の高い行事となった。高円寺駅を中心に3000人以上が踊り抜く。
場所JR高円寺駅南北商店街一帯
お問い合わせNPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会 03-3312-2728
 中部
7月中旬-9月上旬 郡上おどり/岐阜県
[国の重要無形民俗文化財]2ヶ月近く続く盆踊りで、なかでも8月13日から16日の4日間は徴夜で朝方まで踊る。10曲の囃子歌それぞれに合わせて異なる振りで構成されるが、比較的簡単に覚えられるため、期間中に訪れ、踊りに参加した観光客はほとんど覚えて帰ることができるほど。そのため郡上踊りは「見る踊りではなく、踊る踊り」ともいわれている。
場所
岐阜県郡上市新町~橋本町、本町
お問い合わせ郡上八幡観光協会 0575-67-0002
毎年8月第1日曜 浅間神社石上まつり/愛知県
[市無形民俗文化財]一尾張富士といわれる山上の神社に石を持って登り、献上する行事。中には集団で大きな石を担ぎ上げるグループもいて、登山道にはかがり火がたかれる。
場所犬山尾張富士 犬山市富士山3
お問い合わせ尾張冨士大宮浅間神社 0568-67-0037
毎年8月第1金・土曜 魚津のたてもん行事/富山県
[国の重要無形民俗文化財]高さ12mの大柱に横木を何段にも組んで百余個の提灯をともした「たてもん」を幾つも作り、笛や太鼓ではやしながら曳いて回る。航海安全と大漁祈願の勇壮優美な祭り。
場所諏訪神社 富山県魚津市諏訪町1-16
お問い合わせ魚津市商工観光課 0765-23-1025
毎年8月7日 宝立七タキリコ祭/石川県
「キリコ」というのは神輿を先導する奉灯のこと。形や大きさも種々で飾りや武者絵などの装飾があり、6基を約100人の大勢で沖合の松明目指して海上を担ぐ。七夕は7日盆の日でもあり、祖霊迎えの意味もあったと伝えられている。
場所珠洲市宝立町鵜飼
お問い合わせ珠洲市観光交流課 0768-82-7776
毎年8月12-13日 荒祭(焼津神社大祭)/静岡県
[国指定重要無形民俗文化財]4か所のお旅所を周る間、神輿を激しくもむので「荒祭」と言われている。手古舞衣裳の獅子木遣りによって先導される2基の神輿には千人近くが集い、大行列となる。深夜には流鏑馬奉納などが行われる。一千年以上の伝統を持つ祭りとされる。
場所・お問い合わせ
焼津神社 静岡県焼津市焼津2-7-2
054-628-2444
毎年8月13-15日 滝沢の放歌踊り/静岡県
[県指定無形民俗文化財]放歌踊りは室町時代に盛んに行われた放下僧(遊芸人)の個人芸が始まりで、現在は放歌踊り保存会によって、太鼓や笛に合わせて踊られる。滝沢地区の放歌踊りは遠州大念仏(初盆を迎えた家の死者の霊を慰めるために踊られる集団念仏踊り)と一対になっていることが特徴。
場所林慶寺 静岡県浜松市北区滝沢町1406
お問い合わせ浜松市役所市民部文化財課 053-457-2466
毎年8月13-16日 和合の念仏踊り/長野県
[国指定重要無形民俗文化財]念仏行列と盆踊りが一体化した行事。20時ごろからのぼりを先頭に、太鼓、鉦、ササラの一行が町を練りながら林松寺、熊野社、宮下家で踊るというもの。16日、林松寺での庭入りを終えた後は道具を納め、一斉に夜更けまで盆踊りを行う。7月15日に行われる静岡県の遠州大念仏と似ていることから、和合の開祖とされる宮下家の出身地遠州から伝えられたとも考えられている。
場所長野県下伊那郡阿南町和合
お問い合わせ阿南町役場振興課農業商工係 0260-22-4055
毎年8月14-15日 大海(おおみ)の放下おどり/愛知県
[県の無形民俗文化財]鎌倉時代に始まり、徳川の時代には農民の盆行事の精霊祭りに結びついたといわれる念仏踊り。太鼓を腰に結びつけ、高さ2m以上の大団扇を背負って古くから伝わる歌に合わせて3人の踊り手が踊る。泉昌寺や、初盆の家々を回る。
場所泉昌寺 新城市大海字寺ノ前11
お問い合わせ新城市教育委員会文化課 0536-23-7655
毎年8月14-15日 下田太鼓まつり(下田八幡神社例大祭)/静岡県
各町内からそれぞれ異なった太鼓や神輿、供奉道具を繰り出して競い合う昔ながらのにぎやかな夏祭り。2日がかりで町内をくまなく回る。
場所・お問い合わせ下田八幡神社 静岡県下田市1-17-1
0558-22-1737
毎年8月14-16日 盆踊り「大の阪」/新潟県
[国指定重要無形民俗文化財]哀愁を帯びた静かな踊りが特徴の盆踊り。唄には「南無西方」の言葉があり、念仏踊りとも呼ばれる。
場所八幡宮 新潟県魚沼市堀之内八幡宮
お問い合わせ魚沼市教育委員会生涯学習室 025-794-6073
毎年8月15日 仁科岩谷戸百八灯/静岡県
[町指定無形民俗文化財]この地方の古い風習で、祖先の霊を弔い、虫送りと無病息災・家内安全を祈って108本の松明に火をつける。
場所静岡県賀茂郡西伊豆町一色
お問い合わせ西伊豆町観光商工課 055-852-1114
毎年8月15日 徳山鹿ん舞/静岡県
[国の重要無形民俗文化財]作物を荒らす鹿などの獣を追い払い、豊作を祈ったことから始められた盆踊り。長い角を持つ鹿頭をつけた若者を先頭に、雌鹿2人とだんだら巻きの棒を持った者たちが続く。神社の鳥居前で鹿踊を踊り、神殿前で鹿舞、猿舞、駒舞などが行われるなど、珍しい盆踊りが行われる。
場所浅間神社 静岡県榛原郡川根本町徳山地内
お問い合わせ浅間神社祭典実行委員会 0547-57-2843
毎年8月26-27日 富士浅問神社火まつり(吉田の火祭り)/山梨県
[国指定重要無形民俗文化財]富士山の山じまいの祭りで、約400年の歴史があるとされる。各所に薪を屋根の高さ以上に積み上げ、神與渡御のあといっせいに点火する。徹夜で町が火の海となるほど燃やし続けるが、火祭の火で火事になったことはないとして、燃えた松明の消し炭は火除けになると伝えられている。
場所・お問い合わせ冨士浅間神社 山梨県富士吉田市北口本宮冨士浅間神社
0555-22-0221
毎年8月29-30日 小木港祭り/新潟県
神輿の渡御のほか、小木おけさ子供連によるおけさ踊り、大提灯、小獅子舞、大獅子舞、鬼太鼓をはじめ、つぶろさし、上野大々神楽などが家々を門付けして回る。また、名物のたらい船の競漕も行われる。
場所佐渡市小木市 小木市街地周辺
お問い合わせ小木港祭り実行委員会 0259-86-2216
毎年8月下旬の土・日曜 富来(とぎ)の八朔まつり(くじりまつり)/石川県
かつて八幡の男神が富来沖で遭難し、住吉の女神に助けられたのが縁で、年に1回この男女の神を引き合わせるために始められた千年以上もの歴史ある祭り。10数台の神輿と大小20余のキリコ灯籠が青年男女に担がれ、祭り歌に合わせて八幡神社と住吉神社への往復4キロの夜道を渡御する。
場所石川県志賀町富来八幡神社
お問い合わせ志賀町商工観光課 0767-32-1111
 近畿
毎年8月1日 伊崎の竿飛び/滋賀県
崖の上に突き出した竿から約10m下の琵琶湖に褌姿の若者が飛び込む夏らしい行事。仏教でいう捨身行で、生身の人間が仮の不動となり、死を超脱して清浄そのものの体になることを表したものとされる。
場所・お問い合わせ
伊崎寺 滋賀県近江八幡市白王町
0748-32-7828
毎年8月14-15日 はねそ踊り/兵庫県
[県指定無形民俗文化財]戦国時代、歌舞伎音曲とその唄をとり入れた剣術を護身用に習った住民たちが仏前で供養のために踊ったことに由来すると言われ、現在では家内安全の祈願が込められている。剣道の型のような所作などがあるテンポの速い踊りが特徴。
場所兵庫県新温泉町丹土
お問い合わせ新温泉町役場 浜坂先人記念館・以命亭 0796-82-4490
毎年8月13-16日 かんこ踊り/三重県
[県指定無形民俗文化財]羯鼓(かっこ)をなまって、「かんこ」と読んだことから踊りの名前がつけられたとされる。「シャゴマ」と呼ばれる被り物をした青年が羯鼓を首からつるし、太鼓や鉦に合わせて打ちながら踊る。伊勢や松阪の地で行われるもので、初盆の家を回って故人や人々の魂を慰め、供養する。地域によって踊りの日程が異なるため注意。
場所・お問い合わせ
・「猟師かんこ踊り」8/13-15 松阪市猟師町 海念寺など
・「松ヶ崎かんこ踊り」8/14-16 松阪市松崎浦町 松ヶ崎神社、海禅寺など
・「円座かんこ踊り」8/15 伊勢市円座町正覚寺
その他地域調査中
お問い合わせ:
(伊勢市)伊勢市教育委員会文化振興課 0596-22-7884
(松阪市)松阪市教育委員会事務局 文化課 0598-53-4397
 中国
毎年8月2-3日 吉備津彦神社御田植祭/岡山県
[県指定無形民俗文化財]神社に室町時代の作と思われる神小絵巻が残っていることから、中世から盛大に行われたものといわれている。第1日に風水害を鎮め、豊作と万民の平穏を祈願する御斗代神事と御田植行事が行われ、第2日は豊作を祈願して田歌を歌いながら10数本の御幡の行列が神池を一周する御幡献納祭が行われる。
場所・お問い合わせ
お問い合わせ:吉備津彦神社 岡山市北区一宮1043
086-284-0031
毎年8月6-7日 山口七夕ちょうちんまつり/山口県
月後れの七夕まつり。室町時代に山口を治めていた大内氏が祖先をまつって灯した盆提灯が一般に広まったといわれ、10万個の紅提灯に灯された蝋燭が燃え尽きるまでの約2時間、市内は詩情豊かな灯でいっぱいになる。
場所・お問い合わせ
山口県山口市中心商店街
山口市ふるさとまつり実行委員会 083-932-3456
毎年8月7-13日 数方庭(すほうてい)祭/山口県
[県指定無形民族文化財]熊襲(くまそ)討伐の先勝を祝って始まったと伝えられる古い行事。白装束・鉢巻き姿の若者たちが、10数m、重さ60キロもある大幟(おおのぼり)を持って「鬼石」の周りを3度回る。また、これに合わせて美しく着飾った娘たちの舞も行われる。
場所・お問い合わせ
忌宮神社 山口県下関市長府宮の内町1-18
083-245-1093
毎年8月上旬 新潟まつり/新潟県
住吉神社の祭礼と、川開き、開港記念祭、商工祭の4つが合同した祭りで、市を挙げての大にぎわいになる。約1万人の新潟甚句、佐渡おけさの民謡流し踊りがある。
場所新潟県新潟市中央区古町通、万代ほか
お問い合わせ新潟市観光政策課 025-226-2608
毎年8月中旬 大宮踊/岡山県
[国指定重要無形民俗文化財]大宮とは福川神社の俗称。大宮踊の名は大宮の拝殿で踊るのでつけられたものだが、蒜山(ひるぜん)地域の他の社寺でも日替わりで踊られる。踊りには「あおい」「しっし」「まねき」の3通りがあり、それぞれ独特な優雅さが非常に魅力的。
場所福川神社その他 岡山県真庭市蒜山
お問い合わせ蒜山観光協会 0867-66-3220
毎年8月中旬 嚴島神社玉取祭/広島県
厳島神社の大鳥居の前にやぐらを組んで三宝をつるし、宝珠(楠で作った直径20センチの玉)を結ぶ。これをフンドシ姿の若者数百人で激しく取り合う勢ましい行事。※旧暦7月14日。
場所・お問い合わせ嚴島神社 広島県廿日市市宮島町1-1
0829-44-2020
毎年8月13-15日 二上り踊り/広島県
[県指定無形民俗文化財]広島県福山市で行われる盆踊り。三味線の二上りを軸に、胡弓や尺八の音色に合わせて四つ竹で拍子を取りながら踊る。江戸時代から続く伝統ある踊り。
場所中央公園 福山市霞町1
お問い合わせ福山祭委員会実施本部 084-944-5515
毎年8月13-15日 白石踊り/岡山県
[国指定無形民俗文化財]源平介戦の戦死者を弔うために始められた踊りといわれるが、その起源は定かではない。男踊りや娘踊り、奴踊りなど、同時にいくつもの型の踊りが、謡い手と太鼓を中心として輪をなして広がり、15種も手振りに変化がある。
場所白石島海水浴場 岡山県笠岡市白石島
お問い合わせ笠岡市観光連盟 0865-69-2147
毎年8月14-16日 備中たかはし松山踊り/岡山県
踊りの始まりは慶安年間といわれ、駅前を中心にあみ笠、ゆかたに青や赤のたすきがけで踊る。踊りには武士風の優雅な「仕組踊り」と町人風の軽快な「地踊り」とがあり、3日間踊り抜く。
場所岡山県高梁市旭町備中高梁駅 駅前大通り
お問い合わせ高梁市観光協会 0866-21-0461
毎年8月14-17日 安来月の輪神事/島根県
出雲国風土記に記述された伝説に因んで行われる神事で、約350年もの間伝承されているといわれる。無病息災を祈願し、山車を先頭に町中を笛・太鼓・「エンヤ エンヤ デゴ デットーヤー」の掛け声と共に4日間練り歩く。
場所島根県安来市安来町
お問い合わせやすぎ月の輪まつり実行委員会事務局 0854-37-0711
 四国
毎年8月12-15日 阿波おどり/徳島県
[国指定重要無形民俗文化財]「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそんそん」の掛け声で有名な盆踊り。天正年間、徳島城落成の祝いに領民たちが城内に踊り込んだのが始まりといわれるが、起源については諸説あり、定かではない。踊りの集団を連といい、また男女によって腰を落とした「男踊り」と縦に浮くように踊る「女踊り」と異なる。
場所徳島県徳島市中心地一円
お問い合わせ徳島市観光協会 088-611-1611
毎年8月14日 芸題おどり/徳島県
[町無形民俗文化財]日和佐町の山河内地区に古くから伝わる盆踊り。踊りの芸題が浄瑠璃から取られていて、石童丸、阿波鳴門、牛若弁慶など、それぞれのさわりの場面が振りつけられているユニークなもの。
場所・お問い合わせ
打越寺(うちこしじ) 徳島県海部郡美波町山河内なか-44
0884-77-2257
毎年8月15日 津和野おどり/島根県
[県指定無形民俗文化財]藩主他井氏が因幡(いなば)の金剛城を攻撃した際、踊りで城を陥落させたという故事を伝えたもので、男性はお高祖頭巾(こそずきん)で顔を隠し、女性は手ぬぐいをかぶって優雅に踊る。念仏踊りをその源流とする古風で優美な盆踊り。
場所島根県津和野町殿町通り
お問い合わせ一般社団法人津和野町観光協会観光部 0856-72-1771
毎年8月25日 滝宮の念仏踊/香川県
[国指定重要無形民俗文化財]長い問水不足に悩んできた農民の雨ごい踊りで、1000年以上もの歴史をもつといわれる。なぎなたや奴を先頭に行列を組んだ踊り手たちが、「ナンマイドーヤ」と念仏を唱えながら、鉦やほら貝に合わせて踊る。現在は綾歌郡綾川町内の11組ある踊り組より毎年3組が奉納されるが、5年に1度全組が奉納する「総踊り」が行われる。
場所・お問い合わせ
滝宮天満宮 香川県綾歌郡綾川町滝宮1314
087-876-0199
 九州
毎年8月上旬 奄美祭り/鹿児島県
奄美地方最大の祭り。古くから伝えられている八月踊り、勇ましい舟こぎ競争、花火大会、相撲大会と多くの催し物が行われる。特に八月踊りはちぢみ(小太鼓)の律動を基調にした陽気なもの。
場所鹿児島県奄美市名瀬
お問い合わせ奄美まつり協賛会 0997-52-1111
毎年8月7日に近い日曜 市来(いちき)の七夕踊り/鹿児島県
[国指定重要無形民俗文化財]もとは旧暦七夕に奉納されていたもので、400年続く御霊信仰と虫送りの行事。牛、虎、鹿、鶴の大きな張り子「ツクイモン(造り物)」を引いて町内大里地区を踊り歩く。他にも大名行列や琉球人踊り・長刀踊りが続く。本踊りの太鼓踊りでは、花笠を被った鉦・入れ鼓・平太鼓が荘厳な踊りをみせる。
場所鹿児島県いちき串木野市大里地区の中福良(なかふくら)・門前・払山(はらいやま)集落
お問い合わせいちき串木野市教育委員会 0996-21-5128
毎年8月13-15日 木屋瀬盆踊り(宿場踊り)/福岡県
[県指定無形民俗文化財]江戸時代、町民が伊勢参りの際に習った伊勢音頭に、大名行列の奴の仕草やかけ声を取り入れて作られたとされる先祖供養の盆踊り。期間中は新盆の家を中心に回って踊る。
場所木屋瀬地区一円 福岡県北九州市八幡西区木屋瀬
お問い合わせ長崎街道木屋瀬宿記念館 093-619-1149
毎年8月13-15日 チャンココ/長崎県
[県指定無形民俗文化財]福江島に古くから伝わる念仏踊り。「オモー オモー オンデー オニャイミョーデー」と繰り返し唱えながら、腰にみのをつけ素足で踊る。「チャン」は鉦、「ココ」は太鼓の音を表すとされている。初盆の家とお墓の前で踊り、先祖供養を行う。
場所五島市一円 長崎県五島市
お問い合わせ五島市観光交流課 0959-74-0811
毎年8月13-15日 盂蘭盆会と精霊流し/長崎県
故人の霊を慰めるため市を挙げて盛大に行われる行事。墓所には灯籠が飾られ、花火が打ち上げられ爆竹が鴫る。また竹、木、わら紙で作った精霊船を曳きながら町中を練り歩いた後、海に流して故人を極楽浄土へ送り出す精霊流しが15日に行われる。
場所長崎県長崎市内一帯
お問い合わせ長崎市さるく観光課 095-829-1314
毎年8月14日 オーモンデー/長崎県
[県指定無形民俗文化財]三井楽町は帰国してくる遣唐使の最初の上陸地で、ここで遣唐使たちは異国で没した亡き友をしのび、「オーモンデー」といわれる念仏踊りを霊前にささげ供養をした。それがこのまつりの始まりとされていて、鉦(かね)2人2組、踊り手10~12人の構成で、踊りは鉦と唱詩に合わせて輪型になって行う。また、踊りは地区内の初盆を迎える家とお墓で行われる。
場所長崎県五島市三井楽町嵯峨島
お問い合わせ三井楽支所 0959-84-3111
毎年8月14-18日 平戸ジャンガラ/長崎県
[国指定無形民俗文化財]「ジャンガラ」の名は鉦と太鼓をにぎやかに打ち鳴らすその音からきたもの。美しいのぼりを押し立てて、平戸独特のはやしことばで「ホナーゴ、ホミデーデ」と唱えながら祖先供養・五穀豊穣を祈願して踊り歩く。
場所長崎県平戸市 市内9地区、市街地一帯
お問い合わせ平戸市遺産課文化遺産班 0950-22-4111
毎年旧盆 石垣島アンガマ/沖縄県
アンガマとは、盂蘭盆にあの世からの使者であるウシュマイ(お爺)とウミー(お婆)が花子(ファーマー)と呼ばれる子孫を連れて現世に現れ家々を訪問する行事。亡者のような装いをした若者たちが霊前であの世とこの世の橋渡し的な会話や踊りを喜劇風に演じて祖先の霊を供養する。
場所沖縄県石垣島各地
お問い合わせ石垣市観光協会 0980-82-2809
毎年旧盆明けの初亥の日 塩屋のウンジャミ(海神祭)/沖縄県
[国の重要無形民俗文化財]旧盆明けの最初の初亥に行われる古式豊かな行事で、祝女を中心に行われる。サバニ(小型のくり船。漁船)の競漕などもある。また、今帰仁(なきじん)や国頭(くにがみ)などの近隣各地でも同日に同様の祭礼が行われる。
場所沖縄県国頭郡大宜味村塩屋
お問い合わせ大宜味村役場企画観光課 0980-44-3007
毎年8月下旬 臼杵石仏火まつり/大分県
臼杵の石仏の前に立てられた松明球にいっせいに火をつけて、あたり一面を火の海とする。石仏の供養と虫追いの行事を兼ねた催し。地元地区の盆踊りや和太鼓の演奏もある。
場所大分県臼杵市深田 臼杵石仏周辺
お問い合わせ臼杵市観光情報協会 0972-64-7130
毎年8月下旬 諏訪神社祭/宮崎県
この祭りに行われる「あげ馬」は380年前藩主島津氏が文禄の役に出陣の際武運長久を祈り、凱旋後馬を献上したときの大名行列の模様を表す。天正のころから伝わるバラ太鼓踊り(県指定無形民俗文化財)も奉納される。※旧暦7月27、28日。
場所宮崎県東諸県郡国富町大字八代北俣 若宮
お問い合わせ国富町役場 0985-75-3111

9月カレンダー

 東北
毎年9月14-15日 遠野八幡宮例大祭/岩手県
鹿踊や田植踊り、さんさ踊りや、虎舞などの郷土芸能、神楽・流鏑馬が盛大に行われる。また、京都の祇園ばやしに、地方の特色を取り入れた南部ばやしも行われる。
場所・お問い合わせ遠野郷八幡宮 岩手県遠野市松崎町白岩23-19
0198-62-2647
毎年9月中旬(旧暦8月14日から3日間) 猿賀神社十五夜大祭/青森県
猿賀神社は坂上田村麻呂の創建の伝えのある古社。「県下獅子踊大会」では、鈍重な熊獅子と動作の激しい鹿獅子の共演がみもの。宵宮祭には、県の無形民俗文化財に指定されている「津軽神楽」が奉納される。
場所・お問い合わせ猿賀神社 青森県平川市猿賀石林175
0172-57-2016
毎年9月の第2金・土・日曜 花巻まつり/岩手県
400年前、花巻開町の祖・城主北松斎公の没後、敬慕する町民が山車を作り町内を練り歩いたのが始まりといわれる祭り。豪華絢爛な風流山車や100基以上もの神輿の巡行、祇園祭の囃子を取り入れた優雅な花巻ばやし踊り、神楽権現舞、そして鹿踊りの群舞が行われる。
場所花巻市内一円
お問い合わせ花巻まつり実行委員会 0198-24-2111
 関東
毎年9月1-2日 鹿島神宮神幸祭(提灯まつり)/茨城県
直径が1.1日午前10時に勅使を迎えて御輿を出し、午後8時に神幸祭、2日午前10時に行宮祭、午後3時に還幸祭が行われる。午後4時ごろから、数百の提灯をつるした大竹20数本が町内を練り、最終的に境内でお焚きあげをする提灯祭が有名で、荒々しく勇壮な様子を見物しに多くの人でにぎわう。なお、12年目ごとの神幸祭は御船祭と呼ばれ、約40隻もの供奉船が竹弦を奏して巡幸する。(次回は2026年)
場所・お問い合わせ鹿島神宮 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
0299-82-1209
毎年9月13日 玉前神社秋季例祭(はだか祭り)/千葉県
[県指定無形民俗文化財]裸の若者たちが神輿を担いで九十九里浜の海浜を走り、釣ヶ崎までおよそ8キロ担ぎ込む勇ましいもので、裸祭りの名でも知られている。また神楽殿では由緒ある玉前神楽が行われる。
場所・お問い合わせ葛西神社 千葉県長生郡一宮町一宮3048
0475-42-2711
毎年9月中旬 葛西囃子(葛西神社例大祭)/東京都
葛西神社は元暦2(1185)年創建といわれる古社。葛西囃子は250年ほど前、神官の能勢環が敬神の和歌に合わせて音律を工夫発表した「和歌囃子」が、「葛西囃子」として広まったもの。例祭中に奉納される。
場所・お問い合わせ葛西神社 東京都葛飾区東金町6-10-5
03-3607-4560
毎年9月中旬の日曜日(旧暦8月15日に近い日曜日) 飯香岡八幡宮秋季大祭(柳楯神事)/千葉県
[県指定重要無形民俗文化財]ご神木である柳の小枝を25本を並べて作った楯を神社に奉納するところから始まる祭り。この柳楯が八幡宮に到着しないと神輿の渡御も大祭も始められないという程重視されている。大祭ではこの柳楯を先頭に神輿の渡御が行われる。
場所・お問い合わせ飯香岡八幡宮 千葉県市原市八幡1057
0436-41-2072
毎年9月18日 面掛行列(御霊神社例大祭)/神奈川県
[県指定無形民俗文化財]境内にて鎌倉神楽が奉納された後、天狗・産婆・おかめ・爺・鬼・鼻長・鳥天狗・布袋・ひょっとこなど10種のお面をかぶった行列が神社を出発し、坂ノ下の大通りを練り歩く。
場所・お問い合わせ御霊神社 神奈川県鎌倉市坂ノ下
0467-22-3251
毎年9月20・21・22日 日枝神社の獅子舞/千葉県
悪病退故と五穀豊作を祈願して、2匹の雄獅子と1匹の雌獅子が太鼓と笛のお囃子で長時問踊る。昔ある年この舞を中止したところたちまち悪病が流行したので、欠かさず毎年行われているという。
場所・お問い合わせ日枝神社 千葉県松戸市和名ヶ谷822
毎年9月25日に近い土・日曜 谷保天満宮例大祭/東京都
湯島・亀戸と並んで関東の三大天神として知られ、東日本で最も古いとも言われる天満宮での例大祭。土曜夜に行われる宵宮では棒使いや古式獅子舞が特設の土俵の上で奉納され、日曜の本祭ではそれに加えて100キロ以上もの万灯が獅子舞の露払いとして複数道行きを行う万灯行列や、江戸里神楽が奉納される。
場所・お問い合わせ谷保天満宮 東京都国立市谷保5209
042-576-5123
毎年9月最終土曜 やっさまつり/群馬県
夜、50人近い若者が下帯一つで数珠つながりの隊列を級み、「やっさやっさ」の掛け声で社殿と鳥居の間を何回も往復し、這ったり駆けたりしながら最後に社殿の鈴をもぎ取るという珍しい祭礼。早く取れると豊作になるといわれ、隊が一丸となって張り切る祭り。
場所若宮八幡宮 群馬県利根郡みなかみ町下津
お問い合わせみなかみ町観光協会 0278-62-0401
毎年9月最終日曜 三島の棒術と羯鼓舞(三島神社例祭)/千葉県
[県指定重要無形民俗文化財]鎌倉時代から伝わっている棒術で、木刀やなぎなた、鎌などを用いて奉納試合が行われる。また、かつて日照りが続いた最中に雨を降らせ、人々に恵みをもたらしたという竜神を讃え、獅子舞「羯鼓舞」も演じられる。
場所三島神社 千葉県君津市宿原844
お問い合わせ君津市文化振興課 0439-56-1697
毎年9月29日に近い土・日曜 鳳凰の舞/東京都
[国指定重要無形民俗文化財]春日神社の秋の大祭で、五羽の鳳凰とささら四人、太鼓一人が円陣を作って、大太鼓を中心に行われる舞。京都から伝わったとされる非常に珍しい舞で、雨乞いや悪疫退散を祈願して奉納されている。この舞の他にも、当日は神輿や山車が地区内を練り歩き賑わう。
場所春日神社 東京都西多摩郡日の出町平井
お問い合わせ日の出町観光協会 042-588-5883
 中部
毎年8月31日-9月1日 日吉神社秋祭り、おててこ舞/新潟県
[国の重要無形民俗文化財]祭りで舞われる「おててこ舞」は、オテテコテンと扇でひざや手のひらを打って拍子をとることから名づけられたといわれる。古式優雅な稚児舞楽で、中世の風流踊りをそのまま伝えているといわれる貴重なもの。
場所日吉神社 新潟県糸魚川市
お問い合わせ糸魚川市観光協会 025-552-1742
毎年9月1-3日 越中おわら風の盆/富山県
八尾全町がぽんぽりや提灯で飾られる中、優雅で哀調をおびた歌に合わせて各町内で編笠を目深に被った踊り手たちによる踊りの練り歩き(町流し)や輪踊りが行われる。蛍狩りを表現した艶やかな「女踊り」と、農作業を表現した勇猛な「男踊り」からなる新踊りと、老若男女誰でも楽しめる豊年踊りから構成される。
場所富山県富山市 八尾町
お問い合わせ五越中八尾観光協会 076-454-5138
毎年9月5日 数河獅子/岐阜県
[県指定重要無形民俗文化財]五穀豊穣を祈願して行われる獅子舞で、「曲獅子」「天狗獅子」「金蔵獅子」の三段から構成される。「曲獅子」では、雄雌2対の獅子が肩車や逆抱きなどアクロバティックに演じる。別名高麗獅子。
場所白山神社 岐阜県飛騨市古川町数河
お問い合わせ数河観光協会 0577-75-2878
毎年9月第1日曜日 八朔相撲/長野県
子どもたちが化粧まわしをつけて土俵入りし相撲を取る、300年もの歴史ある行事。
場所長野県小諸市八幡町1-7-1
お問い合わせ小諸市役所商工観光課 0267-22-1700
毎年9月中旬(旧暦8月14日) 小稲の虎舞い(虎まつり)/静岡県
[県指定無形文化財指定]江戸時代から伝わるもので、浜辺に特設した舞台で土地の青年たちによる「国姓爺合戦(近松門左衛門の作)」の和唐内(わとうない)の虎退治を主題にした野外劇風の祭りが行われる。
場所賀茂郡南伊豆町手石 小稲海岸特設会場
お問い合わせ南伊豆町観光協会 0558-62-0141
毎年9月第2土・日曜 寒水の掛踊り/岐阜県
天下泰平・五穀豊穣を祈願して300年以上伝承されているといわれる祭礼。長さ3.6mの竹製の飾りものを背負った4人の「しない」、背に大きな花を背負った「折太鼓(おりだいこ)」、鉦引、ささら摺り、奴や地唄頭、12か月それぞれの月花を表す12人の花笠など、総勢130人に及ぶ役職が氏子の中で割り振られて行われる盛大な踊り。
場所寒水白山神社 岐阜県郡上市明宝寒水1203-1
お問い合わせ明宝観光協会 0575-87-2844
毎年9月25~26日 こきりこ祭/富山県
[国指定重要無形民俗文化財]煩悩の数と言われる108枚の桧板を紐で結い重ねた「ささら」(びんざさら)を用いて踊る、こきりこ踊りが奉納される祭礼。非常に優美で壮麗な踊りで、奉納後に行われる「総踊り」では、観客も一緒になって踊る。
場所白山宮境内 平地域上梨 
お問い合わせ五箇山観光協会 0763-66-2468
 近畿
毎年9月1日 近江中山の芋競べ祭り/滋賀県
平清盛の頃からといわれる勧農の行事。東西2つの集落がに分かれて、栽培したサトイモの茎の長さを神前で競い合うという珍しいお祭り。西組が勝つと豊作と信じられている。
場所熊野神社・野神山 滋賀県蒲生郡日野町中山1931
お問い合わせ日野観光協会 0748-52-6577
毎年9月4日 日雲神社太鼓踊り/滋賀県
[県指定無形民俗文化財]雨乞いや豊作祈願のために神前に奉納する踊りで、日没後、氏子の青少年20名が、音頭取りと踊り子を担当し、13種類の踊りを行う。小唄を変化させた曲や、山伏神楽から派生したと言われる所作が特徴。
場所・お問い合わせ日雲神社 滋賀県甲賀市信楽町牧78-1
0748-83-0432
毎年9月第1日曜 松尾大社八朔祭/京都府
八朔とは旧暦8月1日(朔日)のこと。この時期になると台風や病害虫の被害を受けることが多くなるため、風雨を避け、五穀豊穣、無病息災を祈る祭りとして現在でも行なわれている。鎌介時代から続いているといわれる神事相撲の奉納や神輿、嵯峨野六斎念仏、数千もの提灯点灯が行われる。
場所・お問い合わせ松尾大社 京都市西京区嵐山宮町3
075-871-5016
毎年9月9日 鳥(からす)相撲と重陽(ちょうよう)神事/京都府
京祁では最も古い社のひとつ。神社の名称となっている賀茂氏は八咫鳥の子孫といわれていることから、境内で重陽神事のあと神官がカラスの動作や声をまね、そのあと子どもたちによって鳥相撲と称する相撲が奉納される。
場所上賀茂神社 岐阜県郡上市明宝寒水1203-1
お問い合わせ明宝観光協会 0575-87-2844
毎年9月15-16日 安乗文楽人形芝居/三重県
[国指定重要無形民俗文化財]400年以上もの間伝承されている人形芝居。地元の人は「デコ(=人形)シバイ」「デコシバヤ」と呼び、両日とも安乗神社の人形芝居舞台で演じられる。情感たっぷりに演じるさまが特徴で、興行芝居ではなく神前に奉納する奉納芝居であるため、安乗神社でしか見られない。
場所安乗神社 三重県志摩市阿児町安乗
お問い合わせ志摩市観光協会 0599-46-0570
毎年9月15日に近い日曜 阿万の風流大踊小踊(百石踊り、雨乞い踊り)/兵庫県
[国指定重要無形民俗文化財]大踊り・小踊りの2種があり、大踊りは室町末期ぐらいの古いもの、小踊りは江戸中期から加えられたもので、踊りごとに衣装を変える。日照り続きで困った村人が雨乞いを行うとそれが叶ったため、その「願解き」として五穀豊穣・子孫繁栄の祈りと感謝をこめて奉納される。
場所・お問い合わせ亀岡八幡宮 兵庫県南あわじ市阿万上町385
0799-55-0888
毎年9月17日 ちゃんちゃこ踊り/兵庫県
「ちゃんちゃこ」の名は、お囃子の楽器の音から出たものと言われている。山伏によって伝えられ宍粟市内各所で行われているが、横山神社でのちゃんちゃこが最も古いとされている。
場所・お問い合わせ横山神社 兵庫県宍粟市一宮町横山
毎年9月中旬(旧暦8月14-15日) 百舌鳥(もずどり)八幡宮月見祭/大阪府
高さ約4メートル、重さ約3トンにもなる蒲団(ふとん)太鼓が町内ごとにいくつも繰り出す、堺市で最も盛大な祭り。蒲団太鼓は上部にうずたかく積んだ蒲団と、彫りものなどの装飾が施された大変美しい太鼓山車。稲の刈り取り期の五穀豊穣祈願と、八幡宮に伝わる放生会と月見の風習とが習合して神社の例祭となったものと言われている。
場所・お問い合わせ百舌鳥八幡宮 大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町5-706
072-252-1089
毎年9月中旬 波切わらじ曳きまつり/三重県
[県指定無形民俗文化財]大漁祈噸の祭り。3m余の大きなわらじを作り、これを曳いて三斗三升の赤飯といっしょに海に流す行事。海にいるダンダラボッチという悪魔をおどしのためとも言われている。
場所・お問い合わせ波切神社 三重県志摩市大王町波切
0599-72-016
 四国
毎年9月第2日曜日 ひょうげまつり/香川県
[市指定無形民俗文化財]江戸時代、長く水不足に悩まされていたこの浅野地区に新池を築いた矢延平六への徳を偲び、水の恵みに感謝し豊作を祝う行事として始められたとされる祭り。神事のあと新池まで2キロ程、神輿とともに神幸行列がひょうげ(おどけ)ながら巡幸する姿がみもの。神輿の渡御に用いられる神具類は農作物や家庭用品で作られる。
場所浅野地区集落研修センター 香川県高松市香川町浅野1965-15
お問い合わせ高松市文化財課 087-839-2660
 九州
毎年9月上旬(旧暦8月1日) 美々津のおきよ祭/宮崎県
美々津は神武天皇東征の船出の港と伝えられる古い港町で、御東征の故事にちなむ行事。早朝に子どもたちが「起きよ、起きよ」と家々の戸叩き、回り歩く。天皇が軍勢を集結させて東征準備を整えていたが、風向きが変わり急きょ出発することとなり、町中に声をかけて回ったのが所以とされる。米の粉と小豆をつきまぜたつきいれを作って神棚にお参りをする。
場所宮崎県日向市美々津町内
お問い合わせ日向市観光振興課 0982-52-2111
毎年9月上旬(旧暦8月8日から3日間) 多良間の八月踊り/沖縄県
3日間にわたり、豊年祭で行われる踊りで、祭りとしては多良間島最大。1637年に宮古、八重山に実施された人頭税制度で重税を課せられた人々が納税をすませた喜びと五穀豊穣を祈願して行われるようになったと言われている。組踊り・女踊り・若衆踊り・二才踊り・棒踊り・獅子舞などが行われる。
場所沖縄県宮古郡多良間村内
お問い合わせ多良間村役場 観光振興課 0980-79-2260
毎年9月中旬(旧暦8月15日) 糸満大綱引/沖縄県
直径が1.5m、長さ・雌雄合計約180m、総重量・約10tにもなる雄綱と雌綱をかみ合わせ、両者に分かれて五穀豊穣、大漁祈願、家内安全、無病息災を願い大勢で引き合い、実りを予祝するというもの。綢の上には古武士の服装をした若者2人が乗って声援を送る。
場所糸満ロータリー(糸満小学校)~白銀堂(国道331号)
お問い合わせ糸満市役所商工観光課 098-840-8135
毎年9月中旬(旧暦8月15日) ウシデーク(臼太鼓)/沖縄県
沖縄各集落の女性が神に豊年豊作の祈願をする民俗行事。祝女(ノロ)を中心にした神人(カミンチュ)が左手に小太鼓(つづみ)を持ち、右手のばちで打ち鳴らし、歌いながら踊る。沖縄の各地で行われるが、集落によって中断していたり、日程や時間が異なるため要事前確認。
場所・お問い合わせ
数と範囲が広いため割愛。実際に伺われた方からの情報を求めます。
毎年9月最終日曜 荒踊/宮崎県
[国指定重要無形民俗文化財]三ヶ所神社・中登神社の例祭にて奉納される踊り。慶長年間(1596~1614)三カ所の坂本城主が近江国坂本から伝えたというもので、ほら貝や弓、槍、鉄砲などを用い、武者装束で踊る珍しい踊り。
場所三ヶ所神社 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町三ヶ所8736
お問い合わせ五ヶ瀬町 地域振興課 0982-82-1717

10月カレンダー

 東北
毎年10月第3金・土・日曜 釜石まつり/岩手県
海上の守護神の尾崎神社と製鉄所の守護神の山神社の合同の祭り。海では大漁旗で飾られた船の上で勇壮な虎舞や神楽が演じられ、陸では神輿の渡御に山車が練り歩き、海陸一帯の行事が展開される。
場所岩手県釜石市内~釜石漁港周辺
お問い合わせ福釜石まつり実行委員会(釜石商工会議所内) 0193-22-2434
 関東
毎年10月中旬の日曜 深川木場の角乗り/東京都
[都指定無形民俗文化財]長さ数メートルの角材を水に浮かべ、その上で鉤竿(かぎざお)一本で調子をとりながら角材を回転させ、手放し乗り・傘乗り・下駄乗りなどの曲技を演ずる。江戸時代に木場の筏(いかだし)師が、水辺に浮かべた材木を、鳶口ひとつで乗りこなして筏(いかだ)に組む仕事の余技から発生したといわれる。
場所木場公園の角乗池 東京都江東区木場4
毎年10月17日 城鍬(しろくわ)舞/栃木県
[県指定無形民俗文化財]大田原資清(すけきよ)が大田原城築城竣工にあたり農民に酒をふるまい慰労した際、農民の藤兵衛が工事に使ったスキやクワを持って踊ったのを資清が気に入り、以来毎年正月に彼等を城中に招き、これを演じさせたといわれる。始めは踊りに形式はなかったが、時代が下るにつれて舞踊化し、うちわとり1名、笛吹き3名、太鼓打ち2名に、花笠をかぶったたすきがけの少女12名が、くわの先を鉄棒の先でたたきながら踊るという現在の形になったといわれている。
場所上石上温泉神社 栃木県大田原市上石上1555
お問い合わせ大田原市観光協会 0287-54-1110
毎年10月19日 高麗(こま)神社獅子舞/埼玉県
神社の祭神は大和朝時代に日本に亡命した高麗若光。出世の神としてあがめられ、政界や財界の参拝者が多いことでも知られる。13時から始まる獅子舞は雌獅子一頭、雄獅子二頭による三頭一人立ちの三匹獅子舞で、笛・ササラ・ホラ貝に合わせて、「宮参り」・「獅子がくし」・「竿がかり」「願獅子(がんじし)」という演目が奉納される。特に激しく踊り狂う「願獅子」は非常に勇壮。
場所・お問い合わせ高麗(こま)神社 埼玉県日高市新堀833
042-989-1403
毎年10月第3土・日曜 川越まつり/埼玉県
[国指定重要無形民俗文化財]江戸時代の山王祭と神田明神祭の伝統を受け継いだといわれる祭りで、360年の歴史がある。豪華絢爛な19台の山車の人形は江戸時代の名人の作で囃子も正周江戸ばやし。山車がすれ違うときに囃子の儀礼打ちを交わす「曳っかわせ」では、囃子が競い合い、祭り衆は提灯を振り上げて歓声をあげ、盛り上がりを見せる。荘厳な山車が蔵造りの美しい町並みを進む様は壮観そのもの。
場所埼玉県川越市内中心
お問い合わせ川越まつり協賛会事務局(川越市観光課) 049-224-5940
毎年10月第3日曜(および毎年4月第3日曜) 笹井豊年足踊り/埼玉県
[市指定無形民俗文化財]笹井白髭神社の祭礼で奉納される笹井囃子の演目の1つで、豊年を祝って奉納される。踊り手が床に寝、お面をつけた足を高々と挙げて、その足で囃子に合わせて様々な踊りを演じる。
場所笹井白鬚神社 埼玉県狭山市笹井1962
お問い合わせ狭山市社会教育課 04-2953-1111
毎年10月23日 飴屋おどり/神奈川県
[県指定無形民俗文化財]江戸時代に町を飴を売ってまわった「飴与三」が客寄せで踊った歌舞から始まったといわれる「飴屋おどり」。鉦・太鼓・拍 子木に合わせて白山神社で踊り、奉納される。演目は「白松粉屋」「子守」「新川」など、ストーリーを含んだものも行われる。
場所・お問い合わせ白山神社 三浦市南下浦町菊名161-1
046-888-0758
毎年10月24-25日 松戸大橋の獅子舞/千葉県
五穀豊穣と悪霊退散を祈願して行われる獅子舞だが、安産と良縁の縁起を表現するしぐさが舞の中に入っていることでも知られている。1人立ち三匹で行う三匹獅子舞で、「大獅子」「中獅子」「雌獅子」の三匹の獅子と太鼓、猿、花、笛で構成されている。
場所胡録神社 千葉県松戸市大橋769
お問い合わせ松戸市社会教育課 047-366-7462
毎年10月24-25日 浦山の獅子舞/埼玉県
浦山の大日様の縁日に舞われる獅子舞。24日は大日堂では8時45分ごろから「剣がかり」が、大日堂の納経所である昌安寺では「花がかり」「大狂い」が舞われ、午後に合流した後、引き続き大日堂で舞が行われる。25日は大日堂での舞の他、地区内の希望者の家を回り、悪魔払いを行う。秩父の他地域と比べ飛び跳ねる動作が多く、非常に勇壮。
場所浦山大日堂、昌安寺 埼玉県秩父市浦山
 中部
毎年10月2日に近い土・日曜 金剱宮秋季例祭(ほうらい祭り)/石川県
金剱宮(きんけんぐう)は古くから武神として崇敬されている白山七社の1つで、紀元前95年に創建されたと伝わる。この日は800年の歴史があるとされる神輿の渡御や獅子舞の奉納、高さ約5mの人形神輿が町内を練り歩く。神輿に随行する獅子は巨大な胴体(かや)を持ち、「棒振り」役の小中学生・アカバ衆とともに勇壮な演舞を行う。例祭祭典は2日。
場所金劔宮 白山市鶴来日詰町巳28
076-272-0131
10月15日に近い日曜 小木の棒の手/岐阜県
[県重要無形民俗文化財]はんてん・手甲にももひき・わらじ姿の若者が、刀と棒、槍と笠、長刀と棒、舟の櫂と刀などの組合せによって、勇壮な棒技を演じる。平安時代末期の武将、今井兼平が農民に教えた武術が芸能化して伝わったものとされる。
場所岐阜県多治見市諏訪町諏訪神社
お問い合わせ多治見市文化財保護センター 0572-25-8633
毎年10月中旬の土・日曜 三谷まつり/愛知県
[市指定無形民俗文化財]300年以上もの歴史をもつ、三谷町の八劔神社と若宮神社の例祭。
●三谷祭の起源
今から約300年程前の元禄九年(1696年)8月の或る夜、三谷村の庄屋“武内佐左衛門”は、不思議な夢を見た。その夢とは「この郷の産子神である八剱大明神が、村の東辺の若宮八幡(若宮神社)へ渡御なされた。」というもの。 まさしく神のお告げであると、早速神輿を設え、重陽の節句(9月9日)に神幸(じんこう・神の行幸の意。祭事や遷宮などで神体がその鎮座する神社から他所へ赴くこと)の儀式を行った試楽祭(宵祭り、現在は土曜日)に「東区の神船若宮丸(応仁天皇)が八劔神社に赴き、日本武尊(やまとたけるのみこと)に東宮に遊びに来るよう挨拶に行き、神幸祭(本祭、現在は日曜日)に「前日応仁天皇から誘いを受けた日本武尊が快諾してお客に行く」というものとされている。
三谷祭は6区からなる愛知県東三河地方最大級の壮大な祭礼で、それぞれの区から特色ある芸能が奉納される。
呼び物の海中渡御は二層で大きな唐破風屋根が特徴の三谷型と呼ばれる絢爛豪華な山車(やま)を海の中を曳行するがこれは元々八釼神社から御旅所である若宮神社まで山車を曳ける道が無く、海岸の浜を曳いたことから始まったとも言われている。
●各区出し物
松区・三谷祭の中でも中心的神事である「くぐり太鼓」を奉納。
東区・比較的小ぶりの山車(やま)である「神船若宮丸」を繰り出す。最後の引き分けでの疾走は見もの
上区(あげく)・剣山車(つるぎのやま)、素戔嗚の舞
西区・恵比寿山車(えびすのやま)神楽、大名行列、そして男子による巫女風衣装の舞「神子」
北区・三蓋傘山車(さんがいかさのやま)七福神踊り
中区・花山車(はなやま)連獅子
場所
八劔神社・若宮神社・三谷海岸など 愛知県蒲郡市三谷町七舗139(八劔神社)
お問い合わせ
蒲郡市観光協会 0533-68-2526
毎年10月18-19日 岩船大祭/新潟県
[県指定無形民俗文化財]長さ3mほどの和船を台車に乗せて飾り立て宝船とし、これに5本の御幣を石船神社のご神霊として立て、神輿や山車とともに町中を練り歩く。はるか昔に祭神が「天の岩船」に乗ってこの地に上陸したという伝説に由来する行事で、「舟囲い」ともいわれ、その年の大漁・豊作に感謝して行われる。
場所石船神社 新潟県村上市岩船三日市9−20
お問い合わせ村上市観光協会 0254-53-2258
 近畿
毎年10月1日 広八幡神社秋祭り/和歌山県
[国の選択無形民俗文化財]雨ごいの儀式として行われていた古風な田楽舞「しっぱら踊り」(10人の少年たちによって田の植え付けから草取り、刈り取りまでを表現する)や、高く伸び上がる姿が特徴の「乙田の獅子舞」が行われる。
場所・お問い合わせ広八幡神社 和歌山県有田郡広川町大字上中野206
0737-62-2371
毎年10月1日 歌長神社祭(歌長太神楽)/兵庫県
天保年間(1830~1844)から伝わっている祭り。太神楽は、長い俸の先に刀や水を入れた皿を載せ曲芸を演じる「立て物」と獅子が御幣と鈴を持って笛に合わせて舞う「獅子舞」に分かれていたが、現在は獅子舞のみ伝承されている。当日は歌長神社での「剣の舞」奉納を行い、村の家々を廻り軒先で舞う事でお祓いをし、五穀豊穣・無病息災を祈る。
場所歌長神社 兵庫県美方郡新温泉町歌長804
お問い合わせ湯村温泉観光協会 0796-92‐2000
毎年10月2日(春季は毎年2月2日) 花窟(はなのいわや)神社祭(御縄掛け神事)/三重県
[県指定無形民俗文化財]日本書紀に書かれているイザナミにまつわる故事による祭りで、日本一長いといわれる約170mもの太い大綱に旗、季節の花々、日の丸の扇、果物などをくくりつけて窟の御神体に架け渡すというもの。近くの海岸では笛や太鼓とともに優美な巫女舞が行われる。
場所・お問い合わせ花窟神社 三重県熊野市有馬町上地130
0597-89-0100
毎年体育の日の直前の日曜 丹生の笑いまつり/和歌山県
祭神の丹生津媛命(にうつひめのみこと)が寝過ごして出雲の神々の集合に遅刻して笑われたとの故事から、供物を持った古老を先頭に、天狗・鬼、ささら舞・獅子舞などが「笑え笑え」と言いながら神社へ行き、神前で一同大笑いをすることで、ふさぎ込んでしまった丹生津媛命を慰め勇気づけようとするユーモラスな祭り。
場所丹生神社 和歌山県日高川町江川1956
0738-53-1125
毎年10月16日 熊野速玉祭(御船まつり)/和歌山県
[県指定無形民俗文化財]1800年以上もの歴史をもつとされる神事。神輿を乗せた朱塗りの御幸船を早舟が先陣を切って引くというもので、約1キロ上流の御船島に向かい、島の周りを3周して神事を行う。途中この早舟(10人乗り9隻)の競漕が新宮川をさかのぽって行われる。
場所熊野速玉大社、熊野川原 和歌山県新宮市上本町1-1
お問い合わせ新宮市商工観光課観光係 0735-23-3333
毎年10月の第2土・日曜 衣奈まつり/和歌山県
[県指定無形民俗文化財]大漁・豊穣祈願の祭り。衣奈八幡神社と浜の宮(お旅所)において、7つの氏子組がそれぞれ、打ち囃し、童子相撲、稚児踊り、餅搗き踊り、獅子舞、唐船などを奉納する。中でも有名なのが「童子相撲」で、5歳から14歳までの子どもたちが力や技を競うことはせずに、土俵入り、行司入り、それに水車・谷渡し・猿すべりなどの型だけを演じる。
場所衣奈八幡神社 和歌山県日高郡由良町衣奈669
お問い合わせ由良町観光協会 0738-65-2522
毎年10月中旬の土・日曜 津まつり/三重県
神輿の渡御、山車、屋台、武者行列の他、唐人の面と衣装をつけた一行がドラやチャルメラに合わせて踊る朝鮮通信使を模したと伝わる唐人踊りや、赤く染めた毛で作ったかつらを被り、腰に馬の張子を身につけて勇壮に踊る「しゃご馬」、獅子舞などが八幡宮での奉納後に、市内中を練る。
場所津八幡宮 三重県津市八幡町藤方2339
お問い合わせ津まつり実行委員会事務局 059-229-3234
毎年10月中旬の日曜 赦免地(しゃめんち)おどり/京都府
[市指定無形民俗文化財]江戸時代のころ、地租問題で村人が困窮したとき老中秋元但馬守の努力により地租が免除されたという。その遺徳を偲ぶ祭りで、10時に祭儀を行い、19時より切り子灯籠を頭上に載せた8名の女装の少年たちが音頭取りの太鼓にあわせて静かに踊る。
場所秋元神社(八瀬天満宮境内) 京都市左京区八瀬秋元町
お問い合わせ八瀬郷土文化保存会事務局 075-724-0255
毎年10月第3日曜 二十五菩薩練供養/京都府
本堂を極楽世界、地蔵堂を現世に見立てて、その間に設けられた渡り廊下を金色の面に衣装をつけた信徒25名による二十五菩薩が渡るというもの。
場所・お問い合わせ即成院 京都市東山区泉涌寺山内町28
075-561-3443
毎年10月第3日曜 鳥飼八幡綱引き神事/兵庫県
[市指定無形民俗文化財]鳥飼八幡宮は建久年間(1190~1197)京都石清水八幡宮の別宮として創建された古社。当日は町中総出で里と浜に分 かれて直径約80センチ、長さ約30メートルもの大綱を引き合い、豊作と豊漁を占う。
場所鳥飼八幡宮 兵庫県洲本市五色町鳥飼中314
0799-22-3321
毎年10月第3日曜 九鹿(くろく)ざんざか踊り/兵庫県
[県指定無形民俗文化財]背中に2羽の鳩を描いた紺色の筒袖に身を包んだ、大人8人、子ども6人、歌い手4人、進行役1人の合計19名が短冊を花 輪にした「大幣」、軍配扇、棒や締め太鼓などを用いながら行う踊り。「ザンザカザカザカ、ザンザカザットー」の掛け声とともに踊る。当日は公民館 から出発し、計6ヶ所で踊りを行いつつ、日枝神社に到着すると、子ども踊り、大人踊りの順に踊りを行う。ざんざか踊りは但馬地方の九鹿・大杉・若杉・寺内・久谷の5ヶ所で伝承されているが、この九鹿の踊りが最も古いのではないかといわれている。
場所九鹿日枝神社 兵庫県養父市八鹿町九鹿日枝神社
お問い合わせやぶ市観光協会 079-664-1555
毎年10月20日 椰(なぎ)八幡継ぎ獅子/兵庫県
[県指定無形民俗文化財]室町時代から数百年の伝統を持つ神事獅子舞で、16ある氏子の地区が順番に交代で奉納する。この獅子舞は2人の獅子使いが獅子頭にユタンという胴衣をつけたものを被って、花笠、綾、ささら、ぼたんの花、扇、薙刀、斧などを持った子役とともに、笛、太鼓、拍子木などの囃しに合わせて、種々の所作表現をしながら舞うというもの。特に「継(つぎ)獅子」では獅子も子ども人の肩に乗ってアクロバットに舞い、見どころとされる。
場所・お問い合わせ梛八幡神社 兵庫県たつの市神岡町沢田38
0791-65-1666
毎年10月22日 鞍馬の火まつり/京都府
平安時代より伝わる、国内でも屈指の火祭り。夕方から全町民がそれぞれ年齢に見合った大中小の松明を担いで村を練り歩き鞍馬寺まで目指すというもの。鞍馬寺山門周辺はかがり火で燃えるように明るくなり、松明が集められて燃やされる中を神輿が由岐神社より出御してお旅所へ向かうという勇壮な行事。
場所由岐神社 京都市左京区鞍馬本町
 中国
毎年10月第1土曜 梶並神社当人祭/岡山県
[県指定重要無形民俗文化財]勝田町と奈義町にまたがる梶並地区の鎮守の祭り。サカキの葉を口にくわえた当人様(生き神様)が、囃子の先導で神社に向かう。参道道中では参拝者がひれ伏し、それを当人様がまたいで行くのが特徴で、またがれた者は無病息災のご利益があるとされている。
場所梶並神社 岡山県美作市梶並123
0868-77-2012
毎年10月28日 花籠祭/鳥取県
[県指定無形民俗文化財]八頭郡内の約20カ所でそれぞれ趣向をこらした花籠を、化粧した裸の若者がマワシを締めて背負い、素足で神社に奉納するという古式の行事。当日は同じく文化財の麒麟獅子舞も奉納され、にぎやかな祭りになる。祭りが終わると、花籠の花枝は各氏子が持ち帰って家の屋根にさし、火災や厄除けとして大事にする。
場所虫井神社 鳥取県智頭町芦津
0858-75-3824
毎年10月第3日曜 加茂大祭/岡山県
[県指定重要無形民俗文化財]京都の加茂祭にならい、町内の近郷八社の神輿が深夜各社を出発し、明け方加茂総社宮に参集して終日神遊びをするというもので、寄宮祭という珍しい形式。各神輿の前で15時ごろまで、獅子舞・棒使い・なぎなた使いなどが演じられる。
場所加茂総社宮 岡山県加賀郡吉備中央町加茂市場
お問い合わせ吉備中央町教育委員会 0866-56-9191
毎年10月第3土・日曜 阿智神社の秋祭り(素隠居)/岡山県
300年の歴史を持つ倉敷市民の秋祭り。神輿の御神幸に、獅子舞や素隠居(すいんきょ)といわれる翁と姥の面をつけた先触れが出て町を練り歩くのが特徴で、素隠居に団扇で頭をはたいてもらうと、一年無病息災で過ごせるといわれている。17日夜は境内で舞や雅楽、太鼓の演奏が奉納され、18日は御神幸行列の他に布団太鼓を載せた『千載楽』という神輿なども各所で見られる。
場所阿智神社 岡山県倉敷市本町12-1
086-425-4898
毎年10月第4日曜 吉川八幡当番祭/岡山県
[県指定無形民俗文化財]県下3大祭りの1つ。祭りの期間が約1か月続く祭礼。神社を中心に南北の地区それぞれから選ばれた白装束の当番が、裃を身につけた供人とともに参集し神としての生活を行う。また当番を出した地区の人々によって神が降臨する神聖な祠を表す「ハクケ」と呼ばれる工作物が立てられ、その前で様々な神事が執り行われる。26日の本祭りには祭典・御神幸のあと、当番と警護役がそれぞれお旅所から神社まで走りくらべを行い、勝敗を争って祭りの終わりを告げる。
場所吉川八幡宮 岡山県加賀郡吉備中央町吉川3932
お問い合わせ吉備中央町協働推進課 0866-54-1301
毎年10月第4日曜 疫神社秋祭・御霊社秋祭(唐子踊・太刀踊)/岡山県
双方とも古くから海に開かれ、異国文化の影響を受けてきた牛窓の地で行われる芸能。唐子踊は男児2名が朝鮮半島や大陸の影響を色濃く受けている衣装や身振り手ぶり、歌の文句で踊り(疫神社)、太刀踊は男児5名が鼓・太鼓・打鐘と青年の歌に合わせて長刀と太刀で踊るともの(御霊社)。
場所疫神社・御霊社 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓
 四国
毎年10月15-16日 西条まつり/愛媛県
江戸時代から続く、県下3大まつりの1つ。西条まつりは五穀豊穣を感謝する神事で、伊曽乃(いその)神社、嘉母(かも)神社、石岡(いわおか)神 社、飯積(いいづみ)神社の4つの神社の例祭の総称。豪華絢爛で壮麗な屋台形のだんじりや神輿、太鼓台100余が渡御行列を壮大に行う。16日の夕方、鉦・太鼓の囃子に合わせ、加茂川堤に集まってもみ合いながら川の中を渡って還御する。
場所伊曽乃神社 愛媛県西条市中野甲1649
お問い合わせ西条市役所 観光物産課 0897-52-1446
毎年10月18日 八幡浜みなとまつり/愛媛県
市内八幡神社の祭りを中心にして市を挙げてにぎわう。「てやてや音頭」の競演大会、五ツ鹿踊り、唐獅子、深紅の布張りに鬼面をつけ、数十人の若者によって担がれる5m余りの巨大な牛鬼なども繰り出す。
場所八幡浜市市内一円
お問い合わせ八幡浜みなと祭協賛会 0894-22-3411
0895-22-1276
毎年10月29日 宇和津彦神社秋まつり/愛媛県
深紅の布張りに鬼面をつけ、数十人の若者によって担がれる5m余りの巨大な牛鬼や、初代藩主秀宗と共に仙台より伝わり独自の進化を遂げた宇和島八つ鹿踊り、四つ太鼓、荒獅子など各町々独特の芸能が悪霊払いをしながら市中の家々を回り歩くというもの。
場所・お問い合わせ宇和津彦神社 愛媛県宇和島市野川新13
0895-22-1276
 九州
毎年10月1-3日 宗像大社みあれ祭(田島放生会・海上神幸祭)/福岡県
海上安全・豊漁祈願の大祭。この「みあれ祭」は田島の辺津宮(宗像大社)で宗像三女神が一同に会して秋季大祭を行うために、辺津宮に祀られている三女の市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が沖の島にある沖津宮に祀られている長女の田心姫神(たごりひめのかみ)と筑前大島の中津宮に祀られている次女の湍津姫神(たぎつひめのかみ)のご神体を乗せ、満船飾りを施された2隻の御座船を出迎えるというもの。その際、漁船数百隻が大漁旗を立ててそれに供奉するため、非常に勇壮で華やかな行事として港は多くの見物客でにぎわう。2日日・3日は流鏑馬や翁舞が行われる。
場所・お問い合わせ宗像大社 福岡県宗像市田島2331
0940-62-1311
毎年10月7-9日 長崎おくんち/長崎県
[国指定重要無形民俗文化財]「くんち」は、お宮日・お供日・お九日とも書いて「祭りの日」の意味。7日は各町の傘鉾を先頭にそれぞれ趣向をこらした踊りがあり、そのあと3台の神輿が本殿を出て200段の石段を一気に駆け下りる。8日は異国情緒溢れる壮大な竜踊りが奉納され、9日にはまた3台の神輿が市中を練ったあと、諏訪の長坂を一気に駆け上って祭りは終わる。竜踊りは江戸時代のころ、唐人屋敷の唐人から中国伝統の龍踊を伝授され、奏楽の楽器も譲り受けたというもので、その後現在のような日本独自の形式に進化したといわれている。
場所・お問い合わせ諏訪神社 長崎県長崎市上西山町18-15
095-824-0445
毎年10月14日 ケベス祭り/大分県
夕方からの神事のあと、奇怪なケベス面をつけた若者が赤々と燃える火に突進するが、火を守る白装束のトウバ10名に阻まれ、火の粉を舞い上げながら何度ももみ合う。最後は燃え盛る炎の中に突入し、持っている棒で火をかき回して祭りが終わる。祭りの起源やケベスの語源なども不明とされる、謎に満ちた行事。
場所岩倉社 大分県国東市国見町櫛来
お問い合わせ国東市観光課 0978-72-5168
092-291-2951
毎年10月14-15日 竹ん芸/長崎県
[国選択無形民俗文化財]竹の上で芸をするため、この名が付けられた。約10mの竹を2本立て、一方には横木をつけ(女竹)、一方には横木をつけない (男竹)。白装束に男狐・女狐の面をつけた2人の若者が竹の上で曲芸をするというもの。若宮神社の御神徳をよろこんで裏の竹藪で狐が遊ぶ姿を模したもので、 中国伝来の羅漢踊りを起源とするとされる。
場所・お問い合わせ若宮稲荷神社 長崎県長崎市伊良林2-10-2
095-822-5270
毎年10月18-19日 白鬚神社の田楽/佐賀県
[国指定無形民俗文化財]猿田彦命を祭神とする古社で奉納される芸能。造花をつけた棒と扇を持った「はなかため」1名、立烏帽子を被り小鼓と扇を持った「すってんてん」1名、華やかな花笠を被り女装をした「ささらつき」4名。太鼓を腰に吊して背に木刀を負った「かけうち」2名と笛7名のによって構成され、笛以外は子どもによって行われるため「稚児田楽」とも呼ばれる。
場所・お問い合わせ白鬚神社 佐賀市久保泉町大字川久保3466
0952-98-0164
毎年10月中旬 伊万里トンテントン/佐賀県
日本三大けんか祭りの1つとされる勇壮で荒々しい行事。室町時代から続く祭りで、荒神輿と団車をトンテントンの太鼓の音を合図に激しくぶつけ合うというもの。※事情により現在は形式的な奉納合戦となっている。
場所・お問い合わせ伊萬里神社 佐賀県伊万里市立花町83
0955-23-2093
毎年10月20日前後の日曜 四阿屋(あずまや)神社の御田舞/佐賀県
[県重要無形民俗文化財]御田舞は、田づくりの所作を芸能化した豊作祈願の舞。田に見立てた仮設の舞台で、木鍬を持った田打、力強い種蒔、優雅に舞う代踏、早乙女姿の田童、勇壮な鬼舞など、男性約30人余りが古式豊かな舞を演じる。以前は鳥栖市牛原町の四阿屋神社の春祭りに蔵上地区の氏子によって奉納されていたが、現在は秋祭りに蔵上町の老松神社で奉納されている。
場所老松神社 佐賀県鳥栖市蔵上町
お問い合わせ鳥栖市教育委員会生涯学習課文化財係 0942-85-3695
092-291-2951
毎年10月23-24日 博多おくんち/福岡県
櫛田神社は天平年間(729〜749)の創設と伝えられる古社で、博多どんたく・山笠などもここが中心になる。博多おくんちは1200年前から伝わる行事とされ、牛車に曳かれた神輿を先頭にして、古式装束を纏った稚児行列・武者行列が市中を行進する。
場所・お問い合わせ櫛田神社 博多区上川端町1-41
092-291-2951

11月カレンダー

 東北
毎年11月1-3日 秋の藤原まつり/岩手県
5月の春の藤原まつりに次ぐもの。1日は奥州藤原氏の追善法要で稚児・詠歌衆・僧衆による行列が行われ、2日は菊供養会。3日は中尊寺境内にある草葺き屋根の能楽堂で「中尊寺能」が舞われるほか、毛越寺の浄土庭園では「田楽踊」「路舞(ろまい)」「祝詞(のっと)」「老女」「若女禰宜」「花折」「勅使舞」などからなる「延年の舞(国の重要無形民俗文化財)」が行われる。
場所・お問い合わせ中尊寺
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
0191-46-2211
場所・お問い合わせ毛越寺
岩手県平泉町字大沢58
0191-46-2331
毎年11月7日 保呂羽山霜月神楽/秋田県
[国の重要無形民俗文化財]当年の豊作を感謝し、翌年の豊穣を祈願して行われる湯立神楽。里宮になっている神主の家で巫女が舞の中で神託を受け、それを告げる託宣が行われる他、神前の湯釜から熱湯を湯ぼうきで参拝者にふりかけたり、神官がエビスになって魚を釣るなど、夜から翌朝まで夜を徹して三十三番の神事が行われる。波宇志別神社に縁のあるの神官が集まって神楽を行う「寄合神楽」と呼ばれるもので、その古式の形態を現在に残す貴重な祭事といわれている。
場所波宇志別神社里宮 秋田県横手市大森町八沢木字木ノ根坂200
お問い合わせ横手市教育委員会文化財保護課
0182-32-2403
毎年11月第2土曜 須賀川松明あかし/福島県
伊達政宗の攻撃で落城した須賀川城主二階堂氏をはじめ城と運命を共にした者の霊を弔ったのが起こりといわれるが、それと農業の収椶感謝祭が結びつき、400年以上続く火祭りとして伝えられている。当日は長さ10m、重さ3トンある大松明を町に担ぎ出して練り、夜に会場の五老山にて点火が行われる。
場所・お問い合わせ五老山(翠ヶ丘公園内) 福島県須賀川市愛宕山
0248-75-1111
 関東
毎年11月1日 筑波山神社秋の御座替祭/茨城県
古来より山岳信仰の厚い筑波山最大の祭り。男体山と女体山(祭神はそれぞれイザナギ、イザナミ)の本殿にある神衣を取り替え、神様の衣替えを行う。この時、春に農耕を見守るため中腹の拝殿に移した両祭神の神座を山頂に戻し、併せて避寒のために子神の神座を山頂から中腹の拝殿に移すと言われている(春は逆)。春期祭は4月1日。
場所・お問い合わせ
筑波山神社 茨城県つくば市筑波1
029-866-0502
毎年11月3日 白鷺の舞/東京都
白鷺を模した装束をまとった踊り子8名が、棒振りや武者、楽人、大傘など20数名と共に境内を笛や太鼓に合わせて自い羽を広げ舞い踊りながら一巡するというもの。京都八坂神社の祇園祭の「鷺舞(さぎまい)」をもとに、『浅草寺縁起』の遷座(せんざ)式に登場する「白鷺の舞」を再興したものといわれている。※毎年4月第2日曜日・5月三社祭・11月3日に行われる。
場所・お問い合わせ浅草寺 台東区浅草2-3-1
03-3842-0181
毎年11月3日 谷保天神庭燎祭(ていりょうさい)・おかがら火/東京都
天満宮の拝殿の前に積み重ねられた2基の神木に点火するというもの。その火にあたると病にかからないと言われている。また、当日うそ替え神事も行われる。
場所・お問い合わせ谷保天満宮 東京都国立市谷保5209
042-576-5123
毎年11月初旬 飯能まつり/埼玉県
11ヵ町それぞれの底抜け屋台が町内を巡り、ここそこで引き合わせが行われる。居囃子・獅子舞・民踊流しなども行われ、町内中がにぎやかさに包まれる。
場所飯能商工会議所周辺・飯能駅北口周辺
埼玉県飯能市
お問い合わせ飯能まつり協賛会事務局(飯能市観光・エコツーリズム推進課)042-973-2111
毎年11月19日 はだか祭り(盤台行事)/埼玉県
[県指定重要無形民俗文化財]16戸の氏子による伝承で、裸の16人が赤飯を入れた盤台をもみ上げもみ下げ、赤飯を四方八方にまき散らすという珍しい行事。それが身体にあたると安産や厄除になるとされ、その後赤飯は参拝者に配られる。
場所有氏神社 埼玉県神川町大字下阿久原34
お問い合わせ神川町観光協会 0495-77-0703
毎年11月23日 大串のささらばやし、大野のみろくばやし/茨城県
[国選択無形民俗文化財]「大串のささらばやし」、「大野のみろくばやし」は大串稲荷神社神幸祭にて無病息災・五穀豊穣を祈願して行われる。神幸祭は豊作感謝の行事で、神輿の渡御に近郷21村の氏子が大名行列の格式で参加する盛大なもの。「大串のささらばやし」は棒ささらと呼ばれる人形獅子舞で、囃子・唄の伴奏にあわせて雄獅子・雌獅子・子獅子の三頭の獅子人形が舞う。また同じく、黒烏帽子・白装束の、神々を表した3体の人形によって「大野のみろくばやし」も行われる。
場所・お問い合わせ大串稲荷神社 茨城県水戸市大串町2251
0292-69-2732
毎年11月23日 上戸の獅子舞/茨城県
[県指定無形民俗文化財]五殺豊穣を祈願して神前で奉納される獅子舞。舞は部落の嫡男によって伝承されている。巫女舞、天狗の道割、芝寄せ、雌獅子・中獅子・雄獅子の舞の後、ひょっとことおかめの掛け合いが行われる。
場所国神神社 茨城県潮来市上戸1551
お問い合わせ潮来市観光商工課 0299-63-1111
毎年11月23日 金谷の餅つき踊り/埼玉県
[県指定無形民俗文化財]若者たちが6人から8人1組になって臼を囲んで踊りながら、木遣りに合わせてならし・つぶし・ねり・曲つきなどを見せる。岩殿山に住む悪竜を退治した坂上田村麻呂に感謝して、喜びのあまり踊りながら「もち」をついてもてなしたのが始まりとされる。
場所氷川神社 埼玉県東松山市上野本520
お問い合わせ東松山市観光協会 0493-23-3344
毎年11月23日 高家神社例祭(包丁式)/千葉県
祭神は磐鹿六雁命といわれ、日本料理の神様として関係者の信仰が厚い社で行われる行事。烏帽子や直垂をまとい、庖丁とまな箸を用いて一切手を触れることなく、真鯛や真魚鰹(まながつお)などを調理する。日本料理の伝統技法を伝承する儀式として、多くの見物人が訪れる。
場所高家神社 千葉県南房総市千倉町南朝夷164
0470-44-5625
毎年11月23日 坂戸の大宮住吉神楽/埼玉県
[国選択・県指定無形民俗文化財]天徳3(959年)山川長慶という人が伝えたといわれる神楽。神話を題材にした、全部で22座の古式神楽が奉納される。コミカルな無言劇のようなシーンもあり、古い江戸里神楽の要素を伝えているといわれている。
場所大宮住吉神社 埼玉県坂戸市大字塚越254
049-283-1331
毎年11月23-24日 羽黒山梵天祭/栃木県
[県指定無形民俗文化財]五穀豊穣・無病息災を祈願して10数本の梵天(ぼんてん)を奉納する祭礼。羽黒山神社は標高458mの羽黒山上にあり、出羽の羽黒山神社の分霊を祀る社で修験道の道場となっている。この日は近郷近在の白足袋姿の若者たちが孟宗竹や真竹でできた15mほどの梵天を担ぎあげる。
場所・お問い合わせ羽黒山神社 栃木県宇都宮市今里町
028-674-3479
毎年11月下旬 小網どぶろく祭り/東京都
五穀豊穰に感謝して、その年にとれた新米をかもして作ったどぶろくを参拝者にふるまう他、国指定無形民俗文化財の里神楽の奉納が境内で行われる。現在の社殿は戦禍を免れて日本橋地区に残っている唯一の桧造り。
場所小網神社 東京都中央区日本橋小網町16-23
03-3668-1080
 中部
毎年11月2-3日 牛越神社人形三番叟/静岡県
[県指定無形民俗文化財]「人形三番叟」が2日18時と3日朝4時半から五穀豊穣・天下泰平を祈願して古式豊かに奉納される。
場所牛越神社 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須302
お問い合わせ西伊豆町観光協会宇久須観光案内所 0558-55-0412
毎年11月2-3日 佐波神社の式三番叟/静岡県
佐波神社の祭神は漁の神様の事代主命(ことしろぬしのみこと)。3人で1体の人形を遣う古式豊かな「式三番叟」が奉納される。使用する人形の頭は150年前のもの。もと猿楽師の大久保長安によって伝えられたとされる。
場所佐波神社 静岡県西伊豆町仁科1820
お問い合わせ西伊豆町観光協会堂ケ島観光案内所 0558-52-1268
毎年11月3日 吉田秋祭り/愛媛県
300年以上もの歴史を持つ祭礼。早朝に神事相撲の奉納が行われた後、山車や神輿、宝多、七福神、四つ太鼓、仙台より伝わり宇和島の地で独自の進化を遂げた鹿踊りや深紅の布張りに鬼面をつけ、数十人の若者によって担がれる5m余りの巨大な牛鬼などによるお練り行列が行われる。
場所立間南山八幡神社 愛媛県北宇和郡吉田町立間
毎年11月7日 いどり祭り/石川県
「いどる」とは、いじめるという意味の方言。当夜、菅原神社で直径1m以上もの大きな鏡餅や小餅数十個を中心にして町内の当年の当番(今年餅を造った担当町内)と明年の当番(来年餅を造る担当町内)の氏子が2組に分かれ、明年の当番の氏子は餅にあれこれ難癖をつける。当年の当番側はあれこれと弁解し、最終的に神主がこれをなだめて仲裁に入るという珍しい行事。古風な新嘗祭りのひとつとされる。
場所菅原神社 石川県鳳珠郡能登町鵜川18-156
0768-67-1603
毎年11月10日 十日夜/長野県
田の神のよりどころであったカカシを家々に持ち帰って餅と大根を供え、神への感謝を表す行事。子どもたちはわら鉄砲を作って地面をたたきながら「とおかんや、とおかんや」とはやし、害虫を追い払う。県の北部や佐久地方で行われる。
場所諏訪神社 長野県佐久市上塚原諏訪神社
お問い合わせ佐久市観光協会 0267-62-3285
毎年11月第2土曜 参候祭(さんぞろ祭)/愛知県
[県指定無形民俗文化財]太鼓や笛に合わせて七福神が禰宜と面白い問答を行うが、その際「さんそうろう」と唱える事からこの祭りの名がついたと言われる。問答の後は湯立て神事を行うほか、七福神に続いて駒や獅子なども登場する。室町時代に始まったとされる歴史のある祭り。
場所津島神社 愛知県北設楽郡設楽町三都橋
お問い合わせ設楽町観光協会 0536-62-1000
毎年11月中旬〜 花祭り/愛知県
[国指定重要無形民俗文化財]天竜川流域に700年以上に渡り伝承されている祭礼で、湯立て神事を行う霜月神楽の系統とされているが、奥三河地域に伝わるこの花祭りは伊勢神楽や諏訪神楽の影響を受けたものとされ、約400年前より現在に近い形になったといわれている。
神社の庭にかまどを築き、湯立ての釜を中心に鬼舞や少年の舞などが悪霊退散、神人和合、五穀豊穣、無病息災を祈願して夜通し奉納される。毎年11月から翌年3月上旬にかけて、15ヶ所の地区で行われる。
以下は毎年11月に行われる地区。
小林地区
毎年11月第2土・日曜 午前7時~翌午前0時
小林諏訪神社(愛知県北設楽郡東栄町振草字小林仙登)
御園地区
毎年11月第2土・日曜 午後2時~翌正午
御園集会所(愛知県北設楽郡東栄町大字御園字坂場124-3)
東薗目地区
毎年11月第3日曜日 午前8時~午後11時
老人憩いの家 東薗目荘(愛知県北設楽郡東栄町大字東薗目字弓バ36)
月地区
毎年11月22-23日 午後2時~翌午後6時
月公民館(愛知県北設楽郡東栄町大字月字正広平1−2)
足込地区
毎年11月第4土・日曜 午後3時~翌午後3時
足込集会所(愛知県北設楽郡東栄町大字足込字橋場2-3)
坂宇場地区
毎年11月第4土・日曜 午後6時~翌午前7時
八幡神社(愛知県北設楽郡豊根村坂宇場字宮ノ嶋3)
河内地区
毎年11月最終土・日曜 午後6時~翌午前10時
河内長峯神社境内(愛知県北設楽郡東栄町大字三輪字下河内)
 近畿
毎年11月3日 裸祭り/兵庫県
熊野神仕は但馬国つくりの祖である大多牟坂(おおたむさか)王をまつった古社で、「今出の権現様」といわれて昔から周辺の村の氏神として尊崇されてきた。この日は氏子や参拝者の人たちが裸になり腰にさらしを巻いて「ヨイサ」「オイサ」の掛け声をかけながら、本殿と舞堂の間を足を踏み鳴らしながら駆け足で往復し、神宝奉還や御幣の奪い合いなどの神事に奉仕する。
場所・お問い合わせ熊野神社 兵庫県丹波市青垣町遠阪1645
0795-88-0674
毎年11月23日 伊勢神宮新嘗祭/三重県
当年の豊作を神様に感謝する収穫祭。宮中では、収穫されたばかりの新穀をささげて、天皇自ら食する祭儀が行われる。
場所・お問い合わせ伊勢神宮 三重県伊勢市宇治館町1
0596-24-1111
 中国
毎年11月初旬〜下旬(旧暦10月) 神在祭/島根県
出雲大社に全国八百万の神々を迎える一週間にわたる神事。一般に旧暦10月を神無月というが、この期間出雲の地では神在月とよばれる。
旧暦10月10日の夜、出雲大社の西の稲佐の浜において神迎神事が行われ、神々は龍蛇神の先導と多くの神官や信者に守られて大社本殿の東西に長く続く十九社へと迎えられる。神在祭の期間中、神々によって行われる「神議(かみはかり)」の会議に合わせて縁結大祭などの祭典が行われる。また28日の神等去出祭(からさでさい)では、神々の出雲からのお発ちの神事が行われる。
場所・お問い合わせ出雲大社 島根県出雲市大社町杵築東195
0853-53-3100
毎年11月1-3日 尾道ベッチャー祭/広島県
[市指定無形民俗文化財]江戸時代に尾道市内で流行した悪疫の退散祈願が由来の、一宮神社の祭礼の先払い行事。神輿の渡御に先立ち、「ベタ」、「ショーキー」、「ソバ」の面を付けた氏子たちと獅子が子どもたちを追い回すというもの。彼らが手にした「ささら」でたたかれると頭が良くなり、「祝棒」で突かれると子宝に恵まれるとし、また1年間の無病息災が約束されると言われている。子どもたちが「ベッチャー、ベッチャー」とはやしながら逃げることからこの名がある。
場所一宮神社 広島県尾道市東土堂町9-16
お問い合わせ尾道ベッチャー祭保存会 0848‐22-2320
毎年11月3日 新野まつり/岡山県
[県指定重要無形民俗文化財]八幡神社を中心にした旧6ヵ村5社の秋祭り。7台の神輿が稲塚野の御神事場に集まって五穀豊穣を祝い、神事を行う。獅子舞や神輿練りの後、神輿を前に8人の女児による浦安の舞の奉納が行われる。
場所新野地区山形神事場 岡山県津山市新野
お問い合わせ新勝北公民館 0868-36-2101
 四国
毎年10月30日、11月3日、11月23日 津野山神楽(三嶋神社秋まつり)/高知県
[国指定重要無形民俗文化財]三嶋神社は1000年以上の伝統を持つ津野山神楽伝承の社。五穀豊穣に感謝して行われるもので、「天の岩戸」「大蛮」など、計18節で構成される神楽が約8時間にわたって奉納される。町内の各神社でも、津野山神楽が10月下旬から11月下旬ごろまで奉納される。
場所
三嶋神社 高知県高岡郡梼原町川西路2196
神楽は町内各地で行われる秋祭りで奉納される。
10月30日 東区(梼原町)/三嶋神社
11月3日 越知面/河内白王神社、田野々/三嶋五社神社
11月23日 西区(竹の藪)/三嶋神社
お問い合わせ
梼原町教育委員会生涯学習課 0889-65-1350
毎年11月3日 四ツ白(よつしろ)の太刀踊り/高知県
[県指定無形民俗文化財]20数人の若者が2列の横隊で向かい合って真剣を抜いて勇壮に踊るというもので、300年以上もの歴史をもつ芸能。屋島を逃れた平家一族が安徳天皇を慰めるために踊ったのが始まりと言われている。
場所
仁井田神社 高知県高岡郡佐川町四ツ白
お問い合わせ
佐川町役場教育委員会 0889-22-1110
毎年11月18日 浅上王子宮秋祭り/高知県
[県の重要無形文化財]300年の伝統をもつ芸能。白装束に身を包んだ青年たちが棒を持って踊る捧おどりと、勇壮な獅子舞が奉納される。7代土佐藩主重臣の家臣たちが近隣の若者たちを集め、棒術を披露したのが始まりとされる。
場所
浅上王子宮 香南市香我美町山北
お問い合わせ
香南市観光協会 0887-56-5200
 九州
毎年11月1-3日 佐世保くんち/長崎県
1日は亀山八幡宮からお旅所まで、神輿や獅子、神馬に乗った宮司や稚児による御神幸行列「お下り」が行われる他、有志による奉納踊りが行われる。2日は松浦公園にて湯立て神事。3日は「お下り」と逆に亀山八幡宮ヘ向かう「お上り」が行われるが、行列の最後に大陸の影響を受けた「蛇踊り」が加わり、踊りを奉納しながらの道行きとなる。
場所・お問い合わせ亀山八幡宮 長崎県佐世保市八幡町3-3
0956-24-8983
毎年11月2-4日 唐津くんち/佐賀県
[国の重要無形民俗文化財]唐津を代表する壮観な秋祭り。鯛や獅子、武将などを象った絢爛豪華な14台の曵山が市中を練り回る。2日は宵山で行灯をつけた曳山が一斉に唐津神社前に集い、3日はお旅所までそれぞれ曳き込み、引き出しが行われる他、神社境内では雄獅子と雌獅子による獅子舞が奉納される。最終日の4日は曳き納めで、曳山展示場までの約8キロを最後の力を振り絞って巡幸する。
場所・お問い合わせ唐津神社 佐賀県唐津市南城内3-13
0955-72-2264
毎年11月初旬〜中旬(毎年旧暦9月~10月頃) 竹富島の種子取祭/沖縄県
[国指定重要無形民俗文化財]旧暦9月か10月の甲申(きのえさる)〜甲午(きのえうま)までの9日間、八重山諸島の竹富島にだけ伝承されている農耕儀礼。町の男女が斎戒沐浴して集まって神に祈り、「弥勒」「種子蒔狂言」などの村芝居や「棒術」「マミドーマ」「ジッチュ」などの踊りを奉納し、夜通し世乞い(ユークイ)を行う。豊年祭の一種で、種子の無事な発芽と豊作を祈願する。
場所沖縄県八重山郡竹富町字竹富
お問い合わせ竹富町観光協会 0980-82-5445
毎年11月19日 志式神社早魚(はやま)神事/福岡県
[県指定無形民俗文化財]はやま(早魚)神事は年占い(豊漁)の一種で、3人ずつ2組の青年が神前でタイを料理し神に供える早さを竸うというもの。夜神楽の中で「早魚舞」として行われる。
場所志式神社 福岡市東区大字奈多1238-2
毎年11月初旬〜下旬 八代妙見祭/熊本県
八代妙見宮は福島の相馬妙見、大阪の能勢妙見と並んで日本三大妙見のひとつに数えられる。祭礼では八代神社と塩屋八幡宮間を行き来する神輿の御神幸に獅子舞・亀蛇・飾り馬・花奴などが参加する神幸行列がみもの。亀蛇は行列の道化役で、畳四枚分ほどの大きさの亀と蛇が1体になった形をしており、妙見様はその背に乘って渡来したという言い伝えがある。
場所・お問い合わせ妙見宮 熊本県八代市妙見町405
0965-32-5350
毎年11月中旬〜2月上旬 高千穂の夜神楽/宮崎県
[国指定重要無形民俗文化財]五穀豊穣を祝い、岩戸神話を舞踊化した三十三番からなる神楽を各地区の「神楽宿」と呼ばれる民家や公民館で夜を徼して舞うというもの。毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、高千穂町の20の各集落で行われる。

12月カレンダー

 東北
毎年12月第1日曜 木幡幡祭りと羽山籠り/福島県
[国の重要無形民俗文化財]源頼義・義家父子が奥州討伐の際、木幡山の杉の木に積もった雪を白旗と見誤って敵が逃げ、源氏の勝ちとなった故事にならい、五反旗百数十旗をなびかせる豪壮な祭りとして続いている。
また祭りに初めて参加する少年は「権立(ごんだち)」と呼ばれ、成人儀式として山中にある羽山神社にて胎内くぐりを行う。
場所・お問い合わせ隠津島神社 福島県二本松市木幡治家49
0243-46-2869
毎年12月31日 男鹿のナマハゲ/秋田県
[国指定重要無形民俗文化財]各地区19時頃〜。鬼の面をつけ、蓑状の装束を身にまとった若者数人が出刃包丁を手に「親の言うこど聞がね子はいねが」「嫁は早起きするが」「怠け者はいねが」など大声で叫びながら家々を巡り、子どもや初嫁などの怠け心を戒める。ナマハゲは翌年の家族の無病息災や五穀豊穣をもたらす来方神として地域の人々に崇拝され、各家では丁重にもてなされる。※基本的に一般公開されているものではないため、見学希望の場合はなまはげ来訪予定の宿泊施設などを要確認。
場所秋田県男鹿市各地区
お問い合わせ男鹿観光協会 0185-24-4700
 関東
毎年12月初旬 提灯竿もみまつり/茨城県
横山町通りに電柱より高い竹の矢来を組んでこの先に提灯をつけ、それを支える若者たちが激しく揉みあいながらお互いの提灯の火を消し合うというもの。
場所古河駅西口おまつり特設会場 茨城県古河市本町2
お問い合わせ古河市観光協会 0280-91-1811
毎年12月1日 玉敷神社神楽/埼玉県
[国指定重要無形民俗文化財]かつて父子相伝で伝承されていた神楽で、素朴ではあるが演劇的な要素とユーモアもあり、江戸神楽の源流といわれている。2月1日、5月5日、7月15日にも行われる。
場所・お問い合わせ玉敷神社 埼玉県加須市騎西552-1
0480-73-6022
毎年12月2-3日 秩父夜祭り(秩父祭の屋台行事と神楽)/埼玉県
[国重要無形民俗文化財]秩父神社の女神と武甲山の男神が年1回出会う日を祝って、豪華絢爛な笠鉾二基と屋台山車4基が3日の夜にお旅所までお供をするというもの。急坂を巨大な山車が引き上げられるのが見もので、ダイナミックに打ち上げられる花火も手伝って大変な華麗さを見せる。また毎年当番の町内が異なる屋台歌舞伎は屋台に張り出しを作りつけ、組み立てて行うという珍しいもの。
場所秩父神社 埼玉県秩父市番場町1-3
0494-22-0262
毎年12月8日 貫前神社の鹿占神事/群馬県
[県指定重要無形民俗文化財]貫前神社は創建1400年前といわれる古社。8日は鹿の肩甲骨を焼いた錐で貫き、その削れ方で地域の吉凶を占う鹿占神事が行われる他、11日には機織神事、12日には御戸開祭など古式の神事が行われる。
場所・お問い合わせ一之宮貫前神社 群馬県富岡市一ノ宮1535
0274-62-2009
毎年12月第3日曜 岩間の悪態まつり/茨城県
白装束に身を包んだ13人の天狗が13の祠を巡り、それぞれに供えたお供え物を参詣者が悪口を言い合いながら激しく奪い合った後、愛宕山頂にある愛宕神社に参拝に行くといった珍しくユニークな祭り。かつて領主が農民の日頃の鬱憤をはらすために始めたものと言われるが、その起源は定かではない。
場所愛宕神社 茨城県笠間市岩間町泉101
0299-45-5637
 中部
毎年11月中旬〜翌3月上旬 花祭り/愛知県
[国指定重要無形民俗文化財]天竜川流域に700年以上に渡り伝承されている祭礼で、湯立て神事を行う霜月神楽の系統とされているが、奥三河地域に伝わるこの花祭りは伊勢神楽や諏訪神楽の影響を受けたものとされ、約400年前より現在に近い形になったといわれている。
神社の庭にかまどを築き、湯立ての釜を中心に鬼舞や少年の舞などが悪霊退散、神人和合、五穀豊穣、無病息災を祈願して夜通し奉納される。毎年11月から翌年3月上旬にかけて、15ヶ所の地区で行われる。
以下は毎年12月に行われる地区。
中設楽地区
毎年12月第1土・日曜 午後1時~翌午前6時
中設楽花祭舞庭(中設楽生活改善センタ-前)(愛知県北設楽郡東栄町大字中設楽字中貝津12-3)
中在家地区
毎年12月第2日曜 午前8時~午後10時30分
老人憩いの家 明寿荘(愛知県北設楽郡東栄町大字奈根字中在家50)
毎年12月上旬〜中旬 霜月祭り/長野県
[国指定重要無形民俗文化財]南信州・遠山郷で行われる古式の湯立神楽。800年以上もの伝統をもつとされ、神社の舞庭で熱湯をたたえた湯釜を中心に祈祷を行ったり、数十種類もの面を身につけて八百万の神々に扮した村人たちが踊るというもの。煮え立った熱湯と素手ではね飛ばす「湯切り」の動作が特徴的で、その湯がかかると一年息災と言われている。穢れを祓い、厳冬によって衰えた生命力を再び蘇らせるための祭礼。日を違えて村の各地で行われる。
八日市場地区
毎年12月1日 正午~深夜12時
西暦偶数年:日月神社
西暦奇数年:中立稲荷神社
中郷地区
毎年12月第1土・日曜 午前11時~翌午前6時30分
正八幡宮
小道木地区
毎年12月第1日曜 午後1時~午後11時
熊野神社
木沢地区
毎年12月第2土・日曜 午後1時~深夜0時30分
正八幡神社
上町地区
毎年12月11日 午前11時~翌午前7時30分
正八幡宮
下栗地区
毎年12月13日 午前9時~翌午前3時
拾五社大明神
和田地区
毎年12月13日 12時30分~深夜0時
諏訪神社
程野地区
毎年12月14日 午前11時~翌午前6時
正八幡宮
毎年12月5日と2月9日 あえのこと/石川県
[国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産]夫婦二神の田の神を家に招き、もてなし、感謝を捧げる、能登町の各農家で行なわれている農耕儀礼。実際には姿は見えないが、あたかもそこに田の神が居るかのように話や世話をして諸々の動作をするもので、お供えする料理や動作は各家によって異なる。田の神は翌年2月9日のあえのこと(田の神送り)をするまで家の中で過ごし、越年する。
場所・お問い合わせ柳田植物公園内「合鹿庵」 石川県鳳珠郡能登町字上町ロ部1-1
0768-76-1680
※本来あえのことは各農家で非公開に行われるものだったが、無形文化財登録による観光客の来訪により、柳田植物公園内「合鹿庵」にて限定的に公開されるようになった。
毎年12月10-14日 大頭祭/長野県
[国の選択無形民俗文化財]400年以上の歴史を持つとされる、頭人(とうにん)が主催する新嘗祭。頭人は氏子から毎年5人選ばれ、その最上位を大頭ということから大頭祭の名がついたとされる。頭人は新米でついた餅を神前に供えるため、行列を作って斎ノ森神社を出発し、武水別神社まで練り歩く。帰り道では沿道の家々がたき火をして迎える。
場所・お問い合わせ武水別神社 長野県千曲市大字八幡3012
026-272-1144
毎年12月第2土曜 池ノ上裸まつり(みそぎまつり)/岐阜県
厄払いの神楽奉納の後、市内の長良川(忠節橋)の下流に神輿をかつぎ入れて、みそぎをする。
場所葛懸神社 岐阜市池ノ上町3-47
お問い合わせ葛みそぎ祭奉賛会
058-232-8770
毎年12月16日 秋葉神社大祭、防火祭/静岡県
火の神である火之迦具士神(ほのかぐつち)をまつる秋葉神社。火災や洪水、諸厄諸病の難を免れるため、三人の神職によってそれぞれ弓の舞・剣の舞・火の舞が行われる。
場所秋葉山本宮秋葉神社 静岡県浜松市天竜区春野町領家841
053-985-0111(上社)
053-985-0005(下社)
毎年12月16日 気多神社鵜まつり/石川県
[国の重要無形民俗文化財]気多大社で行われる、神前に放した鵜の動きによって翌年の吉凶を占うという珍しい神事。七尾市の鵜浦海岸で、小西家の2人が一子相伝の技法で鵜を生け捕り、それを受け取った鵜鳥部が2泊3日の徒歩による工程で神社まで運搬する。この時の鵜は「鵜様」と呼ばれ、道中の人々は賽銭をあげて拝む。最後は再び海浜で放すという珍しい神事。
場所・お問い合わせ気多大社 石川県羽咋市寺家町ク1-1
0767-22-0602
 近畿
毎年12月5日 敢國神社御祭(おんまつり)/三重県
敢國神社は伊賀国一の宮として崇敬の厚い社。この日は祭典の後、獅子神楽(県指定無形民俗文化財)が境内にて6演目行い、その後家々を巡回して五穀豊穣・家内安全を祈願する。獅子神楽は他に1月3日、4月17日にも行われる。
場所・お問い合わせ敢國神社 三重県伊賀市一之宮877
0595-23-3061
毎年12月第1日曜 ねんねこ祭/和歌山県
[県指定無形民俗文化財]安産や子どもの健やかな成長、五穀豊穣を祈る行事。ござとまくらと乳房形をした米袋を神前に供え、神職が「ねんねこ、ねんねこ」と歌う珍しいもの。祭りはお櫃を頭に乗せた御飯持の巫女を先頭にしてゆっくりと神前に向かう「日の出遥拝」と呼ばれるお練り行列から始まり、数々の神事や獅子舞が行われる。
場所木葉神社 和歌山県東牟婁郡串本町田原
お問い合わせ古座観光協会 0735-72-0645
毎年12月14日 やっさいほっさい/大阪府
夜に境内で燃やした焚き火をオキにしてくずし、平らにして、その上をはだしの男たちが渡るという行事。昔、戎神がこの地の浜に流れついたのを村人が助け上げ、火を焚いて体を温めたという故事に基づくといわれる。戎信仰と修験道が合わさった珍しい祭礼。
場所・お問い合わせ石津太神社 西区浜寺石津町中4-12-7
072-241-5640
毎年12月23日 枚岡神社注連縄掛神事/大阪府
[市指定無形民俗文化財]早朝、鳥居と社殿の間に新しくこしらえた大注連縄を掛け、その下で神官たちと氏子総代たちが「アッハッハ」と三度大声で笑い、神様とともに楽しむ。このあと生業の発展と氏子の繁栄を祈願して初穂を献納する。神恩に感謝する珍しい神事。
場所枚岡神社 大阪府東大阪市出雲井町7-16
072-981-4177
毎年12月24日 伊勢大神楽総舞/三重県
[国指定重要無形民俗文化財]伊勢大神楽は1年を通じて西日本を中心に各地を巡り、遠方に住んでいたり、様々な理由で伊勢参りが叶わない人々のために芸を行い、代わりに神宮札を配る旅の神楽集団。1年の終わり、毎年12月24日に伊勢大神楽の各講社が集結し、奉納の総舞を地元桑名の増田神社で行う。
場所・お問い合わせ増田神社 三重県桑名市太夫155
0594-23-2498
 中国
毎年12月3日 諸手船神事/島根県
「古事記」の国譲り神話に由来した神事。諸手船(巨大な丸太をくりぬいたもので、古代の形式)2槽に、8名ずつ白装束の漕ぎ手が乗って数々の神事の後に美保関港内を競漕し、途中でお互いに海水を浴びせあうというもの。
場所・お問い合わせ美保神社 島根県松江市美保関町美保関608
0852-73-0506
毎年12月第1日曜 お笑い講/山口県
鎌倉時代この地に21戸が入植した際に、神に豊作を祈願して始められたものとされる。神主のお祓いの後、21戸の講員が上座と下座に分かれて座り、向かい合った者同士が御幣を振って笑い合う。笑い声が小さかったり不真面目でいると何度もやり直しをさせられるという、非常にユニークな神事。
場所台道小俣地区のその年の当屋宅 山口県防府市大字台道小俣
お問い合わせ防府市観光協会電話 0835-25-2148
 四国
毎年11月18日 浅上王子宮秋祭り/高知県
[県の重要無形文化財]300年の伝統をもつ芸能。白装束に身を包んだ青年たちが棒を持って踊る捧おどりと、勇壮な獅子舞が奉納される。7代土佐藩主重臣の家臣たちが近隣の若者たちを集め、棒術を披露したのが始まりとされる。
場所
浅上王子宮 香南市香我美町山北
お問い合わせ
香南市観光協会 0887-56-5200
 九州
毎年12月2日 おしろい祭り/福岡県
400年の伝統を持つ、農民の素朴な豊年感謝祭。新米を粉にして水に溶かしたものをおしろいのように参拝者たちの顔に塗って五穀豊穣を祝うという大変珍しい神事。よく顔につくほど来年も農作だとされ、家に帰るまで顔を洗ったり落としてはならないとされる。
場所大山祗神社 福岡県朝倉市杷木大山527
お問い合わせ道の駅原鶴インフォメーションセンター 0946-62-0730
毎年12月の申の日 宇土甘酒まつり(山王まつり)/熊本県
起源は700年前に遡るといわれる祭礼。赤い着物に青い腰ひも、黄色い頬かむりの猿(神の使い)に扮した若者たちが神社に集まり、「ホーライ、ホーライ」という掛け声と共に甘酒徳利を奪い合う。徳利を勝ち取った猿に甘酒をかけてもらうと、次の1年が無病息災となると信じられている。
場所山王神社 熊本県宇土市花園町佐野
お問い合わせ宇土市役所商工観光係 0964-22-1111
毎年12月第1金・土・日曜 霜月祭(ひょうたん祭り)/大分県
鎌倉時代の祭り行事が古式そのままの形で受け継がれている貴重な祭礼。初日は祭りを取り仕切る「座元(百年に1度のみ各家に当番が回ってくる)」が、神様を迎え流鏑馬を執り行う「清者様」をお迎えする「清者迎え(しょうじゃむかえ)」や、座元の家に神様をお迎えする「降神の儀(こうしんのぎ)」が行われる。翌土曜日は清者様が神馬とともに禊をし、ハイライトの日曜には座元の家に祭りに参加する者が集まり「出立(でたて)の宴」を行った後、柴山八幡社より「ひょうたん様」を先頭に神馬や清者様、荷物持ちや獅子舞、神楽、神輿などが行列をなして村内を御仮所まで行進。御仮所では流鏑馬を行う。最後に座元の家に戻り、神様を還す「昇神の神事(しょうしんのしんじ)」を行い、一連の祭礼が終了する。
行列の間、頭に長ひょうたんを被った「ひょうたん様」が腰にさげた大ひょうたんからお神酒を見物人にふるまいながら、長さ1m以上もの大きなわらじを履いてゆっくりと練り歩く姿がユーモラスで、通称ひょうたん祭りと呼ばれるようになった。
場所柴山八幡社 大分県豊後大野市千歳町柴山
お問い合わせ豊後大野市千歳支所総務市民係 0974-37-2111
午年の12月中旬(旧暦11月15にちから4日間) イザイホー/沖縄県
12年に1度の午年に行われるもので、30歳以上の既婚女性が神女となるための就任儀礼。イザイホーが行われる久高島は琉球王国時代における聖域で、イザイホーの4日間で神の国・ニルヤカナヤからの来訪神を迎え、新しい神女を神々に認めてもらい、また神を送り出すという一連の儀式が行われる。次回は2026年。
場所沖縄県南城市久高島
毎年12月11日 湯布院甘酒まつり(かかあ天下まつり)/大分県
新米で甘酒や供え物を作り、五穀の豊作を神に感謝する祭り。女性はこの日だけ家事から解放され、一家の主人が膳の上げ下げなど給仕をして接待をすることから、別名かかあ天下まつりとも呼ばれる。
場所霧島神社(男能濃松神社) 大分県由布市湯布院町塚原
お問い合わせ商工観光課 0977-84-3111
毎年12月14-15日 米良神楽(銀鏡神楽)/宮崎県
[国指定重要無形民俗文化財]銀鏡(しろみ)神社はその背後に広がる龍房山が御神体の神社で、例大祭は毎年12月12~16日に行われる。その内14日の夕方から翌朝にかけて行われるのが米良神楽である。神楽三十三番には狩猟や焼畑農業、山岳信仰の特色を見ることができる。
場所銀鏡神社 宮崎県西都市大字銀鏡518
お問い合わせ西都市観光協会 0983-41-1557
毎年12月31日 甑島(こしきじま)のトシドン/鹿児島県
[国指定無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産]村の青年達がシュロの毛と天狗の面をつけてトシドン(鬼)に扮し家々を回って子供たちを驚かし、よい子になる約束をさせたり、特技を披露させて良いところを褒めたりする。下甑地区ではトシドンは天空や高い山から首の無い馬に乗ってやって来ると言われている。他に種子島西之表市でも行われる。
場所鹿児島県薩摩川内市下甑町手打・片野浦・青瀬・瀬々野浦の各地区
お問い合わせ男鹿観光協会 0185-24-4700